オイ、オイ、コラッ～～

　　
　　昨夕のことだった。雨足がひどくなったので
閉店を急いでいた。すると野良猫の「ソフィー」が店のガラスケースに
並べてある「猫の置物」をくわえて逃げた。
それは兎の毛で出来ているらしい。
縁台の上を跳ねるようにして闇に消えた。
あっという間の出来事だった。

　日中、雨が上がったので縁台の周りを探してみた。
すると、泥にまみれたそれを発見！！
なんと！ものの見事に毛皮はすっかり剥がされ転がっていた。
そして又、再びコッソリと足音を忍ばせて店台に近付く彼女の姿。
「コラ～～ッ！！」と拳を振り上げた。
ヒエッ～～とばかり一目散に逃げて行く。　いったいどうしたの？

　≪平和と友好≫を掲げ聖火が北京に到着したと今夕のニュース。
チベット問題では、自国の【正当性】を声高に主張をする中国。
まるで、ハリネズミが針を全開にして(敵)に向かって威嚇するようだ。
ソフィーの見当もつかない行為は、嘘を暴こうとしているようにも思える。
因みに＜坐蒲団猫＞は中国製・・・・

犬も喰わなかろう夫婦喧嘩

居座り猫の＜ブルー＞は皮膚病の為に
エリザベスカラーをされてしまった。えらく迷惑な様子で動作が鈍い。
隙あらば逃げ出す算段の気まぐれ猫だが、夫はお気に入りなのだ。
猫とはいえメス、結構≪色目≫を遣うのだ。
尤も本人に確認した訳ではない。持って生まれた資質だろう。

　まっ、そんなことはどうでもいいのだが・・・
今朝、例によって逃げ出した。動作が鈍い筈なのだがどうしてどうして速い。
汚れた足で舞い戻られるのが厭で室内に閉じ込めるのだが
夫がドアを開け放したままにしておいた。それで逃げられた。
さぁ、ここで喧嘩が始まった。誰って、夫婦喧嘩だ。
「アンタが悪い！！」「それなら、おぶっていろ！！」と
傍から聴いていると実にバカバカしい喧嘩なのだ。
喧嘩をする夫婦は長生きだと、或るデーターにあった。
犬も喰わなかろう夫婦喧嘩で長生きが出来るなら
日課とするのも良いかも知れない。

水戸・天狗党の乱

１８６４年３月２７日、水戸藩の尊攘檄派による
筑波山挙兵と争乱≪天狗党の乱≫が起こった。
【尊王攘夷】の志、理想に燃えた人間達ではあったのだろうが
その枝葉末節に至って大きくぶれ、人心に与されないと
乱暴狼藉のならず者として、その歴史を汚すこととなる。
消し去ることの出来ない汚点を残すこととなるのだ。

　今は既に鬼籍に入られた或る霊感の鋭いお坊さんによると
太平山内にて天狗党の暴徒が数人切り殺されたと云うのだ。
で、その場所は【暗い】と指摘されたのを聞いたことがある。
嘘か真か知れないが、いつの世も命令系統が徹底しないと悲劇が起こる。
何しろ、その頃の栃木町では、軍資金の要求を拒否したが為に
７００人もの人間が焼き討ちにあったと史実にあるのだ。

　　　　≪　さまざまのこと思ひ出す桜かな　≫　　芭蕉

樹齢数百年の桜の大木は、きっと何もかも知っているに違いない。

　　　　≪　街は未だまどろみの中棚霞≫　　　初桜

今朝は筑波山は霞の彼方。遠い歴史の事実も霞の彼方へ・・・

天寿

　　知人の父親が９１歳で亡くなった。
医者にかかったことが無く、その前夜までとても元気であったと云うのだ。
朝、命の電池が切れたように亡くなっていたそうだ。
香典返しに紅白のタオルが入っていた。【天寿】を全うしたからだと云う。

　イラク戦争ではアメリカの若者４千人が亡くなったそうだ。
ブッシュ大統領は、その死は無駄ではなかったとコメントした。
自分が起こした戦争を正当化するための言い訳に過ぎない。
遺族の悲しみは癒されることはないだろう。

　茨城県で起きた殺傷事件。理由は人を殺したかったからと云う。
何とも遣りきれない思いになる。殺傷ゲームにのめり込んでいたとの報道。
勿論、本人の資質の問題だがテレビの類いは【洗脳】を及ぼすと言われる。
感情や知能をコントロールできなくなるほどテレビやゲームに溺れないよう
自分でコントロールしなければいけない。

