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目標達成が不幸の入り口なんてよくある話です

2013年03月28日 | 世間一般
今朝 
 
30年後の日本はもう今の体制では成り立たない 
 
なんて番組をやってましたね 
 
このまま少子高齢化が進んで 
 
働き手が日本の経済を支えるだけの生産活動ができない 
 
そんな話でした。 
 
私がすぐに感じたのは 
 
相変わらずの役人が出したデータを 
 
そのまま報道して 
 
危機感をあおるマスコミの視野の狭さです。 
 
少子高齢化は問題になってますが 
 
私はこの話を耳にするたびに違和感があります。 
 
理由は 
 
この少子高齢化社会 
 
どうしてそうなったかと言うと 
 
まさに私達日本がそれを目指して 
 
そしてその目標に到達した結果なんです。 
 
つまり 
 
目標を達成したら大問題 
 
愚かな話です。 
 
まあそう言っても私の話してる意味が分からない人も多いと思いますから 
 
詳しく説明すると 
 
この少子高齢化の一番の理由は 
 
医療の進歩と経済の発展です。 
 
医療が進歩してお年寄りが死ななくなり 
 
経済が発展したために 
 
国の社会保証が充実し 
 
老後を子供に頼らずに済む社会を作り上げた訳です。 
 
将来の生活を子供に託す時代がつい最近まで続いていましたので 
 
皆、積極的に子供を育てた訳です。 
 
ところが今は子供は老後の支えにはなりません 
 
そうなると 
 
無理してたくさんの子供を育てる必要がない訳です。 
 
しかも医療が進歩して長生きしますから 
 
当然お年寄りは増え続けます。 
 
この話 
 
経済発展と医療の進歩の行き着く先で 
 
簡単に予測できたのに 
 
なぜ今更大騒ぎするのか 
 
私は違和感を感じる訳です。 
 
 
国ですらこんな感じですから 
 
企業や個人レベルでは 
 
そんな話だらけですよね 
 
つまり 
 
目標に向かって一生懸命走っていたら 
 
その目標を達成した途端 
 
実はそれ自体が災難だった 
 
なんて話です。 
 
私達の地元のサッカーチームが長い間Jリーグを目指して頑張りました 
 
で 
 
去年めでたくJリーグに昇格したら 
 
それまで頑張ってきた選手の何人かは解雇されたそうです。 
 
つまりJリーグ昇格の目標を達成したら 
 
選手によってはそれが災難だった訳です。 
 
私達の接する家主の中には 
 
一生懸命頑張って資産を築く方がいます。 
 
で 
 
その結果どうなるか? 
 
親が蓄財してるのを見て育つ子供は 
 
その財産が障害になり 
 
頑張る心が失せてしまいます。 
 
つまり 
 
無理して頑張らなくても生活は保障されてる訳ですから 
 
親に縁を切られない程度の頑張りで良い訳です。 
 
で 
 
仕事は安月給の楽な会社に入り 
 
タラタラと生きて親の死を待つ訳です。 
 
で 
 
親が弱ってきたら 
 
とっとと施設に放り込み 
 
兄弟で財産争いを始めます。 
 
最後は 
 
弁護士まで入り兄弟絶縁 
 
親の葬式では 
 
お互い目も合わせない 
 
そんなシーンとなります。 
 
 
親は子供のためになると思い 
 
一生懸命働いて財産を残したのに 
 
結果は 
 
自分は粗末に扱われ 
 
子供は財産争いで絶縁 
 
腐るほど見てきました。 
 
そんな訳で 
 
今一生懸命に蓄財に励んでる皆さん 
 
たまには 
 
その目標が達成できた後を 
 
想像して 
 
最後に落胆する事のないよう 
 
気をつけましょう、 
 
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