![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/7e/f40ceba40822fe39930981196ae9e8ec.jpg)
はだしのゲンをめぐっては昨年8月、「ありもしない日本軍の蛮行が描かれており、子どもたちに間違った歴史認識を植え付ける」として、小中学校からの作品の撤去を求める陳情が市民から市議会にあった。
12月の市議会教育民生委員会で審査した結果、「議会が判断することには疑問がある」と全会一致で不採択になった。
複数の委員から「大変過激な文章や絵があり、教育委員会の判断で適切な処置をするべきだ」との意見が出たため、市教委があらためて協議し、閉架を決めたという。
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「平和と安全を求める被爆者たちの会」による「はだしのゲン」dis /vanacoralの日記
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20130817
この度の松江市教育委員会による「はだしのゲン」に対する閲覧制限を擁護する声はネットで見てもほとんど見当たらず、圧力をかけた在特会系活動家の中島康治のブログには抗議の声が殺到しています*1。
ただし肝心の広島において、今回の松江市の措置を容認する声があるのは看過しがたい事であります。
■閲覧制限に憤り・疑問の声(17日付中国新聞)
「はだしのゲン」の閲覧制限を小中学校に求めた松江市教委の対応に、被爆地広島の関係者や島根県の被爆者から憤りの声や疑問視する意見が出た。
ゲンはことしで連載開始から40年を迎えた。昨年12月に73歳で亡くなった作者中沢啓治さんの妻ミサヨさん(70)は「言論統制をしていた戦時中のような判断」とショックを隠さない。
「夫は戦争の悲惨さを伝えるため膨大な資料を調べた上で描いた。
子どもたちが自由に考える機会を奪わないで」と話した。
被爆者で体験証言を続ける島根県邑南町の河野頼人さん(82)も「こんな風潮が広がると、被爆の実態に触れることさえもはばかられるようになる」と懸念を示した。
広島市教委は、小中高校生を対象にした平和教育プログラムで小学3年向けの教材に採用。
「命の尊さや家族の絆を伝える上でもふさわしい作品」とする。
原爆資料館前館長の前田耕一郎さん(64)は「原爆だけではなく、戦争や平和を幅広い世代に分かりやすく伝える漫画。功績の大きさも考えてほしい」と話した。
一方、市民団体「平和と安全を求める被爆者たちの会」(安佐南区)の秀道広代表(56)は「残虐な場面を未発達な子どもに見せるのはよくない。天皇批判がある作品でもあり、閉架によって閲覧の優先度を下げたのは適切な対処だ」と評価した。
------------
この「平和と安全を求める被爆者たちの会」(以下、「平和と安全~」)なる団体、あの田母神俊雄を広島に呼んだ右翼団体であります。
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■「平和と安全を求める被爆者たちの会」なる団体の主体性を問う(2010年8月5日付『法華狼の日記』)
サイトのトップページを見ての通り、田母神俊雄氏を広島に呼ぼうとしている団体である。
戦争被害者にも様々な考えの人がおり、会の設立に被爆者が主体的に深くかかわっている可能性は充分にあるだろう。
被爆者という表記がほとんど見当たらず、「被爆二世」や「被爆関係者」という記述ばかりであることは、逆に会の誠実さを示していると評してもいい。
しかし、被爆関係者が参加していても、それが即座に会の妥当性を証明するものではないことも確かである。
(中略)
一読して、日本会議の支援を受けているというところから、ほとんど内幕が読めたようなものだ。
せいぜい、どこまで「共通するものではありません」といえるよう実際の言動で示せるかくらいだ。
---------------------
平成23年度には松井一実・広島市長による「感謝の気持ち 忘れる人ちょっとおる」発言*2を容認してこんな論陣を。
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■公開意見書を被爆者団体へ発送(「平和と安全~」HP)
6月17日付の中国新聞に掲載された、被爆者援護に関する松井市長のご発言を拝見しました。
多くの広島市民の暮らしを守る行政の責任者として、極めて勇気ある適切な発言と思い、心から敬意を表する次第です。
被爆者ならびにその家族、関係者の受けた苦しみ、悲しみの大きさは量り知れませんが、だからといって、その人たちは無尽蔵に補償や援護を受けることができる筈はありません。
被害に遭ったが故の様々な手当は受け取りながら、自分たちもまた広島市民、あるいは県民として、さらには他の様々な戦争の惨禍を受けた国民とともに我が国の発展のために働く気持ちは失ってはならないと思います。
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そして今年の8月6日には、「ぼくのかんがえたさいきょうのへいわせんげん」を慰霊碑前で朗読する馬鹿ぶりを晒しています。
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■平成25年 私たちの平和宣言(「平和と安全~」HP)
国連はますますその機能を失い、力だけを信奉して利益を得んとする幾つかの国は、この変乱の中で身勝手な口舌(こうぜつ)を弄(ろう)し、私達の祖国を蚕食(さんしょく)しようとしています。