　今回、チベットでも大虐殺が行われたことは事実らしい。
人間はすべからく【天寿】を全うする権利がある。
また、人権侵害に対して抗議する権利もあるはずだ。
それらを皆抹殺するおぞましさ。正に、人の皮を被った悪魔だろう。

　他人を殺めた人間は〈六道〉の内の修羅道以下に生まれ変わるのだ。
【魔羅】にとりつかれた人間は世界中に蔓延っているようだ。

中国の（にも）良心

　ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表・ラクパ・ツォコ氏の
日本国民に対してのメッセージを読んだ。
反日教育を徹底している国・中国であることを差し引いても
今、中国が正義を振りかざして強行に及んでいる行為は認められない。
普通の良心を持つ人間は、少なくともそう感じると思う。
　自分の足元に火が付く状態の日本国民だが、人権を踏みにじるような
＜発展途上国＞の聴く耳を持たないやり方には怒りを感じるのだ。

　しかし、そんな中で中国にも＜良心＞を持つ人間は居た。
作家・劉曉波氏ら反体制知識人３０人が政府幹部とメディアを批判。
１３億洗脳コントロール人民ではなかったんだと感心した。
本当は、そんな良心をもった人間も居るとは信じていたのだが・・・
五輪を前に【人権派や反体制派】は隔離されているとの報道は知っていた。
今回の＜勇気＞で大変な立場にならぬことを祈るばかりだ。
それほど命がけの行動を覚悟しなければならない国なのだ。

　およそ日本の屁っ放り腰外交では太刀打ち出来まいが・・・
胡錦濤の来日を多くの日本国民は心から歓迎するだって！？？
少なくとも私は「ブー」ですぞ～～　【人面獣心の悪魔】は嫌いです！！

龍が居る！？？

　
　　日の出が早くなった。で、６時１５分前に家を出た。
今朝は素晴らしい太陽が拝めそうな気がした。
こんな時に限って、モモはモタモタとして動かない。
「モモコタン、急いで呉れたまえ～～」宥め賺してポイントへと急ぐ。

　ああ～～、惜しいかな太陽は山の端から八分目ほど顔を出していた。
霞が一面にたなびいて、非常に幻想的。
すると１台の車が背後に止まった。そして「太陽の下に龍がいます」と
中年の男性が声をかけてきた。ギョッとして恐る恐る振り返った。
おかしなことを言ってと警戒したが、恐怖感はなかった。
その人も沢山の場所で写真を撮っているのだと云う。
更に≪ムー大陸≫の存在を信じ研究しているとも言った。

　その人によると、ここ太平山は信じられないほどに霊験あらたかな場所だと云う。
前方に見える筑波山から、この辺一帯に２匹の龍が居ると云うのだ。
世界中のパワー・スポットでもあると重ねて言った。
「へえ～～」と声に出しつつも悪い気はしない。
確かに、今朝の日の出の様子を見ただけでもパワフルな心地がしたのだから・・・
それに不思議な写真が撮れた。画面左の輝く日の出と、右画面にも丸い輝き。
まるで太陽が２つあるように見える。カメラの悪戯だろうが・・・

　毎日、気持ちが落ち込むようなニュースばかりを聴いたあがりには
少々胡散臭くとも、雲をつかむようなおとぎ話で１日が始まるのも
悪くないと思った。聖徳太子の予言では、あと２０年で
地球が破滅するのだそうだから・・・　

何処にいるのかリルじゃない・≪リーダー≫

　日銀総裁の席が空席のまま営業が開始されたと今朝のニュース。
ねじれ国会とやらで何もかもモタモタとした国会運営に失望感が募る。
日本の存在感は益々失われていると云うが<リーダー>の影が薄い！！
国際社会に向かって何も発しない日本、それでいいの～～

　中国は３００万人もの漢族や回族をチベットに移住させる計画と云う。
それに抗議してチベットの若い僧侶たちは立ち上がったと云うのだ。
勿論、独立を勝ち取ることを一番の思いだろうが・・・
　台湾の李・元総統は次期総統候補の謝氏を支援すると表明。
中国のチベットへの弾圧に強く抗議している。台湾も同じ立場にあるからだ。
しかし、中国は何と恐ろしい国だろう。

