前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

MRI検査 初体験

2011-11-22 20:12:14 | そのほか
初めて、脳のMRI(磁気共鳴画像装置)検査をしました。

不惑も過ぎ、その上「一服ざる」の名のとおりの喫煙者なので、
少々脳疾患が心配だったもので。


貴金属類を全て外し検査着に着替えます。
処置室に入ると、まず金属探知機でチェック。
(エレキバンのようなものもダメとのこと)

装置に横たわると、大きな音がするからとヘッドホンを着けられ、
ヘルメットのようなシールド?で頭を軽く固定されます。
「気分が悪くなったら押してください」と緊急ブザーを持たされ、
カプセルのようなものの中に上半身が入っていって検査スタート。


音が大きいというのはテレビなどで見て知っていましたが、
何となく装置が動くときの「ギー、ガチャガチャ」という音が
喧しいのかと思っていました。

実際は「ピー」とか「ビービー」といった色々な警告音、防犯ブザーみたいな音です。
ヘッドホンをしていてもかなり大きな音です。
どうも検査時にやむを得ず発生してしまう音というよりも、
意図的に出している音としか思えないのですが・・・。

途中、「ビー、ビー」という警告音?11回、「カチ、カチ」というインターバル7回
という、素数同士のなんとも気持ち悪い時間がありました。


装置といい音といい、とても病気の検査機器とは思えません。
まさしく「SF的」です。

検査が終わったら、過去や未来に行っていたとか、
遥か宇宙の彼方、違う次元に飛ばされていた・・・というような感覚に囚われます。

装置の音が大きいのをカバーするせいでしょうか。
処置室にはBGMと呼ぶには大きすぎる音量でポップスがかかっていました。


まあ、あとは検査結果が良好ならばいいのですが・・・。


タバコ、やめようかな・・・

ラリー遠田 『この芸人を見よ!2』

2011-11-20 18:46:20 | 
心の振幅の幅はまだまだ大きく、最近はクラシック音楽が全く聴けませんでした。
N響は9月から新シーズンが始まりましたが、9月~11月の定期演奏会は、
結局全てキャンセルしました。

今はまだ、心の支えは「お笑い」です。
本当に悲しいときに笑えるのか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
思えば昔から精神的に辛いとき、その辛さを忘れさせてくれるのがお笑いでした。

浪人してもう後がない大学受験の際、緊張をほぐすため試験が始まるまで、
「とんねるずのオールナイトニッポン」を録音したテープをずっと聞いていまし、
社会人になって仕事や人間関係に悩んだ時も、好きなお笑い番組に救われました。


最近、テレビ朝日の深夜でくりぃむしちゅーの『ソフトくりぃむ』という番組が
始まりました。

くりぃむしちゅーの冠番組としては、以前にやっていた『くりぃむナントカ』を彷彿とさせる
「ゆるグダ感」満載で大いに期待しています。


そんなこんな?で
ラリー遠田さんの『この芸人を見よ!2』という本を買いました。
以前に書いた『この芸人を見よ!』の続編です。
「日刊サイゾー」で連載されたものなので、連載中に全て読んでいるのですが・・・。

一時のお笑いブームは終わり、「お笑いバブル」の中から登場したお笑い芸人の淘汰が
すでに始まっています。
世に出られる(テレビに出られる)数には限りがあるので、
ネタ番組がなくなれば、(ネタは面白いけれど)消えていく人達も多いでしょう。


今後、ラリー遠田さんの『この芸人を見よ!』シリーズは、もしかしたら
そいういったお笑い芸人たちの「芸の部分」を、リアルタイムに(且つ愛情をもって)評論した
貴重な記録となるのかもしれません。