![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/ba/528e31989b890e5fa2141f7e8c542ba2.jpg)
ツルシキミ。ミカン科ミヤマシキミ属。
シキミはシキミ科の花で、仏前の供える仏花として知られる。「梻」とか「樒」と書く。
ツルシキミはミカン科の花だが、葉がシキミに似ていて、茎が地を這うところから「つるシキミ」と呼ばれる。茎が地を這うのは多雪地域に適応するため。
雌雄異株で写真の花は雌花、柱頭は平たく、雄しべは退化している。果実は赤く熟すが有毒、誤食すると嘔吐や手足のしびれがでる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/88/f9a3ed7c23fd7dfa9eb2f9eebe23000e.jpg)
コヨウラクツツジ。ツツジ科ヨウラクツツジ属。
ツツジ科の落葉低木。葉は互生だが枝先にまとまってつき、輪生状となる。軟毛が多い。
花は少しゆがんだ壷形で、長い柄でぶら下がる。
「ヨウラク」は仏像の首飾りで形が似ているとされる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/ef/924bde7eb067825a3f2973fd41505afe.jpg)
ウスノキ。ツツジ科スノキ属。
属名の「スノキ」は「酢の木」で、葉に酸味があるから。ただし、スノキ属すべてが同じように酸っぱいとは限らない。
「ウスノキ」は「ウ酢の木」」ではなく「臼の木」、果実の先端が凹んで臼のように見えるところからの命名。ウスノキの萼筒には稜がある。