山の頂から

やさしい風

≪プリンシプル≫は曲げられぬ!!

2009-05-20 23:56:48 | Weblog
  ここ7~8年で、当店の事情はすっかり変わった。
5月と云えば学校の遠足で連日賑ったのが、
土曜日を休日とした頃から遠足が以前の十分の一に減り、
当然、我が家には大きな痛手となった。

 そんな中、今日は2校の遠足の予約があった。
どちらも小学校の低学年、クラス規模の人数も殆ど同じだった。
庭の縁台は滞在時間中は貸し切りなのだ。
強い日差しの中、児童等は同時に到着。
どちらの学校も、先生の適切な注意事項の説明があった。
(低学年ゆえ、集中力はいいところ5~6分か)
しかし、先生は根気強い。同じ事を3度も繰り返し述べる。

 やっと、説明から解放された児童等はいよいよ楽しみなお弁当の時間だ。
箸を忘れた。水筒の蓋が開かない。誰々ちゃんが水をこぼした等、
次から次へと、入れ替わり立ち替わり用件を言ってくる生徒。
さて、問題は買い物である。
2校とも条件は殆ど同じ。時間差で買い物をして頂ければ有難い。
(いうなれば、こちらの都合ということなのだが・・・)

 先生方の食事が早く済んだ学校に、早めの買い物をお願いした。
主任の先生は二つ返事で、子供たちに食事の後片付けを指示。
なればと、こちらはスタンバイし今か今かとお待ちする。
すると、先生の御口から意外な御言葉が・・・
「ハ~イ、おやつを食べてもいいですよ~~」 ギョ・ギョッ!!
それから15分間、児童の間をスナップ写真を撮りに廻る先生。

 こりゃ、アキマヘ~~ン。
一方の学校も食事を終えて、先生が買物の許可を出した。
それからの40分間は、目も当てられぬハチャメチャ状態。
何しろ200人強の【御客様】に4人で対処するのだ。
センセ~イ、≪プリンシプル≫は曲げられないのですねぇ!?

 ≪嵐≫の去った後、暫くは虚脱状態の吾等が4人。
いいえ、悪いのは我が方で御座います!
数年前までは、こんなことが日常茶飯事だったのだ。
時代とともに事情も変わる。そして我が家の経済状態も・・・ハァ~ァ。
眩暈は夕方まで続いた。