井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

あやめケ原の花クシロハナシノブなど

2014年08月04日 | 日記


クシロハナシノブ。ハナシノブ科ハナシノブ属。
まばらな散房状花序に青紫色の美しい花をつける。羽状に全裂する葉が特徴的。
日本のハナシノブ属はハナシノブとエゾノハナシノブの2種とされ、「エゾノ」の変種にカラフトハナシノブがある。
そのカラフトハナシノブを更に細分化することがあり、その一つがクシロハナシノブである。それらを見分けるのは中々難しい。



キリンソウ。ベンケイソウ科マンネングサ属。
茎頂に3出の集散花序をだし、花弁5個の黄色い花を多数つける。
「麒麟草」と伝説の霊獣にちなんだ名前とする説もあるが、花を輪生状につけるところから「黄輪草」と名付けられたという説もある。
アキノキリンソウの名前はこのキリンソウに由来する。



あやめケ原の馬と鹿。
あやめケ原には馬が放牧されており、そこに野生のエゾシカが侵入してくる。文字通り「馬鹿」である。
バカというのはサンスクリット語で「無知」のことで、「馬鹿」はそのバカに対する当て字であるという。
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