山の頂から

やさしい風

北京オリンピック・≪羊頭狗肉≫

2008-07-31 08:45:22 | Weblog


 オリンピック選手なら誰もが手にしたい金メダル。
開催秒読みの北京オリンピックのメダルが発表された。

 金メダル数世界トップを誇るアメリカ。
前回のアテネオリンピックで、中国はアメリカに次いで世界第2位。
今回、中国は600人を派遣して大会に臨むという。
どうやら金メダル獲得数ナンバー・ワンを目指しているようだ。

 2億人以上の人々が最低貧困層に属する中国だが、
一方で莫大な予算を投じ、威信をかけた金メダル獲得に邁進している。
しかし、民衆はどのくらいのコストがかかっているのか、知らされていない。

 アテネオリンピックまでの4年間で、
中国はその準備に200億元(約2800億円)を費やし、
32個の金メダルを獲得した。
メダルひとつあたり700万元(約9800万円)の計算である。
従って、中国の金メダルは「世界一値段の高い」メダルとなった。

 社会福祉や教育システムが行き届かず、極端な格差社会となっている中国が、
これだけの財源をメダル獲得に費やすのは正気の沙汰ではない。
と、或る記事に書かれていた。

 また、人間の基本的な自由さえ保障できず、
民工が毎日10時間以上、汗水たらして働いても、
その給料が保障されない国。中国。
スポーツにお金を投じ、国民の健康意識を高めることもおおいに結構だが、
田舎では、学生がスポーツを楽しむための運動場や道具がない現実。

 数多くの体育館があるが、一般には開放されていない。
中国は莫大な予算を投じて、スポーツの精鋭を養うが、
スポーツとは無関係の貧困にあえぐ人々は、
どのように北京オリンピックを迎えるのだろうか。
更に、そう書き加えられている。

 ハァ~ァ、平和な祭典の裏側は≪羊頭狗肉≫なんですねぇ~~
クーベルタン男爵のため息が聞こえてきそう・・・

韓国・≪和尚打傘~無髪無天≫

2008-07-30 00:12:03 | Weblog

  中国語で≪和尚打傘~無髪無天≫とは、
和尚には髪の毛がなく、傘をさせば空は見えない。
つまり≪無髪無天≫、髪は法と発音が似ており、
天は‹神›を意味することから、法も無ければ神も無い。
転じて「やりたい放題」と解釈するそうだ。

 嘗て、毛沢東はアメリカのジャーナリストに、
絶頂期の自分を指して「自分は和尚打傘だ」と言ったという。
 
 韓国首相が竹島を訪問し、「独島はわが領土」との石碑を設置。
「独島は歴史的、地理的、国際法的にわたしたちの領土だ」との立場を、
重ねて強調したとのニュースを聴いた。
国家の重責を為す者の無茶苦茶で形振り構わぬ振る舞いは見苦しい。
やっぱり半島そのものが「無法者根性」なのだろうか?

 韓国、大嫌~~いと言いたいところだが・・・待てよ?
文化交流の道は残さねばなるまい。
≪韓流スター≫の人気は、まだまだ衰えそうになさそうだし・・・
しかもイケメン男優は爽やかでどれもいい!!

 【リュ・シゥオン】のツアーダンサーのオーディションに次女が受かった。
武道館ライヴにバックダンサーとして踊れるらしい。
だから、この際政治と文化交流は切り離して、娘の為に喜んであげよう~~っと。
踊ることに夢をかけて頑張る娘の喜びに水をかけまい!!

