ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

健診の結果や

2009年02月10日 | その他
  

  健康のバロメーターで個人の「通知表」となる
健診の結果票がこのほど県健康づくり協会から届きました。
健診した数値が項目に書き込まれ、
従来のデーターよりさらに充実した感も。
票には今回値が薄く黄色でマークされ分かりやすくなり、
前々回値、前回値と過去2年の健診結果の項目も設けられています。

 気になる項目は「判定」の欄。
①「異常なし」②「要観察」③「要精密」の3つの判定法があり、
今回の検査で異常が認められない場合①
軽度の異常を認め今後も健診等で経過が必要な場合は②
異常を認め、医療機関を受診し医師の指導を要する場合は③

 その判定欄で「要観察」と認められたのは3項目ありました。
肥満度の判定法の一つBMIは体重÷身長÷身長(身長2乗)で計算され、
基準値18.5~24.9に対し、28.2と基準値より3以上で最初の要観察、
さらに腹囲は男性85cm未満に対し、91cmと6cmオーバー。
血液採取で判明した肝機能AST(GOT)/ALT(GPT)、
でも要観察の判定が出ました(うっ大丈夫か)。
 
 それ以外では要は認められず、正直ほっとしてます。
票の裏面には結果票の見方が記されています。
①腹囲チェックで要観察以外は、
健診結果の②血圧130mmhg以上(収縮期)、85mmhg以上(拡張期)
③脂質150mg/dl以上、HDLコレステロール40mg/dl未満
④血糖空腹時血糖110mg/dl以上、HbA1c5.5%以上
の②~④はいずれも基準内でクリアできました(よし、よし)。

 その結果、自分がメタボリックシンドローム
(内臓脂肪症候群)かどうかの判定は、
一応は「非該当」と出ました。
が、総合判定は3つの要が響いて「要観察」と。

 ところで肝機能のAST(GOT)/ALT(GPT)で要が出ましたが、
その検査方法は
>トランスアミナーゼ検査」を行います。
トランスアミナーゼはからだの蛋白質を構成するアミノ酸を造成する酵素で、
AST(GOT)/ALT(GPT)は、その酵素の種類。
血液に含まれており、採血した血液を化学的に分析し、検査します。
-とあります。

 そして、その結果で分かることは
 >肝臓や心臓に障害が起きて細胞が壊れると、
トランスアミナーゼが血液の中に流れ出す量が増えます。
そこで、血液中のトランスアミナーゼを測定することで、
肝炎や肝硬変、肝がんなどが推定できます。
-ときました。

  検査で見つかる病気に
 >AST(GOT)が増えた場合
・心筋梗塞・進行性筋ジストロフィーなど
AST(GOT)とALT(GPT)が増えた場合
・急性肝炎・慢性肝炎、脂肪肝、
・肝硬変、肝臓がん
 -と最終的にはここがポイントになります。

 何も知らずに「肝機能要観察か」、
で終わらせずに、その状態が体にどう影響するか、
調べられる時代になったことに感謝するとともに、
今度はその結果を元にどう向き合って「異常なし」まで
修正していくかが課題と言えます。
もちろん、調べることは誰にでもできるわけで、
健康な身体に戻す努力は・・・。

 言うは易し、ですが、
自分に再度言い聞かせながら、
「運動と食事」まず、できることからぼちぼちやってます。
(時々さぼってますが、その時は健診票をちらつかせなくちゃ)