前略、ハイドン先生

没後200年を迎えたハイドン先生にお便りしています。
皆様からのお便り、コメントもお待ちしています。
(一服ざる)

教会探訪【File.055】:カトリック横須賀大津教会

2020-02-24 00:05:20 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆カトリック横須賀大津教会(教会堂名:聖モニカ)
住所:神奈川県横須賀市大津町(京急大津駅)
創立:1951年(現在の聖堂は1986年に献堂)



外観はあまり教会っぽくない雰囲気ですね。



聖堂内です。
改めて写真で見ると非常にシンメトリカルな配置で美しい。



祭壇です。
木と石の組み合わせ。モダンだけど落ち着きがあります。



中世の大神学者、聖アウグスティヌスとその母、聖モニカ。



こちらはかつて併設されていた幼稚園の園児を記念したものだそうです。



聖母子と



イエス・キリスト。



外にあるマリア像。ライトアップされるみたいですね。



鐘楼。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教会探訪【File.054】:西船橋キリスト教会(日本長老教会)

2020-02-18 00:01:23 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内、礼拝堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆西船橋キリスト教会(日本長老教会)
住所:千葉県船橋市西船(JR西船橋駅)
創立:1970年



プロテスタント・長老派の教会です。



"礼拝堂"です。
牧師さんがいらっしゃったので中を拝見することができました。
シンプルですがとても綺麗ですね。



祭壇脇のステンドグラス、右側は稲穂、



左側は葡萄。
小さいですが、職人さん?の手による
結構しっかりとした作りのステンドグラスです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

教会探訪【File.053】:聖母訪問会三浦修道院

2020-02-15 00:01:18 | 教会など
都内近郊にある色々な教会を観て回っています。
旅行先でも観光地だけでなく、その地の教会を訪れたりしています。
それぞれに歴史と個性がありますね。

整理と備忘録を兼ねてアップしていこうと思います。

※聖堂内は「祈りの場」なので、信者の方々の邪魔にならないよう
 可能な場合のみ撮影しています。


◆三浦修道院
住所:神奈川県三浦市南下浦町(三浦海岸駅)
創立:2005年



三浦海岸近くの小高い丘にあるカトリックの修道院です。



建物は木造の日本家屋です。
十字架がなければ、古民家、民宿といった趣です。



木の廊下に部屋が幾つもあります。
この雰囲気、中学時代の林間学校とかを思い出しますね。



聖堂は畳敷きです。宮大工が建てたとのこと。



太り梁などの木材は、外国から輸入したそうです。



建屋内の一室ですが「鐘楼」とありました。
天井からぶら下がっているのは鈴のように見えますので
これで音を鳴らすのでしょう。


駅からは少し離れた場所にあり、あまり知られていないようです。
中を拝見できてラッキーでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたの功績を永遠に讃えます

2020-02-07 00:03:41 | クラシック音楽
「NAXOS(ナクソス)」というレーベルをご存知でしょうか。
クラシック音楽ファンには有名だと思いますが、
そうでない方は、そもそもレーベルなんてあまり気にしないですかね。

Wikipediaによると1987年設立とありますが
私が知ったのはその数年後だと思います。

衝撃でした。何ってその値段に。

当時は国内CDが、まだ1枚3,000円くらいしていました。
なので、クラシックファンはよく秋葉原にあった石丸電気・輸入盤専門店に
買いに行ってましたね。2~3割は安かったと思います。

そんな時代に1枚1,000円でしたので。


ただ、グラモフォン(Grammophon)、デッカ(Decca)、フィリップス(Philips)、EMI
といった有名レーベルでは見たことのない指揮者や演奏家、オーケストラでしたので
「安かろう、悪かろう」という感じで、最初は手が出し辛かったですが。

あと値段以外にも驚いた点があります。
それは、聴いたことのない作曲家や
有名な作曲家でもあまり知られていない作品を取り上げていたことです。

マイナーな曲(作曲家)など"チャレンジ"するのにはよかったですね。

でも、聴いていくうちに演奏自体も「悪くないぞ」と思うようになりました。
そもそもNAXOSのポリシーが「無名でも実力のある演奏家を起用する」
ということでしたので。


そんなNAXOSの演奏家の中でも、もっとも名声を博した一人が
指揮者のゲオルク・ティントナーではないでしょうか。
ブルックナーの交響曲全集録音に起用されNAXOSデビューしたのは70歳代後半でした。
(初めてのファン・レターは日本人の学生からだったそうです)

私はその頃、クラシック鑑賞サークルに入っていたのですが、
友人らと「ティントナーのブルックナー、結構よくないか?」と語り合った記憶があります。


ブルックナーの交響曲は曲によっては何度も改訂を行ったために
同じ曲でも校訂者の違いにより複数の「版」があります。

当初は、それぞれの曲の全ての版を網羅するという壮大な企画でしたが、
すでに病気(悪性黒色腫)に冒されれていたティントナーは
交響曲全11曲を一種類ずつ録音し終えたところで、自ら命を絶ちました。
(第1番~第9番と、習作の第00番、"無価値"とした第0番)


のちにNAXOSから出たブルックナー交響曲全集の帯には
次のような言葉が書かれています。


「天国のゲオルク・ティントナー様、あなたの功績を永遠に讃えます」


このような賛辞を贈られた演奏家を私は他に知りません。
そして彼の功績はこの讃辞に相応しいと思います。
世界中の多くのブルックナーファンも同じ気持ちだと思います。




「MOSTLY CLASSIC」でブルックナー特集を読んだせいか、
私的にブチ・ブルックナー・ブームがきてます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MOSTLY CLASSIC 2020年3月号

2020-02-01 00:09:07 | 
雑誌「MOSTLY CLASSIC 2020年3月号」
【シンフォニスト(交響曲作曲家)の時代 ブルックナー】
を買いました。



学生時代は「レコード芸術」や「音楽の友」といった
クラシック専門雑誌をよく買っていましたが、最近はとんとご無沙汰でした。

何気なく立ち寄った本屋さんで、こんな特集を見てしまうとつい手が出てしまいます。
とりわけ熱心なブルックナー・ファンというわけではありませんが、
曲だけでなく、その人自身を知りたいと思わせる作曲家です。


そういえば、最初に買ったCDはブルックナーの第7番か第3番だったと思います。


交響曲第7番ホ長調
カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
(写真は後に出たドイツ・レクイエムとのカップリング盤)
すでにLPで持っていましたが買い直したもの。



交響曲第3番ニ短調
エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団
衝撃の「第1稿」世界初録音!当時、凄い話題でしたね。


熱心なカトリック信者で、教会のオルガニストだったあたりは、
セザール・フランクと共通するところでもあります。

評論家の解説によると、
彼の交響曲にはオルガン奏者としての影響が多くみられるそうです。
管弦楽全体を休止させる「ブルックナー休止」や
オーケストラ全体が同じ旋律を奏でる「ブルックナー・ユニゾン」、
同じ音型を音の高さを変えながら繰り返す「ブルックナー・ゼクエンツ」など。


さらに今回買った「MOSTLY CLASSIC」には、
ブルックナーの交響曲は宗教音楽だったのでは、との解説が載っていました。

ミサ曲(宗教音楽)は教会以外では演奏されず、
また交響曲(世俗音楽)が教会で演奏されることもあり得ない時代に作られた、
劇場で演奏される宗教音楽、教会内で演奏されてもおかしくない世俗音楽。

う~ん、なるほど~。これがブルックナーの交響曲の神髄かも。


ところで、ブルックナーという人物、
どうしても"冴えない田舎者"というイメージがあります。
("田舎の分校の校長先生"とは誰の言葉だったか・・・)
若い女性に求婚しては振られ、生涯独身だったとか。

失礼ながら、放浪の画家、山下清画伯(いわゆる裸の大将)や、
"たまのランニング"ことミュージシャンの石川浩司さんを思い出させます。


アントン・ブルックナー



"たまのランニング"こと石川浩司さん
ちなみに石川さんはドラマで山下清役を演じたことがあるそう。

写真の風貌からの印象も大きいのですが、
そんな"人となり"と作品のギャップも、魅力の一つかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする