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前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

クラシカ・ジャパン

2009-10-23 18:34:43 | クラシック音楽
「クラシカ・ジャパン」という番組を
ご存知でしょうか。
クラシック音楽の専門番組です。

以前、スカパーで契約していました。
コンサート映像を観ながら曲を聴くのは
やはりいいものです。
クライバーやアーノンクールの指揮姿を
知ったのもこの番組でした。

残念ながら料金が高いので止めてしまいましたが。


ところで我が家では地域のケーブルテレビを
契約しています。
一番安いベーシックなパックでも
結構色々な番組を見られるのですが、
見られる番組が変わることがよくあります。
(局の契約の問題でしょうか)


今まで見られた番組が見られなくなるのは
まあ、しょうがないにしても、
「え、この番組見られるの?」
と後になってわかることもあり、
油断できません。

と思ってたら・・・油断してました。

冒頭の「クラシカ・ジャパン」が
10月だけ無料放送していたのです。
それを知ったのが19日です。
もう半分以上過ぎてます!


ハイドン先生の交響曲第52番を
放送していたのですぐ録画しました。

今月中にあと弦楽四重奏曲『騎士』と
ピアノ協奏曲も放送する予定のようで
とても楽しみです。

エルデーディ四重奏曲集

2009-10-22 12:24:28 | ハイドン先生の作品
エルデーディ四重奏曲集を聴き始めました。
6曲のうち

第75番ト長調
第76番ニ短調『五度』
第77番ハ長調『皇帝』
第78番変ロ長調『日の出』
第79番ニ長調『ラルゴ』
第80番変ホ長調

と4曲も名前がついています。


第76番ニ短調『五度』は
第1楽章の旋律冒頭の4音

ラ    ミ
   レ    ラ

に五度の下降があるためにつきました。
(ラからレ、ミからラに下がるところ)


でも普通に聴いていて、
音の跳躍が何度か?なんてわからないです。
ちょっと専門的というか変わった名前ですね。


この4つの音形は、楽章全体を通して
対位法的に出てきます。
ジュピター音形とは違いますが、
とても聴き応えのある楽章です。


第3楽章のメヌエットはカノンになっています。
カノンというと長調のイメージですが
ここでは短調で割と激しい旋律です。
しかもヴァイオリン2つとヴィオラ・チェロの
追っかけっこですのでちょっと異様な雰囲気です。

アポーニー四重奏曲集 つづき

2009-10-21 12:07:49 | ハイドン先生の作品
「アポーニー四重奏曲集」のつづきで
第72番ハ長調、第73番ヘ長調、
第74番ト短調の3曲を聴きました。

これで6曲全て聴いたことになります。


第74番は短調の上、
『騎士』という名前もついており、
ハイドン先生の弦楽四重奏曲の中でも
特に有名な曲です。

両端楽章は「騎士」を思わせる
勇壮で劇的な旋律が展開します。


どの曲ももちろん初めて聴いたのですが、
一聴した限りでは、他の長調の5曲の方が
私は楽しくて好きです。

6曲セットで演奏会用に作られてますが、
最初の5曲は割と似た雰囲気です。
(悪い意味ではなく統一感があるということ)
そこで最後に短調の劇的な曲を持ってきて、
締めくくったという感じですかね。


まあ、好みはどうあれ、
素晴らしい曲集であることは疑いないです。


気がつけば、弦楽四重奏曲も
残りわずかになってきました。