今年の札幌の根雪ゼロは3月26日で、平年より8日早いといわれるが感覚的には3週間ほど春が早いと感じられる。
アカバナマンサクが満開。マンサク科マンサク属。
マンサクの開花は10日ほど前で現在満開。
庭園樹ながら札幌で一番早い開花と言っていい。ケヤマハンノキなども早いが、花らしい花としてはやはりマンサクが挙げられる。
赤い縮れたテープ状のものが花弁で、普通のマンサクでは黄色。
エゾニワトコの芽吹き。スイカズラ科ニワトコ属。
エゾニワトコは札幌周辺の自生樹木で最も早く芽吹くものの一つと言われる
札幌周辺で早く芽吹く樹木、バッコヤナギ(ヤマネコヤナギ)やケヤマハンノキ、キタコブシなど花芽が芽吹くが、エゾニワトコの場合、葉芽・混芽が他に先駆けて芽吹く。
フクジュソウの開花。キンポウゲ科フクジュソウ属。
木本の場合は気温上昇がそのまま芽吹きにつながるが、草本の場合は雪融けが重要なポイントとなる。
フクジュソウは雪融け後真っ先に開花するものの代表。
花弁をパラボラアンテナ状にして太陽光を集めて中心部の温度を上げて昆虫を誘う。今年のような雪融けの早いときに
上手くいくかどうか。