私達は、このような他国を蹂躙(じゅうりん)し抑圧することで己(おの)が利益を得んとする国々のエゴイズムに対して、敢然(かんぜん)と立ち向かわなければなりません。
(中略)
私達と皆様は、今や幽明境(ゆうめいさかい)を異(こと)にするまでの時を経ましたが、私達は「刀をくれ、やっつけてやる」「兵隊さん仇(かたき)をとって下さい」などの数々の末期(まつご)の言葉に顕(あらわ)れた皆様の怒りや憎悪(ぞうお)を胸に刻(きざ)み、皆様の秩序(ちつじょ)整然(せいぜん)とした不屈の魂を我が誇りとし、我が心に満たします。
そして私達は、銃もて戦う勇者の歴史にも学びます。
(中略)
自国を敵視して「平和を愛する諸国民」を盲信(もうしん)する愚かな「平和主義」こそが、我が国同胞の平和と安全への最大の加害者です。
彼らは全被爆者の代弁者として発言しますが、それは大きな偽(いつわ)りです。
内輪だけで盛り上がり、何の効果も無い空想の言葉を叫び、自己(じこ)陶酔(とうすい)と異論の排除に執着(しゅうちゃく)し、あの惨状(さんじょう)を克(こく)服(ふく)した皆様への感謝と鎮魂(ちんこん)を忘れた「ヒロシマの平和」は終わらせなければなりません。
----------------------
どう見ても核武装推進宣言です。本当に(ry
かの在特会も、8月6日に広島と東京で核武装推進デモを行い、「被爆者特権」とやらをdisり、桜井誠自ら「はだしのゲン」をdisった訳ですから、「平和と安全を求める被爆者たちの会」なる団体は在特会と同レベル。
ここは新大久保流に
「ザイトク帰れ!!」
という怒りの声を奴等に浴びせかけてやりましょう。
*1:http://ameblo.jp/tinmiena/entry-11593746203.html
*2:http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20110617143023962_ja
********
祝〓ニュース速報/ 中島康治と高知市から日本を考える会
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/d2/73e3f87d7eeb03d5090dde57325251d6.jpg)
********
平成25年 私たちの平和宣言/「平和と安全を求める被爆者たちの会」
http://www.realpas.com/私たちの平和宣言/
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/9c/415517e4693d2807e824181e6c2dce90.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/9b/c8dd7f590413130f1bae530f7c8f4495.jpg)
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よろしければ、下のマークをクリックして!
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よろしければ、もう一回!
12月の市議会教育民生委員会で審査した結果、「議会が判断することには疑問がある」と全会一致で不採択になった。
複数の委員から「大変過激な文章や絵があり、教育委員会の判断で適切な処置をするべきだ」との意見が出たため、市教委があらためて協議し、閉架を決めたという。
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「平和と安全を求める被爆者たちの会」による「はだしのゲン」dis /vanacoralの日記
http://d.hatena.ne.jp/vanacoral/20130817
この度の松江市教育委員会による「はだしのゲン」に対する閲覧制限を擁護する声はネットで見てもほとんど見当たらず、圧力をかけた在特会系活動家の中島康治のブログには抗議の声が殺到しています*1。
ただし肝心の広島において、今回の松江市の措置を容認する声があるのは看過しがたい事であります。
■閲覧制限に憤り・疑問の声(17日付中国新聞)
「はだしのゲン」の閲覧制限を小中学校に求めた松江市教委の対応に、被爆地広島の関係者や島根県の被爆者から憤りの声や疑問視する意見が出た。
ゲンはことしで連載開始から40年を迎えた。昨年12月に73歳で亡くなった作者中沢啓治さんの妻ミサヨさん(70)は「言論統制をしていた戦時中のような判断」とショックを隠さない。
「夫は戦争の悲惨さを伝えるため膨大な資料を調べた上で描いた。
子どもたちが自由に考える機会を奪わないで」と話した。
被爆者で体験証言を続ける島根県邑南町の河野頼人さん(82)も「こんな風潮が広がると、被爆の実態に触れることさえもはばかられるようになる」と懸念を示した。
広島市教委は、小中高校生を対象にした平和教育プログラムで小学3年向けの教材に採用。
「命の尊さや家族の絆を伝える上でもふさわしい作品」とする。
原爆資料館前館長の前田耕一郎さん(64)は「原爆だけではなく、戦争や平和を幅広い世代に分かりやすく伝える漫画。功績の大きさも考えてほしい」と話した。
一方、市民団体「平和と安全を求める被爆者たちの会」(安佐南区)の秀道広代表(56)は「残虐な場面を未発達な子どもに見せるのはよくない。天皇批判がある作品でもあり、閉架によって閲覧の優先度を下げたのは適切な対処だ」と評価した。
