Mな日々

趣味(主に山歩き)を 綴ります

波佐利山から赤西山(赤西ゲートから)

2017-06-03 | 日記
2週間前に赤西山に登った時につぼみだったドウダンが、そろそろ咲いているかなと、
ついでに県境尾根も歩いてみようと、波佐利山から縦走しました。

赤西林道をゲートまで。
それほど荒れていない林道は走りやすいです。

ゲートのそばに駐車して、古い墓地の横から遊歩道を進みます。8時20分。

しばらく階段やトラロープで整備された登山道ですが、すぐに自然の尾根道になります。

ギンリョウソウ。



急な尾根を登っていると、少し離れたところででがさがさと動物の動く気配が。

鹿にしては鳴き声がしないな、イノシシかなと思ってそちらを見ると、なんと熊。



写真ではわかりにくいですが(笑

しばらく見つめあっていたのですが、熊が全く動いてくれないので
仕方なく私が背中を向けてゆっくり尾根を登り始めました。

するとがさっと、熊も動いたようでどこかへ行ってしまいました。😥

その後も急な登りが続きます。気持ちの良い自然林なのですが、汗だくになりました。


熊の次はキリン。



10時5分ごろようやく1106.



広くて気持ちの良いスペースです。目の前に三室山。

ようやく尾根を行くことになるのですが、これまでの自然林とは打って変わって、
植林交じりのあまり展望のない尾根道です。

それでもピークごとに展望があって、



赤西山から三室山にかけての県境尾根が一望できます。

11時40分、50名山の登山道と合流。

波佐利山山頂の手前で氷ノ山。



12時10分、波佐利山山頂。

15分お昼休憩。虫が多いので虫よけスプレーは必須です。

あまりゆっくりしていられません。ここから県境尾根に向かいました。

先週の赤谷山とは逆方向に。

急坂を下りて、少し上り返して、オオボウシへの分岐を過ぎると、





尾根のスケールや雄大さは先週の赤谷山からの縦走路のほうが勝っているように感じますが、
こちらも歩きやすい気持ちの良い尾根です。

2年前にたくさんあったテープが1本もありません。😊

そして更紗ドウダンが。




行く手に赤西山や、



ゲートからの長い尾根が。



そしてベニドウダンも。



小さな木でしたが立派に咲いていました。

赤西山周辺は(大袈裟ですが)ドウダン街道です。
山頂のドウダンも見事に咲いていました。

赤西山山頂、13時45分。
すぐに下山します。

その前に三室への県境尾根。



そしてこれから向かう赤西谷。



すぐに大杉。



そしてやっぱりドウダンが。

これは少し白っぽいようです。





今年はドウダンが良く咲く年なのでしょうか。
どの木もたわわに花を咲かせています。

ついつい立ち止まってなかなかペースが上がりません。

下りの尾根はそれほど急ではありません。

下りだと迷いそうな分岐には、小さなマーキングがありました。

森林鉄道跡の水平道。


水平道を過ぎると最後はとても急でしたが、無事林道に降りてきました。


あとはのんびり花を探したり、先代杉に立ち寄ったり。







たたら跡から林鉄跡、山深く、歴史を感じさせる林道です。

森林セラピーロードらしいのですが、歩くだけで癒されるのを、実感できるでしょう。

熊はおまけのようなもので、お目当ての更紗ドウダンを十分堪能できました。

駐車地には15時45分、7時間以上と、時間はかかりましたが満足できる山行でした。


  


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (山ボーイ)
2017-06-10 06:39:50
初めまして、若桜の山ボーイと申します。
若桜側にも紅ドウダンがないかと、メ〜さんに尋ねておりましたら、こちらのブログを紹介されました。
おかげさまで昨日、念願の紅を眺められ満足しております。
精力的に歩っておられるようですので若桜側にも是非遊びにおいで下さい。
どこかですれ違いましたら声をかけてくださいね。
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Unknown (はせっち)
2017-06-10 20:00:50
初めまして…実はメ~さんとの4月の扇ヶ山の帰りに弁天饅頭をいただいてました。
今日は山ボーイさんのコースをそのままいただいて、植松山に登ってました。しんどいコースでした。

若桜の山は毎年弁天山に登りに行きます。あまりに良いコースだったので弁天饅頭屋さんのご主人にもご挨拶させていただきました。

県境のベニは小さかったですが、とても鮮やかでしたね。
どこかでお会いできることを楽しみにしています。
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