「井伊影男の植物観察」も昨年10年を超えた。昨日(4月6日)時点で開設から4017日、その間のアップ回数が3858回、アップ率が0、9604、内容はともかく、アップ率においては我ながらよく頑張ったと思う。以前は北海道のあっちこっちに赴き、写真を撮り、ブログの方も自然情報的なものも結構あった。
年を重ね、歳をとり最近はフィールドワークがめっきり減った。ブログの方も自然情報的な形ではもたなくなっている。
新しい写真が撮れていないから、これまでに撮り貯めた写真の整理にかかる。自分の植物観察にかんする知識の整理もかねて、3年程前から「北海道の花」シリーズで草本の紹介をしてきた。自分なりの「観察図鑑」をつくるつもりで、写真と知識の整理をしてきた。科・属ごとに整理を進める。知識を整理するといっても、あやふやな知識だからアップする前に図鑑や参考書でいろいろチェックした。そうすることで自分自身の勉強になるからだ。アマチュアだから不十分なところもあるが、アマチュアだからこそ言えるようなことも言ってきたつもり。
もっと早く今の心境になれていたら、北海道各地で撮ってきた写真も、もっともっとポイントを押さえたいい写真が撮れたはずだが、アマチュアの悲しさで撮り貯めた写真には不満も少なくないし、撮ることの出来た種も限られている。
「北海道の花シリーズ」は私が写真を撮ることの出来た範囲での観察図鑑である。3年続けてきて、草本ではもう紹介すべきものは残っていない。
それで、次は木本の紹介で、「北海道の樹木ウォッチング」ということにする。期待が大き過ぎればがっかりするから、程々の期待で見守って頂けたらと思う。