朴大統領、国会に激怒「拒否権行使」を宣言 経済関連法案2年以上未処理で
韓国の朴槿恵大統領は25日の閣議で、
国会の権限を強化する改正国会法に拒否権を行使すると宣言した。
同時に政府提出の経済活性化関連法案が2年以上国会で処理されていないことを挙げ、
「国会は政府批判を繰り返すだけだ」と与党セヌリ党指導部を含む国会への怒りを噴出させた。
改正国会法は政府施行令に国会が修正を求める権限を強化した内容。
韓国メディアは、朴氏は大統領就任後で最も強い口調だったと報じた。
最大野党、新政治民主連合は、
朴氏を「自らの無能の責任を国会に負わせようとしている」と罵倒。
中東呼吸器症候群(MERS)感染対策の関連法を除く審議の拒否を宣言し、
国会が長期空転する懸念が出ている。
閣議で、朴氏は12分間にわたって国会を批判し、与野党が「党利党略」により「ナンセンスなこと」を繰り返していると主張した。
(共同)
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