井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

釧路湿原の花2ヤナギトラノオ

2014年08月10日 | 日記


ヤナギトラノオの果実。サクラソウ科オカトラノオ属。
寒冷地の湿地に生える多年草。
果実は球形の果、花柱は残っている。



ヤナギトラノオ。
同じ釧路湿原の1か月ほど早い時期の姿。
葉は対生し葉柄はない。その葉腋から総状花序を伸ばす。ヤナギの葉に似ているので「柳虎の尾」と呼ばれる。属名になっているオカトラノオの花は長く伸びる総状花序で「虎の尾」らしいが、ヤナギトラノオの場合は寸詰まりで虎の尾らしくない。



ヤナギトラノオの花。
ヤナギトラノオの花弁は黄色で深く6裂している。6個の黄色い雄しべが花冠から突き出しているのが目立つ。
コメント
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