山の頂から

やさしい風

ヒトラーユーゲントを見た

2008-04-30 00:14:46 | Weblog
 北京五輪の聖火リレーへの妨害を防ぐため
各地の中国大使館側が旅費を負担するなどして
現地の中国人留学生らを大量動員していたことが関係者の話でわかった。
「人間の壁」による妨害対策を指示するなど、対処マニュアルも作成。
各地で赤い中国国旗を振っていた「聖火応援隊」は、やはり当局主導だった。

 長野市を走った26日の聖火リレーでは
約5千人の中国人留学生らが日本各地から集まった。
東京から参加した複数の留学生によると
前日から夜行バスで向かい、1人2千円の交通費を負担したが
残りの費用は、すべて大使館側が負担してくれたという。(4/29 朝日新聞)

***********

 突撃隊は、ナチス党が敵視する政党の集会や街頭デモに殴り込みをかけ
暴力によって対抗勢力をつぶすのが当初の役目であったが
世界各地に現れた中国人留学生の集団はまさにそれだった。

 自由や基本的人権が保証された21世紀の民主国家で
生活している中国人留学生たちでさえも
中国大陸に引きこもっている大多数の中国国民同様
依然として19世紀の帝国主義時代を生きている人間であるという事実だ。
              (4/29 外交と安全保障を・・・ブログより)

***********

 チベット族女流作家、オーセルさんのブログの紹介です。
書かれていることを信じれば
中国側がチベット族を徹底的に弾圧する口実を得るために
わざと挑発しているとしか思えない。

 4月16日

■今日、ラサでは指名手配犯の放送がテレビでなかった。
昨日放送された第25号指名手配令では4人の僧侶が指名手配された。
セラ寺の学経のチベット自治区外の
チベット地域からきた僧侶だが、すでに逮捕されたという。

■ 軍警はラサのチベット族の主要居住区を捜査し
ダライ・ラマの写真があった家庭の人をすべて拘束した。
多くのチベット族はダライ・ラマの写真を食糧(穀物)の中
ツァンパや米、面粉のなかに隠していた。
あるいは屋根裏の梁の間など。密告する人があり
軍警の捜査を受け、チベット族たちは頭を抱えて泣きながら
ダライラマの写真を一枚一枚焼くしかなかったという。

 最近、チベット自治区は、体制内のチベット族党員と
チベット幹部に対して不信感がつのっており
各当局機関の門やオフィスに監視カメラが設置された。
チベット族たちは皆、「今の状況は恐ろしすぎる。
全ての人が恐怖の中で生きている」と話している。(4/28 福島香織氏ブログ)

**********

 また、実際に長野市に出かけた或るブロガーは
日本の警備側が中国人留学生側についていたと報告している。
どうやら中国政府に慮ってのことであろうとも・・・
最早、政治とスポーツは別なんて建前は嘘に感じる。

 中国チベット自治区ラサで3月14日に起きた大規模暴動で
ラサ市中級人民法院(地裁)は29日、チベット仏教僧侶ら2人に
無期懲役を言い渡した。ほかに僧侶5人が懲役20年―15年の判決を受け
抗議行動を主導した僧侶に厳罰で臨む姿勢が示された。
新華社電によるニュースだ

 急ごしらえの違法建築式場で開かれるパーティに
収容人数以上の客を招く似非【文化人】 全てが朱色でゴテゴテに金箔。
軋む式場の運命や如何に・・・

聖火って誰のもの?

2008-04-29 06:02:40 | Weblog
 五輪期間中に開催地でともされる聖火のリレー。
五輪憲章で「国際オリンピック委員会(IOC)の権限の下に
オリンピアで点火された火」と定義され
古代五輪が行われたギリシャのオリンピアで採火
開幕に先だって世界各地を回る。
現在の様式は、ナチス政権下での1936年ベルリン五輪で導入された。
2004年アテネ五輪で初めて五大陸を巡り
今年の北京五輪でも踏襲された。
だが、チベット自治区の暴動を鎮圧する中国政府への批判が高まり
その標的とされ、ロンドン、パリなどで妨害や抗議行動が起きた。

***********************

 北朝鮮の平壌で行われた北京五輪の聖火リレーは28日午後3時終了した。
北京五輪組織委員会の李炳華執行副会長は「円満に完了した」と成功を宣言し
北朝鮮の協力に感謝を表明した。
これまでで最も整然としたリレーだったとみられる。
李副会長は「感激した。永遠に忘れない」と平壌の聖火リレーをたたえた。

 ≪同じ穴のムジナ≫が称え合ってチョンチョン。
良かったねぇ~~ 
ところで聖火って誰のもの?

