駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

営業マンを退化させたレインズ

2019年04月16日 | 不動産業界

令和が国書由来だと胸を張っていた安部総理

膨大な中国の文献を調べてそう言ってるのか?

って思っていたらどうやら案の定

この言葉は中国由来

そんな記事が出ていましたね。

しかしお粗末ですよね。

有識者がたくさん集まったのに・・

まぁしかし漢字自体が中国から伝わった訳ですから

それを使ってるのに日本独自の言葉から取ったと言っても無理がありますよね。

これまで延々と中国の文献から元号は取った訳ですから

何も今更日本を強調しなくても良いのに

ってのが私の考えです。

この位にしましょうね。

せっかく新しい元号なのいつまでもネチネチとケチをつけるのもどうかと思います。

私の器の小ささを晒すような物です。

私が今日言いたいのは

言い切る事はなるべくしない方が良いって事です

特に不動産の世界では

自分が自信を持ってお客様に語った事が

後になって間違っていて責任問題になる

こんな事はたくさんあります。

ですから

質問されても

なるべくはその場で言い切らないで

後で調べて報告する

これを習慣づけるべきです。

私の経験上

我々はプロだからお客様に知らないと言うのは恥ずかしい

そんな思いが強いと

信用を失う事が多いです。

逆に

知っていても再度確認する

この姿勢がお客様の信頼を得るのです。

それと

経営者としては

プライドが高く言い切る癖がある社員は爆弾みたいなものですよね

危なっかしくて仕方がありません。

かつては当社にもそんな社員がいて

私が責任をとった事もありますので

このタイプの人間は他社の社員であっても気になって仕方がありません

そんな目で見ると

この業界はそんな人間がウジャウジャいます。

最近も社員が契約予定の物件をキェンセルしましたが

元付け業者が

自分の間違いを謝るでもなく

居直っていたそうです。

これでは先が思いやられますから

契約を止めた訳です。

こんな話はたくさんありますが

売主からすれば

頼んだ業者が間違ってしまって

契約の機会を逸した訳で

大損害ですよね。

私たち不動産屋は

契約の時に

物件の瑕疵について徹底的に調べますが

実際の取引は

仲介業者の瑕疵

そんな事も多いのです。

この不動産屋の瑕疵

私はいつも思いますが

一番被害をもたらすのは

不作為の瑕疵です

突っ込まないで下さいね

法律用語っぽいですが私の創作です。

つまり

せっかく頼んだのに

大した営業活動をしない

そんな業者の事です。

レインズに登録して

あとは業者からの問い合わせと待つだけ

とか

知合いの買取業者にだけ入れて

その言い値で売らせるとか

つまり

販売の努力をしないのです

これでは

顧客の利益を最大限守る事はできません。

当社の物件に関して言えば

専任媒介を受けるとレインズに登録しますが

これで売れる事はほとんどありません。

自ら

顧客を掘り起こして契約になる

このケースが大半です。

レインズに登録するだけでは

時には

魚の居ない海に

いつまでも釣り糸を垂らしてる

そんな感じになってしまいます。

魚がいなければ

他の場所に釣り糸を垂らす

せめてその意識がなければ

とても顧客の期待に応える事はできないのです。

私は

いつもそんな話をして

社員を鍛え上げてきました。

元々昔はレインズがありませんでしたから

図面を持って近隣を回ったり

地元の業者にお願いして売却したのです。

ところがレインズが出来てから

不動産屋はすっかりダラけてしまいました。

私自身はレインズで営業マンが退化した

そんな印象を持っています。

 

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