上善如水

ホークの観察日記

合掌

2007-04-11 20:14:23 | 日記・エッセイ・コラム

洗濯をしようとベランダに出たら、エアコンの室外機のあたりに、野鳥が横たわっていました。

ひと目で息絶えているとわかる姿。なぜこんな所で? としばし呆然。

痩せているわけでもなく、やっぱり寒さにやられたのか…体はスズメに似ていますが、もう少し大きい鳥でした。

幸いというか、偶然にもアパートの隣が墓地なので、その敷地のはずれの林の中に埋めてやることに。

一瞬、(鳥インフルエンザかも?)と思ったのですが、渡り鳥とも思えないし、まさかね…

でも万が一と、悪いとは思ったのですが、一応手で触れないように新聞紙で包んで埋葬しました。

その後、夕食の買い物に出かけたのですが、さすがに鶏肉ものは買えなくて。

鳥を埋葬しておいて、鶏肉買ったら、それは何か間違ってるような…じゃ豚や牛なら食べてもいいのかと言われたら困っちゃうけれど。

う~ん、人間って矛盾してるよな~

目の前で死んでいる動物を見たらかわいそうと思うけれど、スーパーでパックに包まれた肉なら平気。

でも食べないと生きていけないし、菜食主義ならいいのかってそれも偽善ぽいし、やっぱり、私は動物も植物も生きるために食べて、それをかわいそうとも思う矛盾した生き物ですって生きていくしかないのかな?