感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

畳表も用途によって選ぶ事が大切

2013-03-02 21:43:01 | 施設改修・改装工事物語
「今週も乗り切った」・・・と言うのが「今」、自分が一番感じる正直な気持ち。1月末も同じような内容のブログを書いた気がしますが、2月末もひと月前を彷彿させる様な・・・

そんな私の週末の土曜日は倉敷~岡山を行ったり来たりの一日に成りました。

朝から予定されている倉敷市玉島での某企業さんのトイレ改修工事、今日は電気屋さんが照明器具の取付などの作業を行う予定に私も現場に立会います。

取り敢えず作業の方は終わり、そのまま会社に戻り昼食をすませたら午後からは昨日の夕方、畳の表替えの為に引き取りが行われた岡山市北区の某施設さんへ表替えの済んだ畳の納品に立会います。

今回は「介護畳」と呼ばれる特殊な畳表を使用。

写真が実際の「介護畳」なのですが、一見すると仏の畳に見えますが、実は素材は塩ビ系シートにタタミの柄を型押しした様な商品。

以前はい草の畳表だったのですが、多数の人が使う施設なだけに表面の痛みも早く、今回はこちらの「介護畳」と呼ばれる畳表を使用。

い草の畳表のような匂いはありませんが、水がこぼれても大丈夫ですし、柔道の畳にも使わる事が多いと言われるだけあって何より表面が強いので畳が痛まないのが長所ですね。

こちらの現場では約束の時間に、予定通りに替えられたタタミを持って現場へ到着、何の問題もなく無事にタタミの敷き込みも完了。

何でもないような「当たり前」の事を「当たり前」に納めてくれたタタミ屋さんに感謝ですね。

夕方からは備前アルミ建材の社長と共に現在、いつもお世話になっている設計事務所さんが計画している岡山市での住宅改築の打ち合わせに倉敷市玉島まで移動。

直接、顔を合わせての打ち合わせに一気に計画の方向性も定まって、ここから一気に計画再開で、先ずは今日の打合せの内容を元に見積書の修正から始めなければ・・・

会社に戻ってからは夕べ、途中止めになっていた某ゼネコンさんからの見積依頼の物件の材料の拾い出しを行い、先ほど材料の拾い出し作業も完了。

材木屋さんに拾い出した材料の明細書をFAXして単価を記入してもらうだけ、後は材料の単価が帰ってくれば本式の見積書に単価を記入していくだけなので、こちらは予定とおり提出期日に間に合いそうです。

さて、今夜は「当たり前」な事を、「当たり前」にこなす事の大切さを改めて実感して、改めて「当たり前」に事を成す事の難しさに気を引き締め直さなくては・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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