「友と語らん、鈴懸けの径・・」というあの灰田勝彦の歌った歌や、鈴木章二とリズムエースの「鈴懸の径」をご存知の人には、未だに現役という方は少ないでしょう。
モミジバスズカケノキの樹皮です。スズカケノキ科スズカケノキ属。
モミジバスズカケノキといってもピンと来ない人の方が多く、プラタナスと言った方が通りがいいでしょう。
葉や花のことは知らなくても、大きな樹でマダラに剥げ落ちた樹皮の樹というので、プラタナスと分かる人が多いといいます。
「日本の樹木」(辻井達一)でも、「世界で最も多く街路樹として使われている。」と書かれています。
ちなみに札幌市では、2009年現在、街路樹の第5位です。
モミジバスズカケノキの花です。
赤く見えているのは雌花の柱頭です。この球形の雌花がそのまま球形の果実になっていきます。
長い毛の密生した「そう果」が放射状に集まって、球形の集合果を作っています。
日本で見られるスズカケノキの仲間は3種で、「スズカケノキ」と「アメリカスズカケノキ」と、その2種の雑種である「モミジバスズカケノキ」です。集合果の数は、「アメリカ」が1個、「スズカケ」は3個以上、そして「モミジバ」は普通2個です。
モミジバスズカケノキの葉です。
「スズカケ」は切れ込みが大きく、「アメリカ」は切れ込みが少なく、「モミジバ」はその中間です。カナダの国旗にもなっているサトウカエデの葉に似ているので、「モミジバ」になりました。
葉柄の中間部に膨らんだ部分があります。実際には、膨らみの上の部分が本当の葉柄で、膨らみの下は茎です。
膨らんだ部分は葉柄が冬芽を包んでいて、これを「葉柄内芽」(ようへいないが)といいます。
モミジバスズカケノキの樹皮です。スズカケノキ科スズカケノキ属。
モミジバスズカケノキといってもピンと来ない人の方が多く、プラタナスと言った方が通りがいいでしょう。
葉や花のことは知らなくても、大きな樹でマダラに剥げ落ちた樹皮の樹というので、プラタナスと分かる人が多いといいます。
「日本の樹木」(辻井達一)でも、「世界で最も多く街路樹として使われている。」と書かれています。
ちなみに札幌市では、2009年現在、街路樹の第5位です。
モミジバスズカケノキの花です。
赤く見えているのは雌花の柱頭です。この球形の雌花がそのまま球形の果実になっていきます。
長い毛の密生した「そう果」が放射状に集まって、球形の集合果を作っています。
日本で見られるスズカケノキの仲間は3種で、「スズカケノキ」と「アメリカスズカケノキ」と、その2種の雑種である「モミジバスズカケノキ」です。集合果の数は、「アメリカ」が1個、「スズカケ」は3個以上、そして「モミジバ」は普通2個です。
モミジバスズカケノキの葉です。
「スズカケ」は切れ込みが大きく、「アメリカ」は切れ込みが少なく、「モミジバ」はその中間です。カナダの国旗にもなっているサトウカエデの葉に似ているので、「モミジバ」になりました。
葉柄の中間部に膨らんだ部分があります。実際には、膨らみの上の部分が本当の葉柄で、膨らみの下は茎です。
膨らんだ部分は葉柄が冬芽を包んでいて、これを「葉柄内芽」(ようへいないが)といいます。