 対馬は勿論、竹島は日本の領土だよ~~
だけど≪アジアの王子・シゥオン≫さん、政治問題は超えようねぇ~~


夏・鉄砲水~遠い記憶

2008-07-29 16:35:09 | Weblog
夏が来る度、必ず繰り返される水の事故。
4人もの死者が出てしまった昨日の神戸市・都賀川の鉄砲水は、
自然の恐ろしさを改めて感じた。
避難する際に、子供同士でつないでいた手が離れてしまい、
幼い男児が濁流に呑まれてしまったとの記事を読み、
数十年前の夏の日を思い出した。

 そのころ住んでいた家の前には、幅5メートルくらいの川が流れていた。
普段は子供の足首くらいの水量だが、台風などで水かさが増すと、
道路にまで水が溢れたのを覚えている。

 弟が4~5歳の頃だったろうか、
台風の去った橋の側で弟は友達と遊んでいた。
橋に欄干はなく、20センチくらいの高さで縁がついていた。
そこから弟はズルっと川に落ちたらしい。
傍にいた同じ年くらいの男の子が、咄嗟に手首を掴んだ。
道路の淵だった為に、直ぐ大人の目に留まり助け上げられた。
少し水を飲んだものの大事には至らなかったのだ。

 若かった母が、弟を抱きしめて大声で泣いたのを記憶している。
転勤族だった我が家。その、手首を掴んでいてくれた子と後年逢ったことがある。
その人は、絶対に手首を離さないと子供心に思ったと言っておられた。
あの時、手が離れてしまったら・・・
遠い記憶ではあるが、思い出す度に胸がドキドキする。

少年の日・≪虫取り≫

2008-07-28 20:18:11 | Weblog
 現代はカブトムシを自販機で買える。
何とも承服できない年代の私である。
ひと昔前なら早朝の庭に、必ず2~3匹のオニムシがいたものだ。

 昨年、生まれて初めて生きた玉虫を捕まえた。
その得も言われぬ翅の色に暫しウットリと見惚れた。
ちょうど昆虫採集に来ていた小学生の親子にあげたが、
今になって思うに惜しい。
昔、「玉虫の翅を箪笥に入れて置くと衣装が増える」と、
年寄りが言っていたのを思い出したからだ。
確かに、あんな美しい貴重な虫には不思議な力があるかも・・・
と、思っていたら先日、麓の大平町の男性が玉虫を養殖していると、
新聞で読んだ。 「ガ~~ン」途端に玉虫の色が褪せてしまった。
自販機のカブトムシと差ほど変わらない・・・

 昆虫採集の親子のグループがみえた。
子供と若い両親等が嬉々として山の中に消えた。
2~3時間して戻り、其々の虫カゴには何かしか入っているようだった。

 帰りがけ、ひと組の家族の虫カゴが空っぽなのを見た。
「残念でしたね」と声をかけたら、
「楽しんだので皆逃がしてやりました」と、その父親が答えた。
親子のニッコリ満足そうな笑顔が印象的だった。

 虫の受難の期間はこれからだ。
ヒラヒラと舞い踊るアゲハに「捕まるなよ」と小さく言った。

サイボーグ五輪、間近か?!

2008-07-27 08:03:59 | Weblog
 オリンピズムは、肉体と意志と知性の資質を高揚させ、
均衡のとれた全人のなかにこれを結合させることを目ざす人生哲学である。
オリンピズムが求めるのは、文化や教育とスポーツを一体にし、
努力のうちに見出されるよろこび、よい手本となる教育的価値、
普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重などをもとにした生き方の創造である。

 オリンピズムの目標は、あらゆる場でスポーツを、
人間の調和のとれた発育に役立てることにある。
またその目的は、人間の尊厳を保つことに重きを置く
平和な社会の確立を奨励することにある。・・・・

オリンピック憲章・根本原則に書かれている言葉だ。

 英・スピード社の水着騒動で、北島選手が「水着が泳ぐのではない」と、
発言したが、真その通りで本来、競技は努力で磨いた技術を競い合うものだ。
ギリギリまで鍛えあげた肉体を使い、その技術の競り合いの妙こそ、
人々を感動に誘う。だから、必要なものは肉体と精神のみと思うのだが・・・

 遺伝子治療がスポーツ競技のドーピングに使われようとしているらしい。
赤血球を増やす「エリスロポエチン」をつくる遺伝子や、
筋肉を強くしたり、血管を太くする成長ホルモンの遺伝子を、
体内に導入するなどして運動能力を上げる方法が考えられるという。

 まるでサイボーグの世界ではないか。
人権問題で揺れた聖火リレー、水着騒動とお騒がせ北京五輪は、
間もなく蓋を開ける。
益々、五輪精神からかけ離れたオリンピックになってゆくのだろうか・・・
いっそ、別枠で≪サイボーグ五輪≫を作ればいいのかも!!

