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上善如水

ホークの観察日記

土曜日は自転車に乗って出かけよう

2012-03-03 22:00:53 | 日記・エッセイ・コラム

 3月3日(土)

 朝食 サラダ みそ汁 めかぶ入り納豆 ご飯(100g)

 昼食 レタス&ペッパーバーガー コーヒー

 夕食 サラダ 野菜カレー ご飯(200g)

 合計 1,226 Kcal

 

 今日は天気が良かったので、自転車に乗って近所のマクドナルドまで出かけて来ました。

 お目当ては、新発売の「レタス&ペッパーバーガー」120円。

 ペッパーがきついのかと思いましたが、レタスのシャキシャキ感とシーザーソースが効いていて、これがけっこう美味しい♪

 120円でこれならいいんじゃないかな?

 コーヒーはロードサービスを行う「JAF」でもらったクーポンで支払い。

 ごちそうさまでした☆

 

 足を伸ばして、図書館と本屋さんで立ち読みもしてきました。

 読んだのは…

 

 新井素子 著

『銀婚式物語』(中央公論新社)

 

 上大岡トメ 著

『開運! 神社さんぽ 古事記でめぐるご利益満点の旅』(泰文堂)

 

 古沢和宏 著

『痕跡本のすすめ』(太田出版)

 

 『神社さんぽ』はコミックエッセイ。

 日本各地の神社をめぐりながら、そこにまつられている神様たちのことを、日本の古典「古事記」をマンガにして楽しく紹介している本です。

 伊勢神宮と出雲大社は行ったことがあるので読んでいて楽しかった♪

 あとは宮崎県の高千穂と比叡山に行きたいなぁ~

『痕跡本のすすめ』は愛知県は犬山市の古本屋さんが紹介する、前の持ち主の”痕跡”が残された古本を紹介する本。

 ホラーマンガの表紙が何十回も針で刺されていて穴だらけだったり、ページの一部が切り取られていたり、意味深なラクガキが残されている本なんかが紹介されています。

 うわぁ~、古本の世界ってこんなのもあるんだ、と思わせてくれる、ちょっと変わった視点の本でした。

 新井素子さんの『銀婚式物語』は図書館で3分の1しか読めなかったのでまた行かなきゃ。

 

 体力と共に基礎代謝が落ちてきているので、最近気にしているのが摂取カロリー。

 ご飯の量を調整したり、最初にサラダ(ノンオイル)を食べてみたり、油を少なくしたりして、一日の摂取カロリーが1,500Kcal以下になるようにしています。

 あまり細かく計算すると続かないので、おおよその計算ですけどね。

 ガマンだけだとつらいので、今日みたいに合計カロリーに余裕がある時はハンバーガーなんかも食べたりします☆

 ちなみにレタス&ペッパーバーガーのカロリーは334Kcalでした。

 これも日々記録し続けていると、だんだん楽しくなってきます。

 夏までに、あと5kg痩せたいなぁ。

「開運!神社さんぽ」古事記でめぐるご利益満点の旅 「開運!神社さんぽ」古事記でめぐるご利益満点の旅
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2011-12-20
 
痕跡本のすすめ 痕跡本のすすめ
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2012-01-26


外国人女性の親切、新井素子新刊

2012-03-02 20:30:30 | 日記・エッセイ・コラム

銀婚式物語 銀婚式物語
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2011-10-22

 

 とあるレストランで食事をしようとドアを開けようとしたら、中から女性の四人連れが出て来ました。

 そのうちの一人は背の高い外国人の女性。

 彼女は私に気がつくと、「どうぞ」と自分の出て来たドアを押さえていてくれました。

 あきらかに日本語をしゃべっているのに、緊張してしまった私は会釈しただけで中へ。

 ………。

 あぁ! なぜ「ありがとう」のひとことが言えなかったんだオレ!?

 店に入ってから激しく後悔。

 いくら田舎だからとはいえ、いまさら外国人が珍しいわけでもないのに、しかも相手はあきらかに年下!

 自分のふがいなさが情けない…

 日本男子がジェントルマンじゃないと思われたらどうしよう。

 気にしすぎですね(苦笑)

 あ~ぁ、せっかく親切にしてくれたのに、緊張なんかしちゃって申し訳なかったな。

 ロンドンに留学した夏目漱石が鏡にうつった自分の姿を見てみじめな気持ちになったのを思い出しました。

 相手の体が大きいというだけで本能的に緊張してしまうんですかね~

 まさかね。

 たんに美人に弱いだけなのかも☆

 最近地元の図書館を利用し始めたので、次に何の本を借りようか検索していたら、新井素子さんの新刊がヒットしました。

 新井素子 著

 『銀婚式物語』 (中央公論新社)

 沢口靖子主演でテレビドラマ化もされた『結婚物語』『新婚物語』の続編。

 昨年単行本化されていたのに気が付きませんでした。

 新井素子ファンとしては不覚!!

