上善如水

ホークの観察日記

Ingress「Shōnin京都」結果報告

2015-04-04 12:00:00 | 旅行

遅ればせながら、3月28日(土)に京都で行われた、ingressのイベント「Shōnin(証人)京都」に行って来ました!(ちゃんと4時に起きられました)

ingress(イングレス)というのはGoogle(グーグル)が提供している位置情報を使ったスマホ用の陣取りゲームで、世界各地で行っている公式イベントの一つが京都で行われたんです!!

昨年東京で行われた時は5,000人もの参加者が集まったそうですが、今回の京都はそれを上回る参加者が集まり、春の京都をスマホを持った怪しい集団が闊歩しました(笑)

地元のひと達は「何してはるんやろ?」と思われたみたいですが、アフターパーティ(イベント後の結果発表や優秀者へのプレゼント、物品販売などが行われる)には京都市長も現れ、参加したひと達へのねぎらいの言葉もありました☆

 

私は当日京都入りだったので、まずは名古屋まで出て、新幹線で京都へ。

朝食は新幹線の中で駅弁♫

 

 

京都着がだいたい8時頃。

イベントでは京都の街中をいくつかのエリアにわけ、そのエリアにあるポータルと呼ばれるシンボルマークを確保するのが基本。

それを5,000人以上の人々が2つの陣営に分かれて奪い合い、あらかじめ決められている測定時間にどちらの陣営が確保していたかでポイントが着きます(その他の要素もあり)

今回はエリアは四つ、それぞれ測定時間が違うので、戦いをしながら京都中を移動することになります。

そこで私は地下鉄の一日乗車券(600円)を京都駅で購入。

そこからオープニングの行われる円山公園に移動しました。

 

開会式の開始は10:00なのにそこにはもう列が!

Ingress(イングレス)の魅力のひとつは2つの陣営にはそれぞれたくさんのコミュニティーがあって、普段から情報交換などの交流をしていること。

こうしたイベントでも、何ヶ月も前から準備したりしている人たちがいて、列に並んでいるとそれぞれの陣営が、イベント初参加者のためにイベントの内容をわかりやすく説明したチラシを配ったり(これが本格的な作り!)、知り合いの顔をみつけての挨拶や、コミュニティーで言葉しか交わしていなかった人との初顔合わせの挨拶が始まったりして、どんどん列は長くなっていきました。

 

私も初めてのイベント参加で、地元のコミュニティーに初めて参加してチームで京都を回ることになっていたので、チームのひと達と「どこにいる?」「こんな格好してるよ」と連絡をとりあってなんとか合流。

開会式ではGoogle(グーグル)の副社長でありingress(イングレス)の生みの親であるジョン・ハンケ氏が挨拶に立ち、会場は異様に盛り上がっていました。

 

 

参加者の中には派手な格好でパフォーマンスを決めている方もいれば、和服姿の女性、小さなお子さん連れ、車いすの方、自転車に乗った方、海外勢と、まさに老若男女。

それを取材するマスコミ関係や集合写真なんかもあって、会場の円山公園音楽堂に入りきれない参加者が外で待つような状態。

陽射しも強くなってくる中、いよいよ戦闘開始。

5,000人以上の参加者が京都の街にあふれ出して行きました。

 

 

陣営の戦略や詳しい戦いの内容はここでは書けませんが、とにかく両陣営とも知略謀略を尽くしての全力の戦い(笑)

Ingress(イングレス)には2つの陣営があって、それぞれ青のレジスタンス(抵抗派)、緑のエンライテンド(覚醒派)というのですが、戦い開始直前に京都の空が青く染まり(スマホのスキャナー上という意味で)どうなることかと思いましたが、すぐにその上から緑色が空を覆う状態。

これはどこかの3つのポータルを結んで自分たちの陣営の領土(フィールド)にしたことを意味します。

その時は(きっと大規模な作戦が行われているんだろう)と想像しつつ、現地では目に前のポータルに集中していましたが、まさか台湾やロシアを結ぶ広大なフィールドが作られていたなんて思いもしませんでした(笑)

その後、青も緑も一旦消えたかと思ったら、再び緑の空に(何度もいいますが、あくまでスマホのスキャナー上でのことです)

これも最後には消えましたが、消えたということは、これを壊しに走った誰かがいたことを意味し、両陣営の気合いの入り方を実感しました。

いや、本当にスゴい!

 

世界規模の戦いというのもスゴいですが、今日初めて会ったひと達と協力しあい、一緒に京都の街を歩いたり走ったり(笑)できたこともとっても楽しかったです♫

こんな経験、実生活ではなかなかできません。

ましてゲームを通じてなんて。

 

イベントは夕方には全4エリアの戦いが終了。

アフターパーティの行われる国立京都国際会館に地下鉄で向かいました。

ここからはお互いをたたえ合い、楽しむ時間。

グッズや提携しているローソンのオリジナルTシャツが売られていたり、ステージでは音楽と光を使ったダンスのパフォーマンスが披露されたりと、大盛り上がりの中、いよいよ結果発表。

 

 

「Shōnin(証人)京都」の結果は・・・・・・緑のエンライテンドの大勝利!

世界各地で行われた「XMAnomaly -Shonin-」(京都も含めた「証人」と呼ばれるイベント全体)の総合結果においても、緑のエンライテンドが勝利をおさめました!!

 

Ingressにはゲームのストーリーというか背景のような設定があって、このイベントの結果はそのストーリーの流れに影響します。

それに加え、いつくかの今後の予定もその場で発表され、会場は熱気に包まれました。

いやぁ〜

楽しかった☆

 

私はアフターパーティの後は京都駅に向い、帰りは在来線で帰りました(苦笑)

帰宅できたのは23時過ぎ。

すっごく疲れましたが、すっごく面白かった。

思い切って参加してみて良かったです。

ingressって本当にゲーム以上のゲームですね〜

大勢のエージェントが京都の町にくりだした様子も壮観でした。

You tubeで ↓ 京都を含めた今回のアノマリー「証人」の様子を見ることができます。(私もどこかに写っているかも 笑)

 

INGRESS REPORT - Resistance Capture #Shonin - Raw Feed Apr 03 2015