征服＆占領

　　タンポポ調査会なるグループの調査によると、
今頃の時期、道端に咲くタンポポの日本在来種が姿を消し、
ヨーロッパ原産の外来種が勢力を拡大していると報告している。
ここ３０年で分布図は大きく変わり、
在来種と外来種が交配した雑種の存在も明らかになっているとか。

　そういえば、当店の敷地内にはやけに背丈のある外来種のそれが、
以前にもまして増えているように感じる。
外来種は花粉に関係なく単独で種子を作るが、
在来種は花粉を介して種子を作る。
つまり在来種は、虫が花粉を運んでくれないと繁殖できないそうだ。
田んぼの畦や原っぱなど里山に生え、自然が破壊されると外来種に置き換わる。
要するに外来種の存在は、「都市化の指標」となると調査会は警告している。

　だが、タンポポの根には思わぬ効用があるらしい。
「毛包を強くする３つのタンパク質と毛髪を支える内毛根鞘に、
タンポポの根（生薬名・ホコウエイ根）が効果を発揮、
高い発毛・育毛作用が得られると云うのだ。
しかも、全てのタンポポの根に効果があるという。

　辞書で「征服」を引くと 【武力で敵を負かし、支配下におくこと】とある。
また、「占領」には【他国の領土を武力によって自国の支配下に置くこと】
どちらも歴史小説にのみ出てくる言葉と思っていた。
だが、現実の世界でこれらの暴挙がなされていることを、
報道されないから、我々は知らないでいる。

　中共によって東トルキスタンの国では、
およそ1000万人もの人々が犠牲になっているというのだ。
強制中絶や「政治犯」としての処刑。
５０回もの核実験による放射能中毒での犠牲。
(過去にシルクロードを観光した人間にも被害が及んでいるかもと聞いた)
チベットも、全く同じ方法で征服・占領されたという。

　誰も皆、明日を生きたいと願っているのに・・・
しかし、これは他人ごとではない。
軍事力を増大させている中共は≪牙を剥いた獅子≫と、
国際社会を熟知しているインテリ達は警告している。
在来種のタンポポが姿を消すのが先か、それとも我が日本が・・・
ん・ん・ん？？　　ギャァ～～～～

誰もが戴いた命

　
　或る家庭の≪老老介護≫の実態を聞き、
胸が痛くなった。自分の体の自由が利かない妻が、
寝たきりの夫を介護する辛さ。地獄の日々だと嘆く。

　大病院へ入院したら、回復が望めない状態の患者は医療費等の問題で、
自宅での養生を勧告されたという。
つまり、先のない命は見捨てろということなのか！
この日本の為に必死で働き、繁栄に貢献してきた人間に対する仕打ち。
話を聞いて気持ちが塞いだ。

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　中国が新疆ウイグル自治区で実施した核実験による被害で、
同自治区のウイグル人ら１９万人が急死したほか、
急性の放射線障害など甚大な影響を受けた被害者は１２９万人に達するとの、
調査結果が札幌医科大学の高田純教授（核防護学）によってまとめられた。
広島に投下された原爆被害の４倍の規模という。

　　　　　　　　　　　　　　　(　産経新聞５月１日朝刊より )

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　実に残酷な事実。命を軽んずる中共の正体である。
先に行われた日中首脳会談で核軍縮について麻生首相が、
「世界的な核軍縮の前進のために協力してほしい」と訴え、
胡主席は「今後も積極的に努力していく」と述べた。

　日中関係について、胡主席は「特に歴史問題は適切に処理し、
戦略的互恵関係を発展させることが大事だ」と【クギ】を刺したとの報道に、
どの顔して！？と言いたい。
東トルキスタンやチベットでの大量虐殺を実行した中共の何という恐ろしさ。

　しかし、天から与えられた命が、斯くも軽々しく扱われる現実に、
人間の罪深さを強く思わざるを得ない。

　ここ３～４年、１０人ほどでみえる年配男性のグループ。
一昨年亡くなった友人へ献杯をしてから始まった酒宴。
穏やかな日差しの庭先で実に楽しそうな３時間を過ごされた。
また来年も必ずや訪ねたいとの言葉に、
健康で過ごされるよう心から願った。