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ミズタマソウの群落。アカバナ科ミズタマソウ属。
アカバナ科の花、ヤナギランやマツヨイグサの仲間