抗議のFAX、電話を!沖縄パトリオット3配備阻止行動/「連続ティーチ・イン沖縄通信」より

2006-10-09 20:11:50 | 沖縄

パトリオット3阻止行動。昨晩から夜を徹しての阻止行動・座り込みが現在も、うるま市の天願桟橋で続いています。座り込みの人びとは、米軍や防衛施設局と交渉を続けながら、非暴力的な市民の不服従の行動によって、パトリオット3のミサイル本体の沖縄への持込を阻止し続けています。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-17887-storytopic-1.html
http://ryukyushimpo.jp/pdf/20061009m.pdf

パトリオット3配備について、日本政府・米国政府による、沖縄市や嘉手納町をはじ
めとする関連市町村首長に対する説明はなんらなされることがありませんでした。ま
た、東門美津子沖縄市長が10月3日、抗議のため那覇のアメリカ総領事ケビン・メア氏
をたずねた際、メア総領事は、「(搬送は)騒音もないのに、なぜこのように騒ぐの
か理解できない」との趣旨の発言をし、また、「(PAC3は)文化財や自然環境に
は一切影響がない」との持論を示し、搬送について、戦闘機のような騒音がないこと
を強調、「日米両政府間で(配備は)決まっていたことで、県民は分かっていたはず
だ。知らない人がいることは不思議だ」と反論。「外からのミサイルの脅威がある中
で日本の防衛のためにやらなければならない」と返答していま
す。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610031300_03.html

また、沖縄の31市町村首長が今回のパトリオット3配備に反対を表明しています。

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200610071300_03.html

地対空迎撃ミサイル・パトリオット3の嘉手納基地への配備は、沖縄の「軍事要塞
化」をさらに進めるものです。

数多くの人たちがすでに何十時間も座り込みを続けています。私たちができること、
抗議をしてください。

在日本アメリカ大使館(東京・日本語可)
03-3224-5000(代表)
ファックス03-3505-1862

日本・外務省
03-3580-3311(代表)

内閣官房内閣総務官室
03-5253-2111(代表)

防衛庁
03-5366-3111(代表)

那覇防衛施設局
Fax: 098-866-3375

那覇アメリカ総領事(日本語可)

TEL:098-876-4211
FAX:098-876-4243

最後に、座り込みの現場からの声を貼り付けます。

パトリオットは沖縄を守る、日米安保の目的に合っている、
という誤解があります。それは日本用の説明であって、本当は
米国の覇権を強くするために米軍基地が世界中にあって、
覇権と米軍基地を守るために迎撃ミサイルのパトリオット
が配備されているのです。

強いものの味方をするかに見えて、米軍基地は実は世界中で
弱いものの攻撃の出撃(イラクの民衆しかり、ベトナム戦争での
ベトナム民衆しかり)拠点だし、米軍基地の存在そのもの、軍事
訓練や、兵器や装備が現地住民(沖縄の場合など)の脅威です。

この道は確実に戦争へ繋がっています。今動かねば、憲法改正
反対などと後で言っても手遅れではないかと思います。


(日米安保、米軍再編で、自衛隊が米軍に協力をすることは)
強いものの味方をするかに見えて、ーーー実は攻撃の出撃拠点だし、
住民の脅威です。

これは自衛隊でも同じこと。自衛隊などの軍隊は、「外からの敵から
自国民を守る」のが役目だと誤解している方が多いですが、
これは自国民用の説明です。

殆どの国の軍隊は、本当は自国の現政府を自国民(の反乱)から
守る、良い(?)言葉で言えば治安維持のための武力です。沖縄の
施政権が日本に返還されるとき、その前に自衛隊が上陸しました。

日米安保が日本を(沖縄を)守るためなら、わざわざ自衛隊が沖縄に
上陸する必要はない筈です。自国の軍隊が民衆を守らなかった
第二次大戦での沖縄戦の記憶から、沖縄の人々は自衛隊の
駐留には反対したし、自衛隊の基地強化や米軍との基地の共用にも
強く反対しています。

 

 

現在、うるま市で続いているパトリオット3阻止行動の映像は以下で確認できます。

琉球朝日放送
http://www.qab.co.jp/01nw/index.html
**********************

木村(雅夫)です。

21時のNHKニュース(BS)でも報道していました。
今日は阻止できたようです。
「反対する市民団体」に加勢しましょう。
以下はNHKウェブから。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/10/09/d20061009000156.html
(転載不可)
沖縄 PAC3を陸揚げできず
敵の弾道ミサイルを迎撃する最新型のパトリオットミサイル「PAC3」は、在日アメリカ軍再編の最終報告に基づいて沖縄県の嘉手納基地に配備される計画で、ミサイルを運用する装置などはすでに運び込まれています。こうした中、ミサイル本体24基などを積んだ輸送船が9日午前8時、沖縄県うるま市のアメリカ軍施設「天願桟橋」に到着しました。アメリカ軍は、ミサイルを桟橋に陸揚げしたあと、近くの嘉手納弾薬庫へ運び込む予定でしたが、施設の入り口で、配備に反対する市民団体のメンバー150人余りが8日夜から座り込んでいるため、夕方になっても陸揚げ作業ができない状態が続いています。市民団体では、9日夜も引き続き座り込みを行うことにしており、陸揚げ作業が始まる見通しはたっていません。PAC3の配備をめぐっては、朝鮮半島情勢をにらんで、安全保障の観点から抑止力につながるとして前向きな声がある一方で、沖縄県は、基地負担の軽減を求める地元の理解が得られないとして配備に反対する考えを示しています。

 



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