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この「平和と安全を求める被爆者たちの会」(以下、「平和と安全~」)なる団体、あの田母神俊雄を広島に呼んだ右翼団体であります。
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■「平和と安全を求める被爆者たちの会」なる団体の主体性を問う(2010年8月5日付『法華狼の日記』)
サイトのトップページを見ての通り、田母神俊雄氏を広島に呼ぼうとしている団体である。
戦争被害者にも様々な考えの人がおり、会の設立に被爆者が主体的に深くかかわっている可能性は充分にあるだろう。
被爆者という表記がほとんど見当たらず、「被爆二世」や「被爆関係者」という記述ばかりであることは、逆に会の誠実さを示していると評してもいい。
しかし、被爆関係者が参加していても、それが即座に会の妥当性を証明するものではないことも確かである。
(中略)
一読して、日本会議の支援を受けているというところから、ほとんど内幕が読めたようなものだ。
せいぜい、どこまで「共通するものではありません」といえるよう実際の言動で示せるかくらいだ。
---------------------
平成23年度には松井一実・広島市長による「感謝の気持ち 忘れる人ちょっとおる」発言*2を容認してこんな論陣を。
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■公開意見書を被爆者団体へ発送(「平和と安全~」HP)
6月17日付の中国新聞に掲載された、被爆者援護に関する松井市長のご発言を拝見しました。
多くの広島市民の暮らしを守る行政の責任者として、極めて勇気ある適切な発言と思い、心から敬意を表する次第です。
被爆者ならびにその家族、関係者の受けた苦しみ、悲しみの大きさは量り知れませんが、だからといって、その人たちは無尽蔵に補償や援護を受けることができる筈はありません。
被害に遭ったが故の様々な手当は受け取りながら、自分たちもまた広島市民、あるいは県民として、さらには他の様々な戦争の惨禍を受けた国民とともに我が国の発展のために働く気持ちは失ってはならないと思います。
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そして今年の8月6日には、「ぼくのかんがえたさいきょうのへいわせんげん」を慰霊碑前で朗読する馬鹿ぶりを晒しています。
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■平成25年 私たちの平和宣言(「平和と安全~」HP)
国連はますますその機能を失い、力だけを信奉して利益を得んとする幾つかの国は、この変乱の中で身勝手な口舌(こうぜつ)を弄(ろう)し、私達の祖国を蚕食(さんしょく)しようとしています。
私達は、このような他国を蹂躙(じゅうりん)し抑圧することで己(おの)が利益を得んとする国々のエゴイズムに対して、敢然(かんぜん)と立ち向かわなければなりません。
(中略)
私達と皆様は、今や幽明境(ゆうめいさかい)を異(こと)にするまでの時を経ましたが、私達は「刀をくれ、やっつけてやる」「兵隊さん仇(かたき)をとって下さい」などの数々の末期(まつご)の言葉に顕(あらわ)れた皆様の怒りや憎悪(ぞうお)を胸に刻(きざ)み、皆様の秩序(ちつじょ)整然(せいぜん)とした不屈の魂を我が誇りとし、我が心に満たします。
そして私達は、銃もて戦う勇者の歴史にも学びます。
(中略)
自国を敵視して「平和を愛する諸国民」を盲信(もうしん)する愚かな「平和主義」こそが、我が国同胞の平和と安全への最大の加害者です。
彼らは全被爆者の代弁者として発言しますが、それは大きな偽(いつわ)りです。
内輪だけで盛り上がり、何の効果も無い空想の言葉を叫び、自己(じこ)陶酔(とうすい)と異論の排除に執着(しゅうちゃく)し、あの惨状(さんじょう)を克(こく)服(ふく)した皆様への感謝と鎮魂(ちんこん)を忘れた「ヒロシマの平和」は終わらせなければなりません。
----------------------
どう見ても核武装推進宣言です。本当に(ry
かの在特会も、8月6日に広島と東京で核武装推進デモを行い、「被爆者特権」とやらをdisり、桜井誠自ら「はだしのゲン」をdisった訳ですから、「平和と安全を求める被爆者たちの会」なる団体は在特会と同レベル。
ここは新大久保流に
「ザイトク帰れ!!」
という怒りの声を奴等に浴びせかけてやりましょう。
*1:http://ameblo.jp/tinmiena/entry-11593746203.html
*2:http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20110617143023962_ja
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祝〓ニュース速報/ 中島康治と高知市から日本を考える会
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平成25年 私たちの平和宣言/「平和と安全を求める被爆者たちの会」
http://www.realpas.com/私たちの平和宣言/
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