花束

2008-04-28 21:10:12 | Weblog
五十歳代の二人の主婦らしき女性が石段を降りてきた。
ひとりの方は二つの花束を持っていた。
境内で花を販売しているのかと尋ねると、墓参り用に町で買ってきたと
返答した。それにしては萎れかかっている。
気の毒に思い、ビニール袋に水を張ってあげた。

 春日部から電車とバスに乗り継いで当地へ来たと云う。
墓参りより先に<腹ごしらえ>を優先したと笑う。
自分の両親だから怒りゃしないわと実に屈託がない。
先日、NHkの放送を視てどうしても名物を食べたかったと云うのだ。


 花を店内に預けて庭先で寛ぐこと3時間。
墓参りは忘れてしまったのかと傍でハラハラしていた。
やっと、帰り支度を始めた二人。
「お花を忘れないで~」と声をかけると
「あっ、そうであった~~」 やっぱり記憶は薄れかかっていた様だ。
アッハッハァ~~と明るく笑ってアジサイ坂を下って行かれた。

 全く明るく元気な方達だった。
「美味しかったわよ~~宣伝するからね~~」と
山じゅう響き渡る声を残して・・・

詩・おっかねえなぁ~

2008-04-27 20:39:47 | Weblog
    赤い旗だらけで聖火なんど見らんなかったでぇ

   小旗でも振ってんならいいけんどがさ

   真っ赤か~なでっかな旗ばっかし並べて 

   おっかなかったでぇ

   でっけえ声でワンチャイナ~っちゃ叫んでさ

   フリーチベット~なんと叫ぶと

   赤い旗さ囲んでぶんなぐるっちゃ

   ありゃひどかんべぇ

   平和の祭典なんて言ってけどさ

   ちくらっぽだんべな

  ***********************

 テレビ画面に一杯に写る赤い旗の集団。実に不快に感じた。
大挙して押し寄せた≪愛国コール≫隊。
次は本番会場で【反日コール】を叫ぶのか!?
今日の天木直人氏のブログに
「チベット問題は日本が率先して取り組む問題ではない。
ましてや日本が大騒ぎをする話ではない。」と書かれていた。
果たしてそうだろうか?
アジアに於いて、ましてやダライ・ラマ14世が世界中に
呼びかけている事実に目をつぶれと云うのだろうか?

 ひどかんべねぇ~
したって私にはできないで!!

愛人撲滅隊が行く~~

2008-04-25 21:23:06 | Weblog
   「この世から愛人を撲滅する」~こんな目標を掲げた組織
反二ない(女偏に乃)同盟が中国に誕生したとの記事を読む。
全国各地に住む30~60歳代の愛人を抱えた夫との
【闘争】の渦中にいる女性16人の組織とか。

 中国では官僚腐敗が深刻化し社会問題となっている。
汚職で摘発された官僚の95%が愛人を囲っていたと云うから
なんとも凄い話である。
また企業家が愛人を<賄賂>として官僚に贈るとまでいう。
人権など全く顧みられない「男の夢物語」である。
全地球の女性のブーイングを聞かしてやりたいところだが
或る男性の爪の垢でも飲ませたいと思うのは私だけではあるまい。

 その御方とは映画俳優の≪アンディ・ラウ≫だ。
彼は47歳にして独身。芸歴は27年になると云う。
その彼曰く「結婚相手に美女は要らない!」
「安心できて一緒に家庭を築ける女性と結婚したい」と、おっしゃる。
もっとも、映画で散々美女と共演した彼。美しい女など珍しくもないのだろう。

 国文学者の中西進氏は【宇治拾遺物語】の中の小話から
恋愛のきれいごとも所詮生き物の営みに過ぎない。
人を愛する心は日本人の精神の基軸として歴史を貫いているが
【愛】とは必ずしも安易で無自覚なものではないと評している。

愛の先が未だ朧な頃が最高と言えるかも知れない。
そして恋は、身のやつれるほど恋い焦がれる内が花かも・・・
《愛人撲滅隊》の世界連合が組織される日は近い!?


