上善如水

ホークの観察日記

株主総会

2009-06-26 23:54:06 | 株式

生まれて初めて株主総会に参加して来ました♪

一度どんなものか見てみたかったんですよね。

参加したのは、レンタルビデオ、ゲーム販売などのお店を展開している会社「ゲオ」の株主総会です。

会場は「名古屋東急ホテル」というなかなか立派なホテルだったので、どんな格好で行こうか迷いましたが、結局ジーンズとポロシャツというラフなスタイルで参加。

会場に着くと、結構似たり寄ったりの格好の人が多かったので安心しました。

午後3時開始。

事業報告と決議議案(取締役の再任など)を聞いて、パチパチと拍手するだけ。

中には質問している株主さんもみえましたが、あまり聞いていて楽しいものではありません(当たり前か)。

でも本当にオチのない話って疲れてしまうんですよね~

せめて笑いのひとつも織り交ぜる工夫が欲しかった。

ちょっとギラギラしている株主さんもいて怖かったです。

あれが本だったら私は買わないな。

ま、株主総会ってもともとそんなものかも知れませんけど。

唯一のお楽しみは、開始前と、休憩時間に出される各種飲み物(もちろん無料)に、帰りにもらえるお土産♪

今回はクッキーの詰め合せをいただきました。

Dscn1676株主といってもいろいろな人がいるものです。

いや~、いい社会勉強になりました。

終ったのは午後6時。

思っていたより長くて疲れました。

久しぶりに都会に出たので、みんなの歩くペースが早くてついて行くのが大変。

満員電車も久しぶりに体験しました。

明日は筋肉痛になりそうです。


『ハゲタカ』

2009-06-21 14:28:27 | 映画

映画『ハゲタカ』を観て来ました。

2007年にテレビドラマとして放送され、高い評価を得た作品の映画版です。

徹底的な合理主義で、日本の企業を次々と買収し、「ハゲタカ」の異名をとる天才ファンドマネージャー鷲津雅彦を、ドラマと同じく大森南朋さんが熱演しています。

監督は大友啓史。

出演は他に、柴田恭平、松田龍平、栗山千明。

ドラマ版のスタッフ・キャストが勢ぞろいで、ドラマの「続編」としては面白かった♪

あと、今回日本に乗り込んで来る中国系ファンド「赤いハゲタカ」劉一華(リュウ・イーファ)役を、イケメン玉山鉄二が演じています。

まさに今起こっている「経済危機」を取り扱っていて、サブプライムローン、雇用不安、格差社会といったものがキーワードとして登場するので、「今」見ておいてよかったなと思いました。

半年後じゃもう古くなっているかも知れない…

「日本人が見失いかけている答えがここにある…」(「映画予告編より」)

舞台はドラマから四年後…

何も変わらない日本に絶望した鷲津(大森南朋)。

あきらめずにそんな日本を再生させようとする芝野(柴田恭平)。

日本の国そのものといわれる大手自動車メーカーの買収に乗り出す莫大な資産を持つ中国政府系ファンド。

相変わらず旧態依然とした日本企業の経営者。

家賃が月に何百万もするマンションに暮らす役員を見ながら、その何分の一にも満たない年収で油にまみれて働く派遣社員を前に、玉山鉄二演じる劉一華(リュウ・イーファ)がつぶやきます。

「地獄だね日本は。

     なまぬるい地獄だよ」

うわぁ、うちの工場の連中に見て欲しい~

主に経済をあつかった映画にもかかわらず、なぜか涙ぐんでしまいました。

劉一華(リュウ・イーファ)の故郷である中国の大地。

電気もないような貧しい家に暮らし、日本車を憧れの眼差しで見つめる少年…

母親は血を売ってまで息子の学費を稼ぎ、苦学の末にはいあがっていく…

お金って何だろう…と思ってしまいました。

お金のために人が死んでいく。

何のために生きて、何のために働くのか。

ファミリーレストランで劉一華(リュウ・イーファ)がガツガツと食事をするシーン。

買収のかけひきに利用した派遣労働者に報酬を渡そうとして、しわくちゃになった紙幣を拾い集めるシーン。

今の自分にとって、得ることの多い映画でした。

よかった♪

中国には「紙銭」といって、亡くなった人があの世でお金に困らないために、紙のお金を燃やす風習があるそうです。

お金って不思議な存在です。

                                          

 「誰かが言った。人生の悲劇は二つしかない。

       一つは、金のない悲劇。

        そしてもう一つは……金のある悲劇。

           世の中は金だ。

           金が悲劇を生む…」 (「ハゲタカ」)


エアポートウォーク名古屋

2009-06-20 22:22:46 | 食・レシピ

映画を観に行って来ました。

新型インフルエンザも怖かったのですが、どうしても見たい映画があったので☆

行ったのは「ミッドランドシネマ名古屋空港」

名古屋空港の旧国際線ターミナルビルを再利用した商業施設、「エアポートウォーク名古屋」に併設された映画館です♪

「エアポートウォーク名古屋」にも一度行ってみたかったんですよね~

国際線の発着が新たに作られた沿岸部の中部国際空港セントレアに移ったため、それまで使われていた内陸の名古屋空港の国際線ターミナル施設を、ショッピングモールとして再利用したもの。

去年の10月にオープンしたのですが、内部は空港の時のなごりが残されていてとっても広い!

