井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

釧路湿原の花9エゾシオガマなど

2014年08月17日 | 日記


シオガマギクとエゾシオガマ。ゴマノハグサ科シオガマギク属。
左:シオガマギク  右:エゾシオガマ
近縁のヨツバシオガマは普通葉を4枚輪生させるが、シオガマギクやエゾシオガマの葉は互生となる。



エゾシオガマ。ゴマノハグサ科シオガマギク属。
葉は三角状被針形で2重の鋸歯縁となる。
上部の葉腋に花をつけ、花の色は白。花のつくりはシオガマギク同様分かりにくい。



クサフジ。マメ科ソラマメ属。
仲間のヒロハクサフジは海岸の砂地に限られるが、クサフジは海岸から山地の草原まで広く分布する。
偶数羽状複葉で葉軸の先端は巻きひげになって他のものに絡みつく。
小葉の幅は狭く、側脈は主脈に対して鋭角になる。海辺に生えるヒロハクサフジの場合は側脈と主脈の角度が鈍角となる。
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