図書館はまったく本の倉庫で、先日はこんな本に出合う。
10月の古代史散策が、コースの下見掛になっていて、
歩きに重宝な住宅地図のコピーがとれる府立図書館に行く。
待つあいだ、棚をめぐっていたらこの本が目についた。
日本人が自らの心を問う座談で、メンバーが面白い。
五木寛之、田中優子、松岡正剛、門脇禎二、小松和彦
1990年のNHKTVトーク番組を1993年に本にした古いもので、
荒魂・和魂、小栗判官、八幡神、怨霊、吉備津、遠野物語などをはなしに、
古代の宴、タタリと祀りあげ、穢・けがれ、神仏習合などが語られる。
話が飛ぶのでついて行くのに大変ながら面白い。
TV収録を単行本化したもので、古番組の検索ができることをこの間に知る。
馬場町に行けば古いビデオが見れるかもしれない。