ヌルデの葉。ウルシ科ウルシ属。
ウルシ属の葉、ツタウルシが3出複葉でそれ以外は奇数羽状複葉。ヌルデの場合は葉軸に明瞭な翼がつく。小葉には柄蛾なく、葉軸の翼は小葉の付け根で一旦途切れる。
ヌルデの雄花序。
ウルシ属は雌雄異株。
円錐花序に多数の花をつける。花弁は5個で雄しべは花から突き出る。
雄花の花弁はこの後反り返るが、花粉を出し終えたサインとも考えられる。
ヌルデの雌花序。
花弁は5個で、退化した雄しべが5個と雌しべが1個、柱頭は3裂する。
雄花の花弁が反り返るのに対して雌花の花弁は受粉後も何故か反り返らない。
花期は遅く8月。