感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

桜の花が咲く頃に・・・

2013-03-30 17:31:16 | 林俊文の想い
今日は当社は休日ですが、私は会社のデスクに座り事務仕事を進めています。

平日より少し寝坊も許される今日は折角なので、いつもより一時間ほど遅く起床。

寝起き早々に数日前から子どもたちから頼まれていた自転車と一輪車のパンクを修理した後に会社へ出社します。

今日の午後からの総社市での住宅増築に伴なう現地調査に必要な書類を揃えたりした後に協力業者さん数社の方との待合せ場所へ出発します。

今回は解体・外装・屋根・電気・水道と私を含めて6名での現地調査。

図面で見るだけより現地で細かく調べると専門業者さんたちから、それぞれ色々な提案なども生まれるのは増築・改修の醍醐味かもしれません。

先ずは精一杯、今回のご縁が生涯に渡るモノとなるように「暮らす人」と「つくり手」の絆の架け橋になる為の家づくりのコストを提示させていただきますので、しばらくのご猶予をお願い申し上げます。

その後は会社に戻り事務仕事の続きをしながらも、先ほど一区切りついた所で今日はそろそろ帰宅しようかと・・・

写真は今朝、子どもたちの自転車のパンクを直す時に私の自宅の庭に咲いた桜を撮影しました。

いつも朝から夜も日が暮れてからの帰宅になっていたので、この桜が咲いていることにすら気がつかない有様が情けなくも・・・

今から十数年前に妻との結婚の機会に植えた庭の桜の苗木も今では立派な花を咲かせているようです。

この桜の花が咲くと当時の頃が鮮明に思い出されるのは不思議な事でも・・・アレから十数年経った今も常に私を支えてくれる妻には感謝、感謝。

仕事に追われる私に変わり、四人の子供を育てながらもその事に何一つ文句や不平をいう事もなく家事に子育て、そして事務仕事の手伝いにと日々苦労をしてくれている妻。

そんな妻への恩返しにいつの日にか私の仕事も軌道に乗り、子育てにも手がかからなくなった時には「彼女とふたりで楽しめる」、そんな趣味を見つける事も私の夢のひとつでもあるようです。

その時には今より大きくなった、この桜の花がもっと綺麗に咲き誇るように見える筈だと・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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