ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

また来年もトヨタナイン

2008年03月07日 | トヨタ硬式野球部

今日のブログもまた、トヨタの話。何せ1週間の滞在でしかなく、今しかトヨタのこと触れる時期もありませんので、どうかご了承下さい。8日に延岡を離れますが、7日はオープン戦を宮崎市内のアイビースタジアムで行い(対中央大)、その足で延岡に帰ってきます。残念ながら現地から帰ってくる時間が遅いだろうと予測され、7日は入館できないとのスケジュール。従ってお風呂の利用は6日まででした。4日(火)から始まり、5日(水)6日(木)の3日連続で今期のヘルストピアの利用は終了したことになります。沖縄、延岡と続いたスプリングキャンプも打ち上げの段階。福田康一新主将はさて、このキャンプでどれだけの得点を付けることができたのでしょうか。

 延岡滞在中は宿泊先のホテルMがバス2台をトヨタ専用車に充て、移動するたびにこの2台がMと球場の往復、途中にヘルストピアに立ち寄ってお風呂というのが日課となってました。バスの運転手は球場で待機し、ほぼ拘束状態。「基本的には送りが済んだら帰って良いとの指示でしたが、その間に数人がホテルに帰ったりすることもありましたので、彼らの行くところ必ずバス待機でしたよ」と運転手の一人。その徹底ぶりは、もちろんキャンプ費用の全てでまかなわれていたでしょうけど、ヘルストピアと同様に延岡でのおもてなし、そのおもてなしの心をも育んだサービス精神にも現れていたようにも思えます。

 しかし、もてなしの気持ちが整ってましても肝心な周囲の環境が整っていなければ、せっかくの人的サービスも台無しです。それが5日にはっきり現れました。今やトヨタは社会人野球チームの中で最も注目されているチームであります。ということは、当然どこの社会人チームも練習試合や交流試合等でトヨタと対戦したいわけです。5日は、熊本からホンダ熊本がオープン戦のため延岡入りする予定でした。が、Mの運転手によりますと熊本から宮崎に来る途中に路面凍結、もしくは雪で来れなくなり、中止となったということでした。トヨタナインもキャンプの成果を楽しみにしてました。


 そうです、交通アクセスなんです。宮崎、熊本間は九州のへそ辺り。九州山地の一部にあたり、九州では一番雪が降るところでもあります。その辺りをこの時期に通る時は雪や凍結に注意する必要があるわけです。九州横断自動車道延岡線。熊本県上益城郡御船町を起点とし、宮崎県延岡市に至る予定の延長約95kmの国土開発幹線自動車道(国幹道)の同路線の早期完成、今やこの自動車道は県民でも特に県北民の悲願でもあります。完成が待たれるところです。そういえば今、東国原知事らが道路特定財源をカットしないよう、頑張って財源確保のために東奔西走していますね。

 陸の孤島・延岡。島根でしたか鳥取でしたか、高速の不毛地帯。そこも同じように陸の孤島と皮肉られてます。運動施設や立派な選手が活躍するこの延岡に簡単に足を踏み入れられない理由とは、そうです、交通手段に問題があるわけです。宮崎までの移動に片道2時間半かかります。往復だと5時間です。移動のため練習時間は削減されるは、移動の間にもトラブルにも巻き込まれかねません。5時間もあればしっかりその間練習も出来るわけですよ。同じ県内なのに往復で5時間もかかるようでは・・・。

 キャンプ地の集中している所にターゲットが当たってしまうのも分かるような気もします。延岡が敬遠されてきた理由でもあるんですね。それだけに社会人日本一のチームが延岡でキャンプを張る、というのはインパクト十分ですよ。今年のように短期間でも良いです、キャンプ地として使っていただければ。ヘルストピアの利用がなくても構いません。とにかく延岡に来ていただければ、それで十分です。いや、訂正、キャンプに来たらやっぱりヘルストピアのお風呂に入って帰らなくちゃ。延岡に来た意味がありません。

 えへっ。手前味噌。