素顔で、ごめんね・ごめんね～～

　昨日の早朝、勝手口のドアを叩く音に訝りつつ外に出ると、
早くに申し訳ないが店を開けて欲しいと言われた。
見れば駐車場には足立ナンバーのワゴン車が数台並んでる。
なんとNHKの撮影班とお笑い芸人の【U字工事】がいるではないか！
さらに十数人の早朝散歩の人達の賑やかな輪があった。
自分のことより先にモモの下の世話から始まる朝の日課。
が、化粧はおろか忙しなく身支度を整え開店準備をする。
やきとり、玉子焼、だんごを準備してくれとの注文に、
慌しく立ち働き<化ける>時間などない。
あぁぁ、嫌だぁ～～はなの素顔で≪ごめんね、ごめんね！！≫

　程なくしてU字工事の御両人が店内に・・・カメラは彼らを追う。
そして私にもレンズが・・・ちょっと、ちょっと困る～～
U字工事のお二人は共に中々の好青年。
今をときめく人気お笑い芸人だがきちんとした挨拶も出来て気さくだ。
お出しした名物料理を「うめぇ～」と言って頬張り、
案内人のK氏と楽しそうに談笑をしている。
そのうちに遠巻きにしていた見物人がサインやらスナップ撮影やらと、
次から次へと求めても嫌な顔もせず応じている。
実に好感のもてる彼等の態度に一同更にファンとなった様子。

　　　NHK BSプレミアム　 5月17日（木）午後9:00～10:30
　　「どこまで見えるスカイツリー！～関東平野・東へ西へ　大冒険
という番組撮りということだ。
ここ太平山から浅草周辺まで直線距離にして約70キロ。
頂きから見渡す関東平野は遮るものが無い。
上杉謙信が関東受領となって一望し感嘆したのも頷ける。
我が家の庭から見えるスカイツリーは鉛筆のようだが確かに見える。
さらに東京タワーや都心のビルまでも」撮影することが出来るのだ。
その最高傑作写真を栃木市在住のK氏が撮影し、
人伝手にNHKのプロデューサーに知れたらしい。
そんな縁で我が家での撮影と相成ったというわけだ。
K氏は40年間、早朝の太平山の四季を360日は撮り続けている方だ。
その方でしても滅多に会得のいくものは撮れないという。
NHK撮影班もまだ撮影に通わざるを得ないようだ。
自然界の美の神様はそう簡単には微笑みをくださりそうにない。
起き抜けに得も言われぬ自然の美を、
独り占めに出来る幸せに感謝せねばなるまい。

気付いたら若葉！

　　今年ほど桜の開花予測にヤキモキした年はない。
しかし地球温暖化と叫ばれて久しく、春の彼岸頃に桜が咲いた時には、
日本の四季が無くなるのでは？と、これまた不安を覚えたものだ。
が、花の開花リズムは今年の様なことが本来のあるべきものらしい。
地球は今、【小氷河期】に突入しつつあると或る学者が唱えている。
それにしても今年の桜は見事だった！
近年稀に見る美しさで沢山の人々を感動させた。
形振り構わず働く毎日だったが年々体力は坂を下るが如くにあり、
疲れた体に鞭打って季節の移ろいにも、鶯の初音にも上の空でいて、
気付いてみれば若葉の季節になってしまった。

　モモを2週間入院させ引き取ってからの毎日は、
家庭内のサイクルは彼女の状態に一喜一憂で廻っている。
一日のほとんどを微かな寝息をたてて寝て過ごすモモ。
それでも生きていてくれることに安らぎを感じている。
もちょっと生きて！ そう心で叫びながら介護する毎日だ。

　世の中の出来事にまったく疎く過ごした約一ヵ月間。
消費増税に生命をかけるとうそぶく現政権担当者ら。
この消費税は目的税としての社会保障費などには決して使われず、
「特別会計」に組み込まれ財務省管理のブラックBOXの中に入ってしまい、
透明化されないと主張する人がいる。
さらにこの「消費増税」は、アメリカからの至上命令とかで、
アメリカは、現在重度の金欠病で瀕死の状態であり、
日本がアメリカ国債（ただの紙切れ）を「消費税増税資金」で購入してもらう以外、
生き残れないのでこのような脅しを再三日本の政治家にすると論説をしている。
まさにこの世は伏魔殿。【アングロ・ユダヤ】の手なる米国家の追撃は、
戦後６０数年を経た今尚続いているというのか！？　