 もう本屋さんには置いてないだろうから、取り寄せになるとすぐには読めないし、図書館で借りたら自分の手元に残らないし、買うにしても将来的に文庫化されるなら『結婚物語』と『新婚物語』が文庫サイズだから文庫で買ってサイズをそろえてキレイに本棚に並べたいし…

 とりあえず図書館で借りて文庫化を待つべき?

 でも中央公論新社さん、文庫化ってしてくれるの?

 すごく迷っています。

 …私の中の悪魔が「単行本も買って文庫化されたら文庫本も買ってしまえ!」とささやきかけるんですよね(苦笑)

 あ~ぁ、どうしようかな。


葉室麟 『秋月記』

2012-02-29 22:29:53 | 日記・エッセイ・コラム

秋月記 (角川文庫) 秋月記 (角川文庫)
価格:¥ 700(税込)
発売日:2011-12-22

 

 図書館で借りた本を読まなくちゃいけないのに、生来の移り気が頭をもたげて、またまた他の本を先に読んでしまいました。

 

『蜩ノ記』で第146回直木賞を受賞された葉室麟さんの作品。

 

『秋月記』 (角川文庫)

 

です。

 

 九州の小藩「秋月藩」を舞台にした時代小説。

 

 秋月藩は豊臣秀吉の家臣として有名な黒田長政の子孫が治める藩ですが、本家である福岡藩というのが別にあって、支藩と呼ばれるいわば分家のあつかい。

 

 その福岡藩が何かにつけてちょっかいを出してきて、主人公である秋月藩の家臣たちは、本家から秋月藩を守り抜こうとそれぞれのやり方で侍(さむらい)としての生き様を読者に見せてくれます。

 

 力なき者が、いかにして力ある者に立ち向かうのか…

 

 理不尽な要求。力にまかせた妨害。金と流言が飛び交う中、命を落とす者も現れ、ついに秋月藩は本家の支配下に置かれてしまいます。

 

 前半から中盤までのあらすじはざっとこんなものですが、確かに直木賞を受賞した『蜩ノ記』に比べ、強引なところがないわけではありません(十七人対一人の対決とか、いきなり大風が吹くとか♪)、ラストも静かな中にドラマチックなものがあった『蜩ノ記』に比べると、スッキリしない感じ。

 

 でもでも、選考委員はちょっと突き抜けた感じの仙人みたいな『蜩ノ記』が好みかも知れませんが、私は個人的に泥くさいこの『秋月記』もとっても面白かった!!

 

 ちょっと生意気なことを書くと、忍者みたいなのが出てきたり、戦いのシーンがけっこう細かく描写されていて、葉室麟さんの筆が「時代小説の売り」に突っ走っているのはよくわかるのですが、葉室麟さんの「売り」は薄幸の女性「いと」や彼女を助ける久助、主人公を慕う男装の女性漢詩人、猷(みち)といった、人々の”想い”を表現した描写なんですよね。

 

『蜩ノ記』ではそこがちゃんとメインになっていました☆

 

 でも、作者のそんな気負いも嫌いじゃない!

 

 今回、運命に翻弄されながらも健気に生きた「いと」には一番泣かされました。

 

 ちょっと強引な「十七人対一人」の対決シーンだって、男の友情に熱いものがこみあげてきて思わずジーンときましたし♪

 

 悪人をあまり描写しないのは葉室麟さんの作風なのかな?

 老かいな古狸、家老の宮崎織部とか、柔術の達人とか、魅力的なキャラクターもたくさん出てきます。

 

 己を捨てて他者のために生きる…

「正しいことだけをすればいいというのは怠け心だ」

というセリフが印象的。

 

 これはあくまで小説の話ですが、自分が悪役になってまで守るべきものを守るために、静かに身を引くことのできる大人がどれだけいることか…

 

 残念ながら、小説の設定を現代にもってくると、とたんにウソくさくなってしまうのでは、と思ってしまいました。

 自分が損をしたくない。自分が傷つきたくない。自分の身を第一に考えるのが当たり前でしょ、と何の臆面もなく口に出してしまう。そんな薄っぺらな考えが「常識」になりつつあるような…

 テレビで言い訳しかしない政治家や役人、企業のお偉いさんたちをみているとそう思ってしまうんです。

 

 ちょっと飛躍しすぎですね(苦笑)

 

 誰も見ていなくとも、誰一人評価してくれなくとも、自分だけがわかっていればいい。

 本人が望むと望まざるとに関わらず、美しく咲いた花の匂いは風に運ばれそれとわかるもの。

 そんな言葉がピッタリの本でした。

 

