窪田恭史のリサイクルライフ

古着を扱う横浜の襤褸(ぼろ)屋さんのブログ。日記、繊維リサイクルの歴史、ウエスものがたり、リサイクル軍手、趣味の話など。

第57回YMSを開催しました

2015年04月13日 | YMS情報


  4月8日、mass×mass関内フューチャーセンターにて、第57回YMS(ヨコハマ・マネージャーズ・セミナー)を開催しました。

  今回は、YMS理事の方からのセミナー・レポートになります。

【以下本文】

  今回のテーマは、YMS理事の一人でもある窪田恭史講師による、「筆跡でわかるあなたの心理~採用にも使える、筆跡心理学入門」でした。

  昨年のYMS50回開催記念時に、プレセミナー的なかたちで窪田さんにご紹介していただいた筆跡心理学を、今度は具体的な実践も交えて90分しっかりと学ぶことができました。

  すでに、3年前に、わたくし自身の筆跡をサンプル提供させていただき、ずばりとわたくしの特性、特徴を窪田さんが診断してくださっていたので、すでに筆跡心理学の有効性に疑いの余地はなかったのですが、今回は「採用活動にも使える」という切り口だったので、以前より楽しみにしていた講座でした。



  筆跡心理学とは、筆跡から書き手の性格や深層心理を解明する学問のことで、欧州では100年以上の歴史があり、フランスでは国家資格があるほど認知された学問であるとのこと。「筆跡は、雄弁なボディランゲージ」といわれるほど、その人の性格や特性を表すものだそうです。英語であろうと、フランス語であろうと、漢字であろうと、診断できるし、両手を失った人が口でペンを加えて書いた文字でもその人の特性を表す筆跡の特徴は変わらなかったというお話は大変興味深かったです。

  実際に残る歴史上の偉人の筆跡から見る彼のキャラクターの話や、窪田さんが、実際に台湾人の筆跡を数名診断して、同じ漢字圏の人であれば異国の人の性格も日本人と同じように診断できることが検証できたというお話も面白かったです。

  実際に、この筆跡診断をどう採用活動に活かしうるのかについてですが、ポイントは、①履歴書は自筆のものを提出してもらう。②事前に筆跡診断をして、おおよその性格・特徴をつかんでおく。③別の人が面接を行い、その印象と診断結果を付け合わせて、採用可否を判断するという手順が考えられるということ。

  確かに、面談者と筆跡診断を行った人が同一ですと、見た目の印象や、筆跡診断結果の先入観が入ってしまいそうなので、その方法が有効におもえました。弊社でも多少そういった勉強をしておけば、採用時の面接だけでは汲み取れない応募者の特徴を伺い知ることができそうだなあ、と思えました。



  本当にしっかりとこの筆跡心理学を習得しようとすると、窪田さんのように先生について長く学びをおこないながら、実践も多く積まないといけなくなりますが、簡単に重要なポイントをつかむ筆跡診断があるということで、ケーススタディーで教えてもらいました。

  紙にある意味のない文字の羅列を書きます。そこには様々なバリエーションのある文字があるので、その特徴のある部位の筆跡からその人の特徴を以下の点を診断することができるそうです。

  参加者の皆さんも楽しそうに自分の筆跡をみながら、感想を口々に述べておられました。



  さらに、実際の暑中見舞いのはがきの筆跡をみて、その人の職業や性格をみなで考察するなど、実際に少し知識をいれて実践してみると、簡単なようで難しく、難しいようで不思議と身近に感じるこの学問の深さを伺い知ることができました。

  ちょっと習得したら、自社の採用活動に活用できるだけでなく、飲み屋のママにモテたり(!?)、悩んでいる友人にちょっとしたアドバイスをしてあげることができるかもしれません。(笑)

  私もさっそく会社のスタッフにやってみようとおもっています。



  学んだあとのお酒は、言うまでもなく格別に美味しく、懇親会はいつものごとく、大変盛り上がったそうな・・・・。(笑)

【本文終】


次回は5月13日(水)開催の予定です。

過去のYMS活動レポートはこちら

繻るに衣袽あり、ぼろ屋の窪田でした
コメント
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