オオバボダイジュとシナノキの違いを改めて整理しておく。
オオバボダイジュとシナノキの冬芽。シナノキ科シナノキ属。
左:オオバボダイジュ 右:シナノキ
芽鱗が2枚で内側の方が大きい点、冬芽が2列互生について1年生枝がジグザグになる点などは共通。
冬芽はシナノキの方が小さく、丸みが強い。1年生枝はシナノキでは赤みを帯びることが多く、オオバボダイジュでは星状毛の密生で白くなる。
オオバボダイジュとシナノキの冬芽。シナノキ科シナノキ属。
左:オオバボダイジュ 右:シナノキ
芽鱗が2枚で内側の方が大きい点、冬芽が2列互生について1年生枝がジグザグになる点などは共通。
冬芽はシナノキの方が小さく、丸みが強い。1年生枝はシナノキでは赤みを帯びることが多く、オオバボダイジュでは星状毛の密生で白くなる。
オオバボダイジュとシナノキの果実。
左:オオバボダイジュ 右:シナノキ
総苞葉(へら形)の中央から果穂が出て見える点は両者共通。果穂柄はオオバボダイジュは短く(2~6mm)、シナノキは長い(15~20mm)。
果実は球形でオオバボダイジュ(径:10mmほど)の方が若干大きく、5個の稜(隆起線)がつく。