冥福を祈る

2008-04-24 22:59:06 | Weblog
  父は5人兄弟だった。その中で父が長兄。
33歳で病死した叔母。70歳で亡くなった叔父。
二人とは仲が良かったが、他の二人とは反りが合わなかった。
当然、疎遠になった。 親せき付き合いもせず20年になる。
互いに努力が足りなかったのかも知れない。
私にとっては叔母、叔父ではあるが
父に対して無礼であったのを知っていたので傍観していた。

 しかし、歳をとって兄弟が疎遠の関係は寂しいであろうと感じてはいた。
だが、こじれた仲を修復することなく叔母が亡くなった。
父は一言「そうか・・・」と言った。

 血縁者の仲違は他人のそれよりも悪い。互いに意地を張るからだ。
何処かではきっと、許し合っているのかも知れないのに・・・

 今日の雨は少し寂しさを感じる。
疎遠になったとはいえ叔母である。
今夜はせめて、静かに心から冥福を祈ろう。

サン・ジョルディの日(世界本の日)

2008-04-23 06:53:12 | Weblog
今朝はひどく冷え込んで一枚多く着ました。
それもそのはず<寒の戻りの特異日>だそうで、油断すると体調を崩しますね。

 情熱の国・スペインでは今日は【サン・ジョルディの日】とか。
スペイン・カタロニア地方には、この日、守護聖人サン・ジョルディを祭り
女性は男性に本を、男性は女性に赤いバラを贈る風習がある。
この日は「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの命日でもあるため
スペインでは「本の日」とされているそうです。
マンガ文化と言われる日本。時には活字を追う時間を持つのもいいのでは?
しかし、益々陽気が好くなってウトウトしてしまいそう・・・

どうしたニッポン人~自由がある喜び

2008-04-22 23:08:33 | Weblog
 チベットの若い僧が自由がある日本が羨ましい旨の
コメントをしている記事を読んだ。眼には涙を浮かべて・・・

 その自由のある国・日本の今は、世界に胸を張って誇れる状態ではない。
連日報道される殺人事件、いじめや虐待、自殺や詐欺事件。
そして、嫌がらせの連鎖反応的な事件。
いったい、何故こうも歪み腐りきったような心を持った人間が
蔓延っているのだろうか。本当に情けない状態である。

 己の力不足や反省をしないで他人を責めたり蔑ろにするのは
傲慢で自己顕示欲が強く、他人の非ばかりを責める何処かのお国と
その国民と同等のレベルだ。
 また、否と云うことに関して聞く耳を持たず、許さず、嫌がらせ
(卑猥な落書き~弾圧)をするなんて最低な振舞である。

 ボストン在住のジャズメンであり、音楽学校の先生であるタイガー大越さんが
野球場で≪君が代≫をトランペットで演奏(とても心に残る国家斉奏)の報道。
彼曰く「他国で国歌を演奏する喜びに日本人で或ることの誇りを感じる」と
言っておられた。国を愛するのは世界共通の心だ。
これからは国際社会に於いて日本であること
日本人であることが売りなのだとも仰る。

 背筋の伸びる言葉である。
日本人としての品性を自覚して欲しいものだ。

闇に消された歴史~通州事件

2008-04-21 20:42:58 | Weblog
中国人の燃え上がり易い感情に火がついた。
聖火リレーの妨害に憤慨した学生を中心に、ネットをも駆使して
反仏の嵐が吹き起っている。あの反日運動のような勢いで・・・
中国の排外・反日教育により高まる≪愛国心≫のうねり。
やがて、それらは激昂した感情に任せ恐ろしい事態を引き起こすのだ。
教育如何で人間は仏にも悪魔にもなる。そのことは事実。 
 或る情報により、全く知らなかった歴史を知った。
≪第二の尼港事件≫とも言われている。
人間としてこれほどまでに残虐なことが出来るのかと鳥肌が立つ。

