【参考】参議院議員・アントニオ猪木 外国人特派員協会発言について/特定失踪者問題調査会・荒木和博サン

2013-08-06 13:06:08 | 北朝鮮
今のとこ、ネットでの反応は これだけ・・・家族会や拉致議連の反応もしりたいものです。

猪木発言
よく講演で「拉致問題が解決したら我々は幸せになりますかね?」と言うと、皆さん「え?」って顔をする。
今まで凝り固まっていた考え方、視点をちょっと変えることによって、もっと知恵が出てきて、解決をどうしましょうかとなる
日本の拉致名簿は数字がどんどん変わり、日本で死んでいる人もいる。
そういった名簿を提出して解決しようとしても、北朝鮮側からしたら「そんないい加減なことを言ってくるなよ」となる
一日も早くトップ会談ができるような環境づくりを一生懸命やる


 「拉致解決したら幸せになれるのか」アントニオ猪木氏が特派員協会で独自見解
「この拉致問題において日本の人たちが、テレビで毎日あれだけ(拉致関連のニュースを)見ましたから、結果的には、これが『洗脳された』という言い方はちょっと語弊があるかも知れませんが、その位に『拉致、拉致、拉致』という。よく私は講演でも、『では、拉致が解決したら、我々は幸せになれますかね?』というと、皆さん『えっ?』という顔をして、そうすると、今まで凝り固まっていた考え方、色んな視点をちょっと変える。そうすると、もっと知恵が出てきて、解決をどうしましょうと(なる)」
「日本の拉致(被害者)名簿の中にある、何百人か分かりませんが、数字がどんどん変わっていた中で、日本の中で死んでいる人もいる。そういうような拉致名簿を(北朝鮮側に)提出して解決しようとしても、これは向こう側からした時に『そんないい加減なこと言ってくるなよ』(となる)」
「これは二国間の問題ですから、世界に回って訴える話ではない。だったら、チャンネルをしっかりつくって、そこで一対一で話をするような環境を(整えることが重要)。その環境(整備)を私はやってきて、いつでも(拉致問題関係者を)お迎えするという話にはできている」
「『外交に勝利無し』という言葉がある。相手も国民がいる。これは北朝鮮に限ったことではない。日本にも国民がいる。どこは、どこかで落としどころを決めなければ、片一方だけが勝っても、片一方が負けても不平不満が出る」

***********


【調査会NEWS1386】(25.8.6)

■アントニオ猪木
          荒木和博

 参議院議員になったアントニオ猪木氏の外国人特派員協会での発言が報道されていました。

 先日の麻生副総理の発言のように憲法改正への動きを牽制した発言が、いつの間にかナチス張りに憲法を変えようといった話になってしまい真逆の報道をされたこともありますから、内容を詳しく確認しないで批判をするのは控えますが、次のようなくだりは非常に興味があります。

「日本の拉致(被害者)名簿の中にある、何百人か分かりませんが、数字がどんどん変わっていた中で、日本の中で死んでいる人もいる。そういうような拉致名簿を(北朝鮮側に)提出して解決しようとしても、これは向こう側からした時に『そんないい加減なこと言ってくるなよ』(となる)」

 これが特定失踪者リストと警察の昨年発表した868人のことを言っているのは明らかです。
そして「日本の中で死んでいる人」とは、特定失踪者リストにあった女性で別件殺人事件の被害者だった石川千佳子さんのことでしょう。
平成16年、犯人が自首して(とは言え時効なので刑事では裁けませんでした)事件が明らかになったケースです。

 この事件は当時北朝鮮が「それ見たことか」と残りの拉致を否定するのに使われました。
石川さんの事件を猪木氏が知っているはずもなく、要は北朝鮮の言い分をそのまま聞いてきたのでしょう。

 ということは、逆に言うと北朝鮮がこの問題で非常に悩んでいるとも言えます。
拉致は様々な機関が行っており、おそらく金正恩も含めて北朝鮮で全体像の分かる人間はいないでしょう。
やった当事者の北朝鮮が分からなければこちらで被害者全員の正確なリストなど出せるはずはありません。
誰をやったか明らかにする責任は北朝鮮にあります。

 しかし、警察まで人数を出したことは北朝鮮側にかなりのプレッシャーになっているでしょう。
相当数の拉致被害者が(殺害された人も含め)おり、北朝鮮当局が収拾に苦慮しているのだと思います。
残りが数人であれば、その人たちを返せば拉致問題は山を越え日朝交渉に入れると判断するはずだからです。
ここはもっと突いていって良いと思います。

 それにしても猪木氏は北朝鮮の言っていることを伝えるだけで「外交チャンネルを私以上に持っている政治家は、多分いない」などと自慢せず、金正恩に卍固めでもかけて拉致被害者を返すように言わせた方が評価されるように思います。

◎戦略情報研究所Sセミナー

日時:8月20日(火) 18:30~20:30
会場 UAゼンセン会館2階会議室
(東京都千代田区九段南4-8-16 Tel03-3288-3549)
 ※JR・地下鉄市ケ谷駅下車3分 日本棋院斜向い
http://www.uazensen.jp/about/index.html
テーマ 「不思議な一致
ーマッピングリストから拉致問題の闇を探るー」
 (前半1時間を講演、後半質疑を行います)
講師 荒木和博(特定失踪者問題調査会代表・戦略情報研究所代表)他調査会役員
参加費 1000円(戦略情報研究所会員は無料)
※事前の参加申し込みは不要です。
※前半の講演部分を(株)NetLiveのご厚意でインターネット中継します。同社のサイトでご覧下さい。なお、中継後同サイト内の戦略情報研究所・特定失踪者問題調査会のページでオンデマンドで見られるようになります。
http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html

■調査会役員の参加する講演会等の予定(一般公開の拉致問題に関係するイベントのみ)

★9月16日(月)「中村三奈子さんをさがす会」集会(同会主催)
●専務理事村尾が参加

★9月16日(月) 14:00「国民大集会」(家族会・救う会・拉致議連主催)
●日比谷公会堂(千代田区日比谷公園1-3 Tel 03-3591-6368 地下鉄霞が駅B2・C4 出口、内幸町駅A7出口、日比谷駅徒歩3分)
●代表荒木他役員が参加
●問い合わせ:救う会全国協議会(03-3946-5780)

★9月21日(土)「拉致問題を考える埼玉県民の集い」(救う会埼玉主催)
●埼玉会館(浦和駅西口徒歩6分 048-829-2471)
●代表荒木が参加
●問合せ:救う会埼玉・竹本代表(090-8815-4986)

★11月4日(月・祝日)13:30「講演会」(拉致問題を考える牛久市民の会主催)
●牛久市生涯学習センター 多目的ホール(牛久駅前・エスカードビル 029-874-3131)
●代表荒木が参加
●問い合わせ:田中代表(090-3816-5657)

★11月23日(土・祝日)「公演と映画の集い(仮称)」(府中市・多摩東人権啓発活動地域ネットワーク協議会主催)
●府中グリーンプラザ(京王線府中駅前 042-360-3311)
●代表荒木が参加
__________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
---------------------------------------------------------
〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:comjansite2003@chosa-kai.jp
調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp
発行責任 者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
kumoha351@nifty.com宛メールをお送り下さい)
●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はメールないしFAXにてご連絡願います)
______________________________________________________



よろしければ、下のマークをクリックして!


よろしければ、もう一回!
人気<strong></strong>ブログランキングへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。