上善如水

ホークの観察日記

カミナリと大雨

2017-08-19 09:42:12 | お弁当

カミナリに雨。

昨日はすごい天気でした。

愛知県犬山市付近で1時間に約110ミリ、岐阜県可児市付近では同100ミリの猛烈な雨を観測。

気象庁は両県に「記録的短時間大雨情報」を出したほか、中央自動車道では土砂崩れが発生して乗用車やトラックなどが巻き込まれケガ人も出たとか。

携帯電話の「災害・避難情報緊急速報メール」のアラートが何度も鳴ってビックリしました。

私は夜勤明けで寝ていたので、すわ、「北朝鮮のミサイルか!?」なんて勘違いしたり。

 

愛知県との県境が近いですが(田舎の近い、は車で一時間くらい)、幸いうちの近くに被害はなく、職場も無事でした。

でも大雨の後は川が増水するので注意は必要。

私が子供の頃に一度だけ大雨で避難したことがあって、その時は近くの川があふれて家が数軒流されました。

お年寄りは、土砂崩れが起きる時は「山が鳴る」と話していて、どの家が一番安全か土地柄で判断していました(公共施設が一番安全とは限らない。その時も普通の民家に避難させてもらいました)

雨も止んだ翌日、父親は小学生の私を連れて土砂崩れの現場へ行きましたが、きっと自分たちの住む地域のどこが危険な箇所か見せておきたかったんでしょうね。

どの家が流されてどの家が流されなかったか。

そういう知識が地元で語り継がれると、次の災害を防ぐ助けになりますからね。

 

今週のお弁当。

 

 

・玉子焼き

・焼き鮭

・山芋のバター炒め

・豚肉とネギのすき焼き風

・ブロッコリー

・きんぴらごぼう

・塩昆布

・トマト(2個分)

 

 


仕事用トートバッグ

2017-08-14 19:21:40 | 通販・買い物

世間ではお盆休みみたいですね〜

私には全然関係ないですけど(苦笑)

先週のお弁当。

 

 

・エビグラタン

・パスタ(グラタンの下)

・ブロッコリー

・チーズのハム巻き

・キャベツと豚肉の炒め物

・ベーコンとしめじのバター炒め

・ふりかけ

(他に保温容器に豚汁)

 

仕事用のトートバッグが欲しくて、安くて便利と話題の「ニトリ」に行ってみたのですがお目当ての品は品切れ。

L.L.Beanのトートもいいなと思ったけれど、これはすでに職場で女性職員が何人か使っている。

あまりにも値段の高い物は買えないし、かといって無印良品なんかはシンプルすぎる・・・

A4ファイルが入る広さがあって、お弁当や水筒、あとタオルや小物が入ることが理想。

そんなことを考えていると、たまたま立ち寄ったイオンでワゴンセールの中にちょうどいい大きさのトートバッグがありました。

イオンならポイントも貯まっているので、1,000円ちょっとで買える!

いい物を買って長く使うのが理想といえば理想ですが、ここは妥協してこの出会いを活かしてみるか?

ポケットもたくさんついているから便利そうだし。

ちょっと迷いましたが、結局衝動買い。

長く使えるといいなぁ。

 


沙石集

2017-08-14 11:42:50 | 日記

鎌倉時代に書かれた仏教の説話集に「沙石集」しゃせきしゅう)というのがあります。

無住という東国の僧が書いたといわれています。

その中で、よく思い出すのがこんな話・・・(自分流に意訳しています)

 

ある僧が山の中を歩いていた。

すると年老いた農夫が畑を耕している。

かたわらには息子らしき若者が倒れており、よく見ると毒蛇にかまれ死んでいた。

農夫は僧に「あなたの行く先に私の家があります。伝言を頼めますか?」という。

「家の者に飯を持って来るように伝えて下さい。しかし今息子は死んでしまいましたので一人分でいいとお伝え下さい」

僧は農夫にたずねた。

「息子が死んでしまったというのに、なぜあなたは嘆かないのですか?」

農夫はこうこたえる。

「人間の親子というのは僅かの間の契(ちぎり)にしかすぎません。ちょうど烏たちが夜になると体を休めるために同じ木に止まったりしますが、朝になればそれぞれの方向へ飛び去るようなものです。だから少しも嘆いてはおりません」

 

僧がしばらく行くと家があった。

若い女が二人分の食事を持っていたので、先ほどの農夫の伝言を伝えると、女は「そうですか」といい。一人分の食事を家に置きに戻った。

家の中には老婆がいたので、僧は「畑で死んだのはあなたの息子ですか?」とたずねると「そうだ」とこたえる。

僧が老婆に「なぜ悲しまないのか?」ときくと老婆はこうこたえた。

どうして悲しむ必要がありましょう。母子の契(ちぎり)とは、ちょうど河の向こう岸に着くまでは同じ船に乗って行くけれども、到着すれば皆、ばらばらになるようなものです。少しも驚くべきことではありません」


僧は若い女にもたずねた。「死んだのはあなたの夫ですか?」女は「そうです」とこたえる。

僧は若い女に「夫が死んで悲しくはないのですか?」ときくと女はこうこたえた。

夫婦の情は、ちょうど市(いち)で人々が行き会って用事を済ませれば方々へ帰って行くようなものです。何の悲しみがありましょうか」


この僧は「この世の因縁は仮のものであり、執心はあってはいけない。在家の中にすら、このような心の持ち主がいるとは」と感心したという。

 