Dscn1674 駐車場も旧国際線のエプロンをそのまま使っているのでだだっ広くて、すぐ隣で実物の飛行機を見ることもできます。(現在でも国内線の発着は行われているので間近で飛行機が見られます。自衛隊の小牧基地もすぐ隣で滑走路を共同で使用しているので、その手のファンにはたまらないかも☆)

Dscn1669 映画「ハゲタカ」を見終わって、お腹も空いたので、施設内のお店で昼食。

「ハゲタカ」を見て無性にお肉が食べたくなったので(そんな気持ちにさせてくれる映画でした!)、牛ロースステーキを食べて来ました☆

Dscn1672 Dscn1671 こちら、生のお肉と野菜が運ばれて来て、テーブルで焼いて頂きます。

焼き加減は砂時計で調節。

ご飯お代わり自由で950円。

「エアポートウォーク名古屋」には紀伊國屋書店も入っています。

アーシュラ・K・ル=グウィンの『西のはて年代記』(Ⅰ~Ⅲ)や、ウェストールの『水深五尋』、レーモン・クノーの『地下鉄のザジ』など、大きな本屋さんにはめったに来れないので、ここぞとばかりに買ってしまいました。

今話題の村上春樹さんの小説、『1Q84』も1巻2巻と平積みしてあったので、さっそく立ち読み。

………う~ん、何でこれがそんなに売れてるのかわからないや。

駐車場も広いし、中も広くて見どころいっぱいなので、「エアポートウォーク名古屋」、また行きたいです。

でも岐阜県からは遠いんだよなぁ~

遠いおかげでお金は使わなくて済むけど…


空気を読む

2009-06-19 22:16:43 | 日記・エッセイ・コラム

毎月1回、会社の朝礼当番が回って来ます。

小さな工場なので人数はたいしたことないのですが、何か一言しゃべってから、大きな声で全員の服装点検を行うのが当番の仕事。

この、「何か一言」がなかなかクセモノなのです。

基本的に何をしゃべってもいいので、仕事上の要望だけではなく、家庭での出来事や時事問題、趣味や天気のことなどさまざまなことをみんなしゃべるのですが、朝はみんな忙しいこともあって、短いほど喜ばれます。

今日はその当番の日。

一応あらかじめ話す内容は決めて、1分くらいで済まそうと思って望みました。

いつもは全体で10分くらいの朝礼。

ところが、今日に限って上司の話が長い…

最近製品の不良が多いとか、ダラダラとグチ(?)が続く…

しかも、やっと終ったと思ったら、いつもは「連絡事項はありません」としか言わないおじさんが、とうとうとしゃべりだして…

おいおい、もう15分すぎたよ………

人前で話すと緊張するので、練習までしたのに…

しかし私は空気を読む男です。

みんなの気持ちは伝わって来ました。

「はい、では今日の朝礼当番」

「おはようございます。今日も暑くなりそうなのでみなさん水分補給はしっかりしましょう。では服装点検を始めます」

………10秒かかりませんでした。

ちなみに話そうと思っていたのは、上前淳一郎さんの『読むクスリ』という本に出ていた内容で、「地獄と極楽の違い」というお話。

地獄も極楽も似たような所で、広い部屋の真ん中に大きな釜が置いてあって、うどんがゆでられている。

その周りを人々が取り囲んでいるのだけれど、みんなの持っている箸は1mもあり、うどんはつまめても口には運べない。

地獄では人々はみんな自分の箸で何とか食べようとするので、結局誰もうどんを食べられなくて苦しんでいる。

一方極楽では、お互い相手に食べさせようとするので、1mの箸でもみんながうどんを食べることができる。

という内容。

仏教の説話らしく、京セラの会長さんが円福寺の老師から聞いた話として紹介されていました。

職場も同じ、自分の仕事のことだけではなく、何事も協力してやりましょうと、しめくくるつもりだったのに………

こんなこともあろうかと、一応10秒バージョンを考えておいてよかった。


パンデミック

2009-06-12 18:34:14 | 日記・エッセイ・コラム

ついにパンデミックが起こりましたね~

今朝方、WHO(世界保健機構)が新型インフルエンザの警戒水準をフェーズ5からついに世界的大流行を意味する最高レベルのフェーズ6に引き上げました。

だからといって急に慌てる必要はないのでしょうが、大勢の人が集る場所に行くのはちょっと躊躇してしまいます。

本当は映画「ハゲタカ」を観に行きたかったのですが、延期したほうがいいのかなぁ…

以前NHKのドラマとして放送された「ハゲタカ」の映画版。

テレビでは旧態依然とした日本企業を買い叩く外資系ファンドと、銀行マンとの戦いを、経済の仕組みだけでなく人間ドラマを織り交ぜながら描いていましたが、映画ではどんな話になっているのか楽しみにしていたのです。

またマスクが品切れになるのかな?

今日は鳩山大臣が辞職したり、日経平均が8ヶ月ぶりに一万円台を回復したりと、いろいろありました。

さて、明日は晴れるかな?