　≪小林和男・ＮＨｋモスクワ支局長≫がプーチン露・大統領について
書いたエッセーを出版した。その中で我々が感じるプーチンとは
全く違う見方をしているようだ。何にしても強烈なリーダーシップを
発揮する彼こそ、今、自国のことを真剣に思う男だと云う。

　日本には、その自国を真から憂う人材が不足しているのだ。
強烈に自己主張をする中国の真似からやってみたらどうか？？？
尤も、「チュウゴク・アッシー小沢とシンガーズ」は中国式ゴネ主張を実践中～～

七宝の牢獄

　　仏説・阿弥陀経によると
極楽浄土の全ては七種の宝石で出来、その様は光り輝いているそうだ。
七珍とも呼ばれる七つの宝石とは
金・銀・青い玉・水晶・赤い真珠・白い珊瑚・エメラルドのこととか。
その仏国土は日の沈む真西１０万億土の彼方。
なんど輪廻転生を繰り返しても、私には到達できそうにない距離だ。
しかも、今日は雨。チラリと拝むことすら出来そうにない。

　菩薩とは仏教に於いて如来になろうとする修行者を指すらしいが
哀しいかな今の日本では坊さんまでも地に堕ちた。
仏の教え・<仏説無量寿経>によると、七宝で造られた牢獄があるそうだが
そのことを大谷大学の沙加戸　弘教授は現代の様相だと或る雑誌に書いている。
金に鷲掴みにされた我々の心、便利な生活、華やかな衣装、快適な住居
豊かで国際性に富んだ食品。もっと、もっとと尽きぬ欲望。
正に【七宝の牢獄】の囚われ人であると云うのだ。

　チベット自治区の代表者がダライ・ラマ１４世を<ひとの顔をした悪魔>と
罵っていたが、<七宝の牢獄の囚人>たる彼に言う資格はない。
一つの文化を持つ国を侵略し、己が主張を押し通す中国。
大乗仏教を受け継ぐチベット人の爪の垢でも呑ませて貰うといい！！

仰げば尊し～

　　実に穏やかで温かな今日、次女が<無事>に短大を卒業した。
弾けた笑顔で卒業証書を見せる娘。心からホッとひと安心。
数字が苦手と云うのに商学部へ入学。家業の経理の手伝いをする
などと言った割には簿記で四苦八苦。追試の教科は数知れず・・・！？？
そして卒業を前にして一念発起。【優】を６個も取ったと胸を張る。
教務課では、その出入りが多い所為もあって<超・有名人>なのだそうだ。
挨拶に伺ったら「寂しいよ、たまには遊びに来い！」と言われたとか。
ああ～～、一緒に顔を出さないで良かった～～

　『子供は育てたように育つ』と相田みつおが言っていたが
例外もあるようだ。例外その１の口である。
　袴が着たいと云うので借りてやった。
【ハイカラさん】式にと考えたらしいが自分なりにアレンジ
リボンヤ花飾りでなく、なんと～ティアラを付けたのには驚いた。
しかも今風にイヤリングまで着けるのだからアングリ。
まっ、本人の望むようにしたらいいと傍観した。

　【仰げば尊し・・・】のメロディを口ずさみながら
つくづくと『・・・育てたように育たない』ことを実感した一日だった。

まっ盛り～【花粉症】

　知人が山茱萸の花の大枝を持ってきてくれた。
ボンボンの様な黄色い花が気持を引き立たせる。
今年は春の花々の咲き出しが早いように感じる。今日は彼岸の入り。
春暖の気も定まると言うが、今朝は少し寒かった。

　知人も花粉症を辛がっていたが何故か平然としている。
聞けば、毎夕食後に＜地中海ヨーグルトと紫蘇ジュース＞を
飲んでいると云う。それが、とっても効果があるようだと言うのだ。
特に紫蘇ジュースは良いと断言する。
私は、どちらも苦手。だが、試してみる価値はありそうだ。

　　　　　　　　　≪朝の日の　ほのかに紅き　彼岸かな≫　　　初桜

　朝からチベットの緊迫したニュースが気になる。
ダライ・ラマ１４世の「文化的虐殺だ」とのコメントは重い。
暴力で弱者を押さえこむ中国の当局者たち。
そんな彼等は恐らく【彼岸】へ到達できぬことだろう。