 フゥ。

 

 いい読書ができました☆

 


『東京日記3 ナマズの幸運』

2012-02-22 22:01:02 | 日記・エッセイ・コラム

東京日記3 ナマズの幸運。 東京日記3 ナマズの幸運。
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2011-01-26
 先日本屋さんで注文した本を受け取って来ました。

 川上弘美 著

 『東京日記3 ナマズの幸運』(平凡社)

 芥川賞作家、川上弘美さんの書く、ウソとホントのまざったおとぼけ日記。赤いパンツをはいて気力をみなぎらせたり、奈良ホテルの池で捕獲され、秋篠宮家に献上された四匹のナマズの幸運を祈ったり、友だちと絹の腹巻の話で盛り上った後、「そういえばこのところあたしたち、恋愛の話とか、ぜんぜんしないね」と言われて放心してしまったりします(笑)

 もう一冊、久木綾子さんの『見残しの塔』も注文していたのですが、こちらは品薄で在庫を確保できなかったとのこと。しかたがないので、十数年ぶりに地元の図書館に行って借りて来ました。

 久しぶりに行きましたが、いい体験になりました。

 今はipadなんかも貸し出しているんですね。

 前から読みたかった、三山喬さんの『ホームレス歌人のいた冬』(東海教育研究所)もついでに借りて来ました♪

 一時期、朝日新聞の短歌コーナーに採用されて話題になった、ホームレス歌人、公田耕一(おそらくペンネーム)を取り上げたルポタージュ。

 公田耕一の痕跡を探して、作者が横浜、寿町界隈のドヤ街の人々にインタヴューして回ります。このドヤ街の人々の話がすごく胸に迫りました。

 田舎の小さな図書館なので、蔵書は少ないのですが、こじんまりとした中にも本と触れ合う様々な工夫がこらしてありました。今度はゆっくり見てこようと思います。

 とりあえず、返却期限までに読んでしまわないと。

ホームレス歌人のいた冬 ホームレス歌人のいた冬
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2011-03


レファレンス、調べもの、探しもの、お手伝いします

2012-02-19 21:14:18 | 日記・エッセイ・コラム

 先日本屋さんで探してもらって見つけられなかったマンガ、埜納タオさんの『夜明けの図書館』(双葉社)がどうしても読みたかったので、隣町の本屋を3軒回りましたがそこでも見つかりませんでした。

 しかたがないので、最初の本屋さんに戻って改めて取り寄せてもらおうと注文窓口へ。

 対応してくれたのはこの間の若い女の子じゃなくて、ちょっと頼りなさそうな男性。先日在庫はあるはずなのに見つからなかった事情を説明し、注文したいと告げると、パパッとパソコンを操作して、「一応探してきます」と、小さな声で言って売り場の方へ探しに行きました。

 5分くらいは待たされたでしょうか。

 頼りなさそうだし、二度手間だなぁ、と思っていると、なんとその男性はちゃんと一冊のマンガを持って戻って来るじゃありませんか!

 埜納タオさんの『夜明けの図書館』(双葉社)

夜明けの図書館 (ジュールコミックス) 夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
価格:¥ 650(税込)
発売日:2011-10-17

 「そう、これです。あぁよかった♪」

 この間は三人で探しても見つけられなったのに、やる~

 私が20代後半の独身女性だったらホレていたかも!

 お互いむさくるしい男同士というのが残念(苦笑)

 その場で購入して、ようやく手に入れることができました!!

 その日は他に、川上弘美さんの『東京日記3 ナマズの幸運』(平凡社)と、89歳で小説家デビューした久木綾子さんの『見残しの塔』(文春文庫)を注文。

 急いで帰って『夜明けの図書館』を読みました。

 図書館で働く新人司書が、様々な利用者からのレファレンス(「調べもの、探しもの、お手伝いします」)の要望に、悪戦苦闘しながら答えようと奮闘する物語。

 あこがれの職業に就けて、はりきりすぎてカラ回りしたり、同僚とのエピソードがあったり、それぞれのレファレンスにそれぞれの物語があったりして、絵柄はいわゆる少女マンガしていますが、楽しく読むことができました♪

 欲をいうと、探している本が実在の著名な本だったりしたらもっと面白かったかな?

 図書館ってあまり利用しないので、レファレンスがこんなに大変だとは思いませんでした。自分の好きなジャンルならまだしも、郷土史とか社交ダンスのマニュアルとか、いろんな要望に答えるなんて、自分だったらとっても無理。

 だからマンガを探してくれた本屋のお兄さんには感謝しています。頼りなさそうなんて、見た目で判断してゴメンナサイ(苦笑)