前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

教会探訪【File.052】:カトリック豊島教会

2020-01-26 06:18:26 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆カトリック豊島教会(教会堂名:聖パトリック)
住所:東京都豊島区長崎(地下鉄有楽町線要町駅)
創立:1948年(現在の聖堂は1956年に献堂)



有楽町線要町駅と西武池袋線椎名町駅の中間、山手通り沿にありました。
なんというか「端正」なデザインですね。



聖堂内です。
天蓋のある本祭壇、コンクリート打放し、高い天井の立派な聖堂です。
【File.033】目黒教会と同じく、アントニン・レーモンド氏の設計。



左右の壁のステンドグラスです。
やはり目黒教会と同様、折れ板壁構造で、後ろから光が差し込んできます。



正方形の色ガラスが整然と並んでいますが、
一枚一枚微妙に色が違うのがアクセントになっています。



聖堂後方、入口上部のステンドグラスは丸と四角で。



祭壇上部です。この部分は塔屋になってます。



外から見た塔屋。



上部まで吹き抜けで、丸・四角のステンドグラスが嵌め込まれています。
訪問当日は生憎の曇り空でしたが、天気が良ければ、
さぞ美しい光が天上から差し込んでくるのではないでしょうか。



祭壇右にあるマリア像。
長崎の西坂公園にある「日本二十六聖人記念碑」と同じ、
舟越保武氏の作品です。



祭壇左のキリストの肖像と、アイルランドの保護聖人・聖パトリック像。



聖パトリックのステンドグラス。


目黒教会は「静謐・荘厳」という趣でしたが、豊島教会は華やかさも感じます。
どちらも60年以上前の建築ですが、本当に洗練された美しいデザインの教会です。
アントニン・レーモンド恐るべし!




猫の注意書きに出会うのは、
【File.019】麻布教会【File.047】静岡教会に続き3回目です。
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教会探訪【File.051】:横浜山手聖公会(日本聖公会)

2020-01-19 16:10:18 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆横浜山手聖公会(日本聖公会)
住所:神奈川県横浜市中区(みなとみらい線元町・中華街駅)
創立:1863年(現聖堂は1947年建立)




聖堂で横浜バロック室内合奏団主催のニューイヤーコンサートが
ありましたので行ってきました。

横浜山手聖公会はイギリス国教会の流れをくむ日本聖公会の教会です。

初期キリスト教が西方教会(ローマ・カトリック)と東方教会(ギリシャ正教)に分裂し、
さらに西方教会は宗教改革によってプロテスタントが分離して・・・という歴史は
複雑すぎて"にわか知識"ではとても説明できませんが、
聖公会はプロテスタント系になります。



建物北側にある磔刑像。



礼拝堂です。
内部で天井を支えるのは太い木の柱。
とても重厚でかつ美しかった。



長方形を積み重ねた"インジケーター"のようなステンドグラス。






壁は大谷石です。1945年の空襲により内部が焼失。1947年に再建されました。


コンサートは、メインがなんとバッハ大先生の「ゴルトベルク変奏曲」の弦楽三重奏版。
まさか全曲聴けるとは思いませんでした。

バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
バッハ:ゴルトベルク変奏曲(弦楽三重奏版)
デヴィエンヌ:ファゴット四重奏曲
パッヘルベル:カノン
バッハ:G線上のアリア

小笠原伸子(ヴァイオリン)
大河内涼子(ヴィオラ)
間瀬利雄(チェロ)
山上貴司(ファゴット)
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教会探訪【途中経過】

2020-01-17 00:09:50 | 教会など
前回で教会探訪のFile №も50となりました。

その中には、かなり前に旅行先で立ち寄った際に
何気なく写真を撮っていた教会などもありますが
長崎旅行もあり、ここまでは思っていたよりペースが速かったです。
(当初2桁だったナンバリングを途中で3桁に変えました)


内訳はというと、

 カトリックの教会・聖堂等:48
 プロテスタント系の教会:1
 正教会:1

となっています。まあ、カトリック教会を中心に
訪問しているので当然なのですが。


今のところ、目標?が二つあります。


◆その1
東京と千葉を管轄しているカトリック東京大司教区は
Wikipediaによると76の小教区に分かれています。

教会の数としては、併用されている所もあるので、
それより2、3少ないかもしれませんが、
それらを全て観て回りたいですね。

東京と千葉といっても、
大島教会(伊豆大島)なども含まれますので、
それなりに気合を入れないと行けないのですが。

※現在の訪問数は20箇所です。


◆その2
日本全国は16の教区に分かれているのですが、
それぞれの教区には、司教座聖堂(カテドラル)があります。
その16のカテドラル全ての訪問です。

北は札幌から南は沖縄までなので、
こちらは旅行がてら行くしかないです。

※現在の訪問数は、
 東京、長崎、名古屋、横浜、さいたまの5箇所です。


まあ、どちらの目標も、老後?の楽しみというか、
死ぬまでに達成できればいいかな、という感じです。



東京カテドラル<関口教会>



長崎カテドラル<浦上教会>



名古屋カテドラル<布池教会>



横浜カテドラル<山手教会>



さいたまカテドラル<浦和教会>
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教会探訪【File.050】:カトリック大宮教会

2020-01-12 20:08:48 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆カトリック大宮教会(教会堂名:聖パウロ)
住所:埼玉県さいたま市大宮区(JR京浜東北線大宮駅)
創立:1961年(聖堂は2003年に新築)



大宮駅から徒歩だと20分弱。遠かった。
聖堂、信徒会館が一体となっており、幼稚園も敷地内にあります。



聖堂内です。
天井は大勢の人が集う幕屋をイメージしているそうです。



装飾が全くないシンプルな祭壇です。まるで無印良品のよう。
十字架は創設当時のものです。
壁に掛けないで独立しているのは珍しいですね。



室内楽を演奏するコンサートホールみたいです。
音響、良さそうですね。



天窓にも十字架が。



聖堂右側のステンドグラスです。



近くの歩道橋から。
屋根はドーム状になっています。
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教会探訪【File.049】:カトリック浦和教会

2020-01-05 09:07:17 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆カトリック浦和教会(教会堂名:幼いイエスの聖テレジア)
住所:埼玉県さいたま市浦和区(JR京浜東北線浦和駅)
創立:1939年(聖堂は1940年)



カトリックさいたま教区の司教座聖堂(カテドラル)です。
幼稚園が併設されています。
近くに市役所などもあり、気を付けていないと見落としてしまいそうです。



聖堂内です。
あまり大きくはありませんが、コンクリートの壁、
左右からの光で、神々しい雰囲気です。



十字架と聖櫃です。



聖堂後方です。左側に入口があります。



ステンドグラスをアップで。



マリア像と、



聖堂名にもなっている聖テレジア像です。



道を挟んだお隣は、さいたま市役所です。
なんか、笑ってます。
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