********************
 
 盧溝橋事件の約3週間後に起こった、おそるべき虐殺事件についてご存知でしょうか。北京の東にある通州というところで起きたこの「通州事件」は、今ではほとんど語られません。学校の教科書には全く出てきませんし、多くの歴史書や年表にも殆ど載っていません。若い人たちは、事件の名前すら知らない人が殆どでしょう。
 
 この通州事件は、昭和12年(1937)7月29日に起こった、中国人の保安隊による大規模な日本人虐殺事件です。殺されたのは、通州の日本軍守備隊、日本人居留民(多数の朝鮮人も含む)の約260名で、中国兵は、婦女子に至るまで、およそ人間とは思えないような方法で日本人を惨殺したのです。
 
 戦後の東京裁判で、弁護団は通州事件についての外務省の公式声明を証拠として提出しようとしました。しかし、ウェッブ裁判長によって、その申し出は却下されました。この事件にふれてしまうと、日中戦争は日本だけが悪いと言えなくなってしまうという判断があったからでしょう。ただ、通州事件の目撃者による口述書だけは受理されました。あまりに残虐な内容ですが、その一部を引用します。
 
 「守備隊の東門を出ると、数間ごとに居留民男女の死体が横たわっていた。某飲食店では、一家ことごとく首と両手を切断され、婦人は14、5歳以上は全部強姦されていた。旭軒という飲食店に入ると、7、8名の女が全部裸体にされ、強姦射刺殺され、陰部にほうきを押しこんである者、口中に砂を入れてある者、腹部を縦に断ち割ってある者など見るに堪えなかった。東門の近くの池では、首を電線で縛り、両手を合わせて、それに八番線を通し、一家6名数珠つなぎにして引き回した形跡歴然たる死体が浮かんでおり、池の水は真っ赤になっていた。夜半まで生存者の収容に当たり、『日本人はいないか』と叫んで各戸ごとに調査すると、鼻に牛のごとく針金を通された子供、片腕を切られた老婆、腹部を銃剣で刺された妊婦などが、そこそこのちり箱の中やら塀の陰から出てきた」
 
 どうでしょう、これが人間のやることでしょうか。中国の保安隊は、日本人居留民を通州城内に集め、城門を閉じ、逃げられないようにして、一斉に殺戮行為を開始したといいます。決して偶発的な出来事というわけではなく、明らかに事前準備と計画をともなった組織的な行為だったのです。
 
 当然ながら、この虐殺の報は現地の日本軍兵士を激昂させましたし、日本国内にも伝わって、国民の中国に対する怒りは頂点に達しました。
 
 盧溝橋事件は、純粋に軍どうしの衝突であり、それは現地で解決がはかられました。ところが、この通州事件は明らかな国際法違反であり、その殺し方はまさに鬼畜のしわざとも言えるものでした。当時の日本人の反中国感情はこの事件を抜きにして理解することはできないのです。また、この事件に触れずに日中戦争を語ることはできないと思います。

プリンセス&プリンセス

2008-04-20 06:33:33 | Weblog
  11時半には到着予定の団体さん。
食事のお客様ゆえ、準備に集中せねばならない。
なのに、昨日来の<姫様ご乱心>の後始末に焦るわ、焦るわ・・・
鼻から火を噴く勢いで庭中を駆けずり回って、「さぁ~て」と
振り返ったらティアラを着けた二匹のワンコちゃんが・・・
そう!プリンセス&プリンセスなのだ。
ジイ(失礼ながら)を従えてニコリともせずお通りになる。
慌てて「姫様~御無礼ながらお写真を是非に!」と撮らせて貰った。

 雨上がりのお散歩に御座りますか?
「お名前は?」お二方ともご返事がない。(犬が喋るわけがない!!)
高貴なお方は御簾こそないが代わってジイがもの申す。
「クレ様とヨシ様」だって。
御二方のお尻に向かってバイバイ~~