上善如水

ホークの観察日記

『アバター』

2010-03-30 22:55:23 | 映画

ジェームズ・キャメロン監督の映画、

         

『アバター』

                

を映画館で観て来ました♪

やっぱり3Dで観てみたかったので☆

ちょっとお値段は高くなりますが、新しい物を見たい方にはオススメ。

入口で3D用のメガネを受け取り、見終わった後出口で回収していました。

最初はメガネに慣れていないのと、ちょっと画面が暗く見えるのが難点でしたが、遠近を付けて物が飛び出して来た時はさすがに「オォッ!」と驚きました。

すばやい動きはまだ平たんに見えますが、ゆっくりと降って来る灰の表現なんて思わず手で触ってみたくなるほど♪

          

ただ………本当はもうちょっとスゴイかと思ってた…

                        

新しい挑戦なので仕方がないところもありますが、本当に自分が映画の舞台の中にいるような感覚にはほど遠く、まだまだ開発途中といった感じ。

やっぱりスクリーンに映る部分だけだとこれが限界なのかな?

映画館の館内全部を使った3D映像とか開発されたらスゴイだろうなぁ~

なんて思わず空想が広がりました☆

                    

物語は「アバター」と呼ばれる作られた体に精神的につながることで、まるで「アバター」が自分自身であるかのように動かせる技術が開発されている未来世界。

「アバター」に精神がつながって(リンクして)いる間は本来の人間の体は眠っています。

このあたりは『攻殻機動隊』とか『マトリックス』と似た感じ。

資源調達のために人類が訪れた惑星パンドラで、その星の原住民たちの居住地の地下に眠る鉱物資源を掘り出すため、彼らに似せた「アバター」を使い人類は原住民との接触を試みています。

しかし結果的に人類と原住民の戦いが起こってしまい、アバターを使って原住民の仲間になっていた主人公は人類と原住民の間で板ばさみになってしまう…

ま、ストーリーは乱暴に例えるとアラブの独立に協力したイギリス人を描いた映画『アラビアのロレンス』の宇宙版といったところですが、人間が機械を着るロボットのような物や、戦闘ヘリなども登場して、壮絶な戦争シーンが展開されます。

率直な感想として。

                        

土地をめぐって戦争って…何て進歩のない話…

                            

「映像」としてはパンドラの世界観の表現とか、違う星の生き物のデザイン、原住民たちの暮らしなど、見ていてとっても面白いのですが、「映画」としては……

ま、3D映像と全編CGを駆使した画面作りが売りで、ストーリーは二の次と考えれば、これからの3D映画の足がかりを作った作品としては大いに評価できるところでしょう。

映画に興奮を求めるならオススメ。

感動を求めるなら普通の作品で充分。

しかし、本当に映像はスゴくて、よく作ったなぁ~と素直に感心しました。

                          

本編の前の宣伝でジョニー・デップ出演の映画『アリス・イン・ワンダーランド』を見れたのも収穫でした♪

アリスがウサギの後を追いかけて不思議の国を訪れてから何年も経った後の物語だったんですね!

アリスのいない間に不思議の国では様々な変化が起こり、そんな不思議の国に成長したアリスが再び落っこちてくる!!

すごく面白そう♪

                       


『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』

2010-03-29 01:32:08 | 映画

テレビで放送された、

『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』を観ました☆

カリブ海の海賊達を描いた大ヒット作「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ全3作を四週連続で放送するというTV局の第2弾!

監督はパート1と同じくゴア・ヴァービンスキー。

主演はもちろんジョニー・デップ。

共演はオーランド・ブルーム。キーラ・ナイトレイ。

やっぱりジョニデの演じる海賊、キャプテン・ジャック・スパロウが最高です♪♪

このシリーズは全部観ていますが、来週放送予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(2部構成の予定。まずは「救出編」?)は録画しようかな?

でもTV局もどうせこんなスペシャル企画にするくらいなら全編ノーカットにしてくれたらいいのに…

ま、楽しいから観ますけどね☆

ジョニー・デップも最新作『アリス・イン・ワンダーランド』(「不思議の国のアリス」)の宣伝のために最近来日していましたが、相変わらずカッコイイ♪

ジョニー・デップの演じるのは「いかれ帽子屋」!!

すっごく見てみたい!