 

そうはいっても人間である以上なかなか執着って捨てらませんよね〜

この話を読んで「冷たい」と思う方もいるかも知れません。

これは説話なので大げさなのかも知れませんが、私はけっこう参考にしています。

執着しなければ腹も立たないわけですし、悲しみも怒りも、その大半って、自分が相手に期待しすぎて勝手に失望したり、勝手に裏切られた、という思い込みだったりするんじゃないかと思うので。

どんなに期待したって、しょせん他人、しょせん人間だから。

どこかで人間を過大評価していて、自分と同じように考えたり思ったりしてくれるものだと思っている点があったりして。

そんな人間が、一時とはいえ親子になり、夫婦になり、友人となり、いろんな関係性でつながる。

だからその一時を大切にする。

それをずっと続けたい、維持し続けたいとは思わないし、それはかなわない。自然はそうなっていないから。

それでいいと思っています。

 


モンスターファミリー

2017-08-14 08:48:01 | 悩み

何にでも「モンスター」とつけることには賛成できませんが、利用者さんのご家族とのトラブル、ありますね〜

事務所で怒声が飛び交う、そんなことも時にはあります。

介護保険の理解不足ということもありますが、出来ないサービスを要求されたり、必要な出費を拒否されたり、中には金銭を要求したりするケースも。

 

もう何年も入所している利用者さん。

今はほぼ寝たきりで食事も排泄も全介助。

毎週のように通って来ては、ずっとお世話をしていた娘さんは、母親が高齢で入所中も入退院をくり返し、病院でも「もう病気を”治す”という段階ではない」と宣言され、施設側と何度も話し合ってこられたので、ある程度覚悟も決めていらっしゃいました。

そんな利用者さんの体調が悪くなり、もう病院に行っても治療は期待できない、長時間の検査や通院はそれだけで本人の体の負担になる、ということで病院には行かないということに娘さんとの話し合いで決まりました。

そんな状況を親族に連絡されたらしく、入所以来初めて「息子さん」という方がみえたのですが・・・

 

いつからこんな状態なんだ!?

こんな状態なのに病院に行かない!?

ここはいったいどうなっているんだ!?

 

と大変なご立腹。

看護師がこれまでの経緯を説明したらしいのですが、怒りは治まらず、その日の内に病院に行くことに。

もちろん、利用者さまだけを行かせるわけにはいかないので、車を出し、運転手と看護師が付き添い。

炎天下に長時間外出する(体調の悪い)利用者さんも大変ですが、残された施設も、急に看護師さんと職員一人がいなくなるとどうなるか。

 

まぁ、人員的にキツイですね。

影響は全職員、利用者さんにも多少は出てしまいますからね。

もっともここ最近は人手不足のせいで慣れっこといえば慣れっこなんですが。

 

それでも利用者さんの体調が良くなればそれはそれでよかったのですが・・

具体的な結果は書けませんが、おおむね加齢による老衰というこれまでの診断と同じでした。入院も不可。

それでも納得できない息子さんは、別の病院に連れて行くと主張。

後日、そこで入院手続きをされたようでした。

 

入院当日。

もう何年も入所されていた利用者さんを見送る介護職員の心境は複雑でした。(息子さんは来られませんでした)

体調が良くなったら戻ってくるのでベッドは空けておくようにと息子さんはおっしゃったそうですが、施設側がどんな回答をしたのか。

一応3ヶ月は確保しておけるはずですが・・・

 

人間だから、気に食わない事も許せないこともあるでしょう。

介護員も看護師も完璧ではありません。

でもね、「こんな状態」に突然なったわけではないんですよ。

それはずっと通って来られていた娘さんが一番よくわかっていらっしゃると思います。

生前にできることはしておきたい、少しでも延命できるなら病院で治療を。

そんな考えがあるのかも知れませんが、病院も万能ではありません。

きっと入所された当時のお母様と、現在のお母様の状態のあまりの違いにビックリされたのかも知れません。

できることなら、「こんな状態」になる前に、もう少し様子を見に来て欲しかった。

そして今後の事について、娘さんと一緒に話し合いに参加して欲しかった。

 

一番優先して欲しいことは、自分の気持ちではなく利用者さま本人にとって何が最善かということ。

当事者になっちゃうと、気持ちの整理がつかず、難しいこともわかります。

 

介護って、施設に入れたらおしまい。

もう全部おまかせってわけじゃないんですよ。

介護する人、介護される人、それだけじゃなくて、介護しているご家族、介護には直接関係していないご家族。行政。医療。

みんなひっくるめて考えていかないと、成り立たないんですよね。

 

 

 

 

 


豚肉とネギの甘辛炒め

2017-08-09 11:26:44 | お弁当

うちの近所も台風5号が通り過ぎましたが、我が家は被害もなく無事でした。

でも風も雨もスゴかった。

今週のお弁当。

 

 

・焼き鮭

・玉子焼き

・キュウリのハム巻き

・豚肉とネギの甘辛炒め

・ブロッコリー(鮭の下)

・塩ゴマ

(他にトマト2個を切ったもの、キュウリの浅漬けをそれぞれ別容器で)

 

最近コンビニのお弁当だと食欲がわかない。

自分にちょうどいい味や量となると、やっぱり自前のお弁当になっちゃうんですよね。

後片付け苦手なんですけどね。