宇宙人は心配している!?

2008-07-26 07:19:53 | Weblog

 宇宙人は地球の未来を心配している?
テレビのインタビューで、そう答えている人がいた。

 メキシコの上空では未確認飛行物体が、
よく見えられるという。また、最近ではイギリスに於いても、
そういった情報が多いらしい。やっぱり、宇宙人は存在??するのか。

 そんな中、米航空宇宙局(NASA)の元宇宙飛行士が、
政府は宇宙人の存在を隠ぺいしているとの発言にメディアは大騒ぎ。
この元宇宙飛行士は、1971年に打ち上げられたアポロ14号の、
元乗組員エドガー・ミッチェル氏。
政府は宇宙人の存在を隠してきたが、、「我々のうちの何人かは、
一部情報について説明を受ける幸運に浴した」と説明。
宇宙人は「奇妙で小さな人々」と呼ばれているなどと語った。 
と、7月25日の 時事通信にあった。

 約2500年前、旧暦の4月8日に釈迦族の王子ゴーダマ・シッダルダ誕生した。
29歳にして出家し、35歳のときに明けの明星を見て大悟する。
彼の説いた教義の中でひときわ異彩を放ったのが「因果応報の理」

 この宇宙には多層次元の空間が数多くあるという。
それぞれの世界にはそれぞれの時間があり、人は時間と暦法の中で生活している。
 
 今年の新暦5月12日、中国四川省でM7.8級の大地震が発生した。
これを旧暦に直すと4月8日である。

 法輪功は、今も中共による弾圧が続いているが、
その創始者である李洪志氏は、旧暦4月8日の生まれだという。
法輪功は、99年7月20日に中共による弾圧が開始された。
旧暦に直すと6月8日。
今年の新暦6月8日に秋葉原で無差別テロ事件が起きた。

 数字の不思議というか、、“天の警鐘”と捉えるのか・・・
(しかし、こんなことで犠牲になった方たちは気の毒でならない!!)
天体自体、あるいは宇宙自体に、埋め込まれたリズム、規則性がある。
と、以上或る資料に書かれていた。

 宇宙人が心配する地球?
宇宙の規則性による「因果応報」のリズム?
なんとも凡人には解らない摩訶不思議な現象ではある。

庚申様

2008-07-25 08:04:16 | Weblog
  子供の頃、夜更かしをしようものなら「庚申様の晩におし」と、
年寄りに窘められたものだ。その庚申様とは≪庚申信仰≫のことで、
十干(じゅつかん)の庚(かのえ)と十二支(じゅうにし)の申が結びついた、
六十回に一度回ってくる年や日に行われる民間信仰のことだそうだ。

 中国の道教に由来し「人体には、三屍虫(さんしのむし)という
油断のならない虫がおり、庚申の晩に人の寝息をうかがって抜け出し、
天に登って≪天帝≫に人の悪行を告げる。
だから、その晩寝ないようし三屍虫が抜け出すのを防がねばならない。」
と中国の古い書物に記されているようだ。

 庚申信仰は、江戸時代に最盛期を迎え、
娯楽と信仰を兼ねることが出来る庚申に、自分たちのささやかな夢を託し、
国土安全、平穏無事、五穀豊穣、家門繁栄など
自分たちの守り神として広く信仰されてた。この信仰は現在も見られる。

 その庚申信仰の表現の最たるものが日光・東照宮の≪三猿≫とか。
さぞかし、世の政治家達は寝不足な人が多いのでは・・・?

ワンワンって

2008-07-24 07:10:51 | Weblog
   連日の暑さに当店の看板娘・モモは、
ゴロリと寝ころんだままダレている。
が、時折起き上がっては≪お務め≫とばかりに吠えたてる。

 昨日、3歳くらいの男の子が父親とやってきた。
縁台に腰をかけアイスクリームを食べながらモモを見て言った。
「パパ、ワンワンって犬が喋っているよ」
子供って面白い表現をするなと感心した。

 シンガポールで開かれている北朝鮮核問題をめぐる6カ国協議の
非公式外相会合で、高村外相が米・ライス長官に対し、
拉致者の再調査がなされていない旨を告げたとのニュースがあった。
「ええ~~っ、未だ何にもしてないの?」ってな具合の受け答え。
なんだか苛められっ子が先生に告げ口しているように感じられた。

 まるで「後で、よ~く言っといてあげるからね!」ってかわされた様。
それで北朝鮮に「犬がワンワンって喋っているよ」なんて言っているんじゃ・・・

 他力本願の外交では何時になっても埒があかない!!
本当にもどかしいばかりだ。
首相に群がる「ぶら下がり」のような塩梅では取り返せないゾ~~

似てる~~

2008-07-22 09:45:12 | Weblog
 本当によく似た親子、それも三代のお客さんが見えた。
よくもまぁ~と思わず声に出してしまうほど似ている。
孫を抱くオバアチャンは、未だ若そうに見えた。
頬っぺたの落ちそうなほどに丸々とした乳児。
歯のない口を開けニッコリと笑う、その顔までも親子で似ているのだ。

 昨日はペットを連れたお客さんも多かった。
そのペットと飼い主が、これまた不思議とよく似ている。
どなたも我が【子】が堪らなくかわいい~~っていう様子。
確かにその仕草には癒される。

 手伝いの豊子さん、モモは私とよく似てるって言う。
ええっ!、どこが~~
 ○ デクデクとしたメタボな体型?・・・確かに同じだ!!
 〇 一見小利口そうだが、実はオバカキャラ?・・・これもハズれてない!
 ○ キャンキャンと小うるさい?・・・これまた確かに!

 まっ、いいさ。チャン・ツイィーに似ていても仕事にならないし・・・
しかし、女と生まれたからには美人女優に似ているって言われてはみたいもんだ。


もうどうにも止まらない~~

2008-07-21 06:43:57 | Weblog
 毎週日曜日の早朝に13~4人連れだって、
2時間ほど山を歩かれるグループがある。
平均年齢は65歳以上、意気軒昂な方ばかり。
懐具合も時間も、たっぷりと余裕が御有りなのだ。
7時半ごろに集合し、9時半頃には戻ってこられる。そして、
いつも庭の定席に陣取り、小一時間くらい軽く飲食をされるのだ。
それが何年も続いている。
ご夫婦連れも何組かあり、実に楽しそうなお仲間だ。

 昨日は心地いい風もあった所為か、お喋りが尽きなかった。
皆さん、何時もより永く居られたが、
二人の奥さんは、皆が引き揚げてもお喋りが止まらない。
両の御主人は30分待たれたが、呆れて先に帰って行かれた。

 まさか! それから2時間経っても【御神輿】が上がらない。
そして店は昼時となり忙しくなって二人に気も止めなかった。
一段落して、ふと眼をやると・・・な・な何と未だ坐っている~~
だって、もう午後2時になろうとしているのだ~~
朝の7時半から今の時間まで、いったい・・・お疲れさんですぅ。

 義姉がお茶を持って行ってあげたら「アラッ、いま何時!?」だって。
きっと人生の始まりから、未来まで話し込んだに違いない。
ハアァ~~、もうどうにも止まらない!!