上善如水

ホークの観察日記

第31回介護福祉士国家試験 お疲れ様でした

2019-01-28 21:37:07 | 日記

1月27日(日)に第31回介護福祉士国家試験(筆記)が行われましたね。

受験された方、おつかれ様でした。

私も去年受験しましたが、今年も過去問があまり参考にならなかったという話がチラホラ聞こえてきました。

本好きとしては、ナチスのホロコーストの経験から書かれた『夜と霧』で有名なフランクルに関する問題が出たのには驚き。

もちろん作品を読んでいれば答えられる問題ですし、介護うんぬんの前に一般常識として知っておいて欲しい知識ではありますが、介護の問題集には載っていないでしょう。

その他受験生の注目を集めたのが防虫剤の種類に関する問題と防災に関する図記号の問題。

確かに殺虫剤とかは訪問介護に必要な知識かもしれないけれど、試験に出すほど? 家政婦じゃないんだから。

 

問題:衣装ケースを開けたところ、防虫剤がなくなっていた。補充する防虫剤として適切なものはどれ?

1しょうのう

2ナフタリン

3パラジクロルベンゼン

4シリカゲル

5ピレスロイド系

 

いや、たいていの防虫剤には「引き出し衣装ケース用」て書いてあるでしょ?

同じ物を補充しなくていいのでは?(ちなみに正解は5のようです)

 

高齢者には普段と同じ生活をってよく聞きますが、パソコンを使いこなし職員よりも最新ニュースに詳しいお年寄りもいれば、毎日美空ひばりばかり聞いているお年寄りもいて、個人差があります。

私なんかは、紅白にも出場したDA PUMPの『U.S.A.』の踊りとか、バンバン見せちゃいますけどね。

さっそく職場で介護歴ウン十年のベテラン介護福祉士さんや、並み居る介護福祉士をまとめる上司にこの防虫剤の問題を見せましたが、正解率0%でした(笑)

そんなもんです。

 

何にせよ、受験された方は合格発表まで少し時間があるので、それまでドキドキですよね。

自己採点で合格点だったとしても、安心できないものです。私もそうでした。

 

待ち遠しいですね〜

 

 


ジャンボ海老フライ

2019-01-17 22:50:22 | 日記

夜勤があったり、早番遅番などのシフトがあって、休日といってもその日の朝6時まで働いていたり、翌日4時に起きなきゃいけなかったりで、休みがあっても常に勤務のことを考えて過ごさなきゃならない介護職。

そんな休みの中で都合をつけて、遠方の友達に会いに行って来ました!

 

美味しい物を食べて、ゲームで遊んで、お互い仕事の愚痴を言い合う(笑)

 

職種はまったく違いますが、だからこそ”世間の目”で見てもらえて、「やっぱり変だよね!」と溜飲が下がるんです!

職場の常識に毒されてしまうと、世間一般では変なこともそれが当たり前になってしまいますからね。

定期的に第三者機関の目で見てもらわないと。

もっとも子供たちは「お年玉」がメインターゲットなのかも知れませんが。

中学生にもなると千円札ってわけにもいかないかな? と今年から額も増額しましたからね。

 

海が近いのでお昼は地元のお店で海鮮をいただきました。

私が食べたのは「ジャンボ海老フライ定食」

これが大きい!

もぎゅもぎゅと海老フライが口の中いっぱいに!

おいしかった〜〜〜

 

 

お腹も満足して、心も軽くなって、いい気分転換になりました。

ちなみに遊んだゲームは「ポケモンGO」と「ingress(イングレス)」という位置情報を使ったスマホゲームと、家の中で遊ぶボードゲームの「ブロックス」

 

「ブロックス」はフランス生まれで4色のブロックを盤面に広げていく対戦型ゲーム。

 

陣取り合戦みたいなものですが、様々な形や大きさをした手持ちのブロックを、盤上により多く置けた人が勝利。

相手の邪魔をしたりする心理戦に加え、終盤になると大きな形のブロックを置くスペースがなくなってくるので、どのブロックから置いて行くかという戦略も大切になってきます。

4人まで遊べますが、他の人との駆け引きがスリリングで、けっこうハマりました。

ボードゲームで遊ぶなんて本当に久しぶりでした。

これでまた明日から頑張れそう。

 


人がいない!

2019-01-12 12:24:20 | 日記

明けましておめでとうございます。

2019年の幕開けですが、初っ端から人がいない!

 

介護員3人欠員状態。

有給や休養、休職扱いの人はその期間がひと月を超えていない場合、常勤の従業者として勤務したものとして取り扱うので、人員基準は満たしていることになるから、欠員の補充はしないのだとか・・・

いや、おかしい!

人員基準そのものも、元々そんな人数じゃ少なすぎるよ、て人数なのに、現場にいない人まで含めるのっておかしくない?

 

年末年始、そしていま現在進行形で、早番さんが遅番かけ持ち、残業に連続夜勤、他フロアからの応援とかでなんとかつないでいますが、事故も発生しています。

昨年末、鹿児島県鹿屋市の有料老人ホームで、8人いた介護職員が全員辞め、その後1カ月に高齢者6人が死亡、夜は施設長だけで対応していたというニュースがありましたが、他人事じゃないよ〜

 

それに加え、何と利用者さまがインフルエンザに感染!(今か!!)

職員にも感染してしまい、欠員は多分もっと増えそう・・・

 

 

 

インフルエンザが発生すると、食堂など大勢が利用する部屋は封鎖になり、みなさん居室で食事をしたり、日中も他人とあまり触れ合わないようにします。面会も禁止。

大勢をひと部屋に集めて見守るから少人数でも介護できていたのに、一人一人を部屋で見守るなんて限界がある!

 

 

 

しかも認知症の人がインフルエンザを理解することなんてできないから、普段通りの生活をしようとして、できなくて不穏になる。

帰宅願望、妄想、徘徊、居室での食事には誤嚥の危険も。

それなのに、事務所は「お正月だからお雑煮を」「外出できないからせめておしるこを」と、なぜか餅を食べさせようとする!!

 

いや、マジでお餅って凶器ですから!

 

この状況で命がけで高齢者にお餅を食べさせることが必要!?

自分たちは年末年始しっかり休んで、介護員いないのに手伝いにもこないくせに!?

 

確かにお雑煮やおしるこのイベントは毎年のことです。

前々から決まっていました。

でも、でも、「臨機応変」って言葉知っていますか?

決まっていることだからって、状況を見て判断しましょうよ。

山登りは10年かけた計画だって当日の天気が悪ければ引き返すでしょ?

やめるのも勇気ですよ!(ちょっと錯乱気味)

 

この「一度決まったことはくつがえせない」「日本人ならお正月に餅を食べたいはず」ての、廃止にしてくれないかなぁ〜

 

「お雑煮」イベントは何とか無事終わりましたが、次は「鏡開き」が待っています。

せめて職員が復帰してくるまで待てないものか。