ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

あまおう、売れてます

2009年02月06日 | 売店
   

  冬の果物になるかは分かりませんが、
今、市場を賑わす果物に「イチゴ」があります。
正直、地元生産地のイチゴしか知りませんでしたが、
生産地は多いうえ、種類も実に豊富。
4日付、朝日新聞のbe travel欄に「日本一のイチゴを丸かじり」
と題するアンケート調査が公表され、それを知りました。
調査法は同新聞の会員サービス「アスパラクラブ」のホームページで実施。
購読者を中心とする会員制のサイトでもありますので、
調査結果の信ぴょう性は高いと思ってます。



 それで、何故この結果が今回の話題になるかと言いますと、
調査結果で1位に輝いた「あまおう」これを取り上げたかったんですね。
回答総数1万人(複数回答)。
 
 それによると「食べたいイチゴ」は、
収穫量2位の福岡県「あまおう」が
収穫量で1位の栃木県「とちおとめ」を抑えてトップ-
という結果が出てました。

 「あまおう」?一体何者じゃ、とは最近まで。
今年初めての入荷は二週間くらい前でしたかね、
パックを手にとって「こりゃでかい」と売店の担当Y課長に聞くと、
「これが今市場で話題のイチゴなんですよ」
「でも、一般にこの価格では店頭に並びませんね」
とさりげなく答えていました。
1パック、5、6個入りで798円位でしたか、その頃は。
「えっ」と庶民には手の届かない果物と思っていましたし、
正直そんなに人気あるものとは知りませんでした。

 ところがこのアスパラのアンケートで唖然。へぇ~っ。
「それがうち(売店)にあるんだ」
しかも他の店頭より「安い」ときた。

 ネーミングの「あまおう」は
あ=赤い/ま=丸い/お=大きい/う=うまい



be travel記事によると
>鮮度が一番。産地で食べたい(50代女性)
イチゴ狩りで食べた味が忘れられない(30代女性)
「フルーツの王様」(50代女性)
通常のイチゴはヘタより先が膨らんで、
その後はすっと細くなりヘタを下にすれば三角錐に近い。

 しかし、この王者は扇形に開くものもあって、
従来の型にこだわらず「伸び伸び」育った感もあります。
 
 約6年かけ品種改良に成功したこの王者。
開発に手がけた福岡県農業総合試験場によると
まず「色」にこだわり、これまで生産した「とよのか」より
「つやのあるイチゴ」を目指したといいます。
その結果、とよのか以上の糖度と酸味がある
バランスのとれた高品種に仕上がったといいます。



 素晴らしい。
そして、同県はブランド化確立のため、
あまおうの栽培を県内の生産者に限っているそうです。
なるほど。

 と、あまおうの宣伝はここまで。
他県の品でもありますので、これでは「地産地消にならない」
とお叱りを受けそうで。
いやいや、本県産の尾鈴イチゴも年末に比べ数段安くなって人気ですよ。

 インフルエンザが治り、4日ぶりに学校に行き始めた
次男への快気祝いということで、庶民的な価格にまで下がってきた
当社のあまおうを買ってプレゼントしました(598円で販売)。
「僕は牛乳に砂糖を混ぜ潰して食べる」とききませんが、
「軽く水洗いして、そのままほおばる方が美味いらしいよ」
との親のアドバイスも聞かず、そこは彼流に。
私も1個いただきました。まず、がぶっとひとかじり、
瑞々しく甘い。中の色も赤々して熟した感じ。「美味いワ」。


 ちなみに東京都内のスーパーで1パック700円前後。
大粒の贈答用は別格、日本橋千疋屋総本店では
12粒入り特選あまおう(約450㌘)が
5,250円で売られているとか、1粒400円以上也。

 アスパラアンケートの10傑は
①あまおう(福岡)5103人②とちおとめ(栃木)4557人
③とよのか(山口)2707人④紅ほっぺ(静岡)1709人
⑤女峰(香川)1649人⑥章姫(あきひめ・静岡)1111人
⑦あすかルビー(奈良)1012人⑧ももいちご(徳島)892人
⑨あまおとめ(愛媛)797人⑩さちのか(長崎)786人

 ※写真は赤く大きい粒が「あまおう」
  周囲はさがほのか、おすずいちごなど