根無し草のつれづれ

日々の雑感をひたすら書き綴ったエッセイ・コラム。また引用部分を除き、無断掲載の一切を禁ず。

映画『陰日向に咲く』

2008-01-28 20:28:01 | エッセイ、コラム
原作:劇団ひとり、監督:平川雄一朗、主演:岡田准一、宮崎あおい、の映画『陰日向に咲く』を観て来ました。

ストーリーは説明が難しいので割愛します。
どこかが欠落した人間たちの群像劇です。

感想は一言で言ってしまえば、何か物足りない映画です。

劇団ひとりの原作は未読ですが、ひょっとしたら映画として一つの物語にするには非常に難しい小説ではなかったか、と感じました。

それぞれのキャラ設定は秀逸だし、設定自体も面白い、だから原作にとらわれ過ぎず、もうちょっと大胆に脚色してしまえば、もっと良くなった作品ではなかったでしょうか…。

ただ決して悪い映画ではありません。
平均点は取れています。

因みに西田敏行扮する「モーゼ」の演技は流石ベテラン俳優で「上手い」と感じるものであったし、宮崎あおいの一人二役は非常に安心して観られるものでした。

親不知抜歯手術 その4

2008-01-28 19:12:07 | エッセイ、コラム
本日、最後に一本だけ残っていた左下の真横に生えていた親不知を口腔外科にて抜歯手術をしてきました。

前回と同じく大半が歯茎の中に埋没していた為、麻酔後、歯茎を切開して親不知を露出させた後に幾つかのパーツに親不知を砕き、同時に顎の骨を軽く削る手術です。
手術時間は麻酔開始から患部縫合まで30分くらい。

今回は麻酔の効きがイマイチで手術中に軽い痛みが走る事も度々、しかし大人の男なので耐えました。
こうみえても私は九州男児です(笑)。

前回に比べてやや難しい状態だったようで、口腔外科医さんもやや手こずっていました。
局部麻酔による手術なので医師と助手のやり取りが否応なく聞こえてくるので、何となく手こずっている様子が分かってしまう訳です。

前回にはなかった鈍痛も手術中にはありました。
それは親不知がなかなか体から離れない事にも由来するようで、何回麻酔注射の追加をお願いしようと思った事か…。

しかし我が口腔外科医は優秀な方のようで手こずりつつも早く手術を終わらせるから大したものです。

とはいうものの口の中で長い事ドリルが唸りをあげて回り続けたり、器具で患部を弄(いじ)くられたりすると精神的なダメージは確実にあるようで、今回も終わった後にはグッタリでした。

という訳で我が体に一本だけ残った親不知は無事に抜けました。

後は腫れや痛みとの戦いです。