あの有名なお茶会のシーン大好きなんですよ☆

『アリス・イン・ワンダーランド』(監督はティム・バートン)の日本での公開は4月17日の予定。

映画館に行くのかレンタルで観るのか、

迷うなぁ~


マクドナルドの優待券

2010-03-28 23:17:05 | 株主優待

「日本マクドナルドホールディングス㈱」から株主優待として、サンドイッチ、サイドメニュー、ドリンクの引換券が届きました♪

6セット分一冊で約3,000円相当。

ハンバーガーは美味しいけれどカロリーが気になるので、半年ごとに届くこの優待券だけで充分です。

同時に、期末配当金として一株あたり30円も頂きました。

最近は為替も円安に振れているので、このまま景気回復と願いたいのですが、そう簡単にはいかないかな?

相変わらず民主党政権はゴタゴタしているし、ギリシアの財政悪化問題を抱えたEUもまだまだ安心できないし、アメリカが要求している中国の通貨人民元の切り上げも気になるところです。

中国が安く製品を作って他の国に売ることができるのは、自分の国の通貨の価値を安く押さえておくことができるから。

日本や他の多くの国は変動相場制をとっているので毎日為替レートが変わりますが、中国はほぼ固定されているため、日本のように円高になったからといって輸出産業が打撃を受けたりしないのです。

人民元の切り上げとは、今の相場よりも人民元の価値を上げ、いずれは変動相場制に移行させようというもの。

他の国は国の政策や財政、その国の産業や企業の業績になどによって通貨の価値が変動しますが、

中国にはそれが無いので、国力が上がるほど有利な条件で商売することができ、結果的に国内産業を守ることができるのです。

このところの急成長もその為替制度の影響が強いといわれています。

ま、それだけじゃないと思いますけどね。

それより最近の国民新党の郵政改革案と鳩山政権にはガッカリです。

郵政事業の消費税免除って何?

国民には消費税の値上げをにおわせておいて?

郵政改革でもう一度選挙したら勝てると思っているのかな?

自分達が負けた選挙の結果は真摯に受け止めて主張を変えればいいのに…

民主主義もこういう時は困ったものです。

時代の変わり目かな?

              

明日からも一生懸命働かなくっちゃ。


『サマーウォーズ』

2010-03-09 23:20:39 | 映画

細田守監督の劇場公開アニメ、

『サマーウォーズ』

を借りて来ました♪

         

わぁ、オレ泣いてるよ…

             

校内一のアイドル、憧れの先輩から頼まれたアルバイトは長野県の上田市で、90歳になる彼女のひいおばあさんの誕生日会に参加すること。

それも、

先輩の彼氏として。

            

でっかいお屋敷。

戦国時代から続く旧家らしく、たくさんの親戚が集って来ます。

おじさんにおばさん、いとこにはとこ、それぞれのお嫁さんに本家に分家。

赤ちゃんの泣き声におじさんのエロ話☆

          

そうそう、親戚ってこんな感じ(笑)

                  

世界中をネットでつなぐ仮想空間「OZ(オズ)」のセキュリティーが破られ、アカウントを奪うハッキングAIが世界中の人々のアバターを襲い、そのアカウントを奪っていきます。

それが原因で携帯はつながらないし、道路は渋滞、ライフラインは混乱、ついには人工衛星まで…

その騒動にアルバイト中の主人公(声は神木隆之介くん☆)と先輩と先輩のひいおばあさんと、その他、親戚一同が立ち向かって行く!!

       

評判の作品だったので、どんなエンターティメント映画なのかと期待して見たのですが…

            

やばいこれ…

細田監督、スゴイ、スゴイよ…

           

「デジモンアドベンチャー」も面白かったし「時をかける少女」も良かった♪

製作はマッドハウス。

…そういえばアニメーターになる時入社試験(テスト)受けたなぁ~

カズマの部屋の本棚(『はてしない物語』が置いてある♪)とか、大量に並んだ料理(お芋の煮っころがし♪)とか、ちびっ子たちのおしゃべりや動き(お風呂♪)とか、キャラクターの表情など(特に主婦のみなさんの♪)、細かいところにもにくい演出がいっぱい!!

          

家族って面倒くさいけれど…ケンカばっかりだけど、それでも、つながりっていいなぁ☆

この映画を見て、明日からご飯をいっぱい食べて頑張ろうと思いました。

        

仮想空間での戦いは盛り上るし、現実での大騒ぎも楽しい♪

「OZ」の世界観もスゴイ!!

あまりに色んな重要人物が集りすぎだけれど、それは映画という時間制限の中ではしかたがない。

それにそんなこと全然気にならないし☆

本当の主人公はひいおばあちゃんです♪(^^)

これはDVD買っちゃおうかな?

あきらめたら答えは出ない。

コイコイ!

奇跡を起こせ!!