感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

日々の努力で手に入れられるのは自分だけの「1」

2014-09-13 23:59:59 | 林俊文の想い
朝夕が一段と冷え込んできた岡山、倉敷。

今日も大工さんたちは倉敷市児島の現場へ朝から出動。

倉敷の片隅にある小さな工務店の当社に工事を依頼してくれるお客さんがいる事は何よりありがたい事。

お客さんの期待に応えるべく懸命に取り組んだ一日。

そんな中、会社に引き篭もっていた私の今日のスケジュールは朝から岡山市東区のファース工法の資材を取り扱う備前アルミ建材さんへ「ファースの家」を見てみたいと言われるお客さんの案内に出かけます。

インターネットで見ても中々、詳しいことが掴みにくい「ファースの家」ですが、基本的には間取りや構造、仕上げなどには制限なし。ただし、家の快適性を作り出す性能の部分を売りにしているだけあってファース本部のホームページを確認しても解かりにくいかも知れません。

その為に一番、手っ取り早く理解してもらうのは現物を見るのが一番、私自身も現場で作業をする人間だけに「現物を見る」と言う事の意味は良く解かります。

備前アルミ建材の社長と私との拙い説明ではありましたが、色々と納得していただいたお客さんには感謝です。又、縁がつながるようであれば良いお付き合いをさせていただきたく思います。

さて、その後は備前アルミ建材のMさんに連れられて車庫の増築工事計画のあるお客さんたくを訪問しての現地調査。

今までは車が1台しか入らなかった車庫を2台分に広げるという計画ではありますが単純に広げるとなるとその分、何かを潰すことに・・・ご主人はお庭の一部を更地にして車庫を増築と言われるのですが、とても立派に作りこまれたお庭だけに少々気が引けるようでもありますが・・・

その想いに応えれるだけの工事計画を進めさせていただかせてもらいますので、どうぞ宜しく御願いします。

その後は岡山市北区まで移動して先日、瓦が落ちてしまうというハプニングのあったお客さん宅を訪問しての今後の計画を立てる打合せ。私自身も色々な提案を考えてはいたのですが・・・ご主人さんの意向もあり屋根瓦の葺き替えという方法を選択されました。

初期投資は修理や部分的な葺き替えに比べて高くはなりますが先20年、30年というスパンで考えた場合、最もベストな方法だと思います。

取り急ぎ30年、屋根のメンテナンスが必要のない工事提案を考えて参りますので少しだけお時間の猶予を御願いします。

其処から高速道路で玉島まで移動して、最近お付き合いをさせていただいている工務店の社長と一緒に住宅のリノベーション工事を計画されているお客さんたくを訪問。

今回は身内の方が島根県で設計事務所を営まれていると言う事で計画図面なども用意してくれていたのは本当にありがたい事。

先ずは日を改めて電気、水道の設備業者さんを加えて現地調査をさせてもらいお見積書の作成から行いますのでどうぞ宜しく御願いします。

その後はナミイタの張替えのお宅、スレートの修繕の倉庫と2~3案件の現地を確認しながら工務店の社長と一緒に移動する時間に様々な雑談、そうした中で其々が抱える理想の未来。

やらねば解からない事があり何かを見据え、苦労を重ね、努力を惜しまなかった時に手に入れられる「自分だけの1」と言うものを手に入れねば成らない時代だとこちらの社長の人間性に強く感じる事ができました。

最後に訪れたのは倉敷市真備町で住宅のリノベーション工事を計画されているお客さん、GW明け暗いから数回に渡り工事計画の変更、それに伴う工事価格などを提出させていただいてきました。

2社での相見積もりと言う条件の中ではありましたが、この社長の歩んできた道のりで得た人柄なのでしょう。

ありがたい事に工事依頼をいただけた事に後悔しないリノベーション工事になるべく努力させていただかねばと強く感じました。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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