　石原都知事の「尖閣諸島購入計画」のニュースを聴いて、
がんばれ！石原都知事～とエールを送りたい。
本来なれば日本政府がそうあるべきなのだが、不抜けた政権には土台無理な話だ。
また巷の支那擁護の者たちは挙って今計画を批判しているようだ。
付近に眠る石油資源が目当てで尖閣諸島の領有権を主張する支那。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
・・・・国交正常化や平和友好条約交渉に於いて触れないことで一致した。
トウ正平は、「こういう問題は一時棚上げしても構わない、次の世代は我々より、
もっと知恵があるだろう。皆が受け入れられるいい解決方法を見出せるだろう」と。
・・・・だが周恩来もトウ小平も完全に日本政府を騙したのだ。
「知恵」なんて少なくとも中国は出さず、とにかく領有の既成事実化だけを焦って、
今では武力をちらつかせて日本を脅しにかかっている。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊　～～杜父魚ブログより　渡部亮次郎氏
　
　2012年4月19日、台湾の李登輝本総統が、
「尖閣諸島は日本の領土だ」と言及しておられる。
中国大手検索サイト百度の掲示板に立てられたスレッド、
「日本が最も好きな国と最も嫌いな国、2012年版」によると、
日本が最も好きな国は台湾で42．2％、次いで日本の24．8％、
3位がドイツの5．8％。嫌いな国は1位が韓国で88．8％、2位が中国の5．2％、
3位がアメリカの1．5％という。

　支那では<対日開戦>の声が日増しに高まっているとか。
愚かしい教育で与太もん思想を植え付け愚民を増殖する国・支那。
1980年代の日本企業を支えた技術者ら数千人が、
第２の人生の場として支那へ渡り生活をしているという。
もちろん彼等が持つ技術力をかわれてのことだというが、
高齢の技術者の出番のない日本を後にし、
仕事をくれる支那で活躍することに後ろめたさはないと言い切る彼等。
だが恐らく支那人らは彼等から技術を取得した途端、
全てに於いて自分たちが磨き出したものだと主張するに違いない。
彼の民族は、そういった類の者たちであることを知る日が来るだろう。

　あぁ、そういう私めにいたっては、
世間の喧しい出来事に腹立たしさを感じながらも今は唯、
愛するモモの残り少ないであろう命を見つめる毎日である。

　【老犬のなに見る瞳鳥曇り】　　　初桜

桜、咲き出しました～～

　　ここ数日の暖かさで一気に桜が開花した。
しかし今日の雨。祭りの最中だが残念な一日となった。
明日からの好天に期待をしよう！

　旅行会社から桜の現況の写真資料を依頼された。
雨ゆえに好い写真は撮れそうにないが、
手伝いに来ている長女が撮影に出掛けた。
早速先方へ送るべく撮ったものを選んでいると、
「何よ！これ～～」
数枚の鼻のアップ写真があるではないか！！
「桜の満開には少し間があるので私の鼻を・・・」
久し振りに声を挙げ家族で笑った。

　数日前に我が家の看板犬・モモを入院させた。
パッタリ餌を食べなくなり歩けなくなったからだ。
捨て犬だった彼女を保護してから15年。
老犬になったとはいえ、急激な状態の変化はショックだった。
診断は芳しくなく回復する見込みは薄い。
来るべき時が来てしまったのだ・・・
胸に重苦しい思いがつえる毎日。
昨年の朝、満開の桜の下を散歩したことを思い出し涙する。
そんな私を気遣い長女は莫迦をして笑いを誘うのだ。

　桜の季節は何故か悲しい。
モモと一緒の散歩が叶わなくなったこの春。

　　【老犬の余命幾許さくら花】　　　初桜

　今日時点、太平山の桜は七分咲き。
今週の土曜、日曜が最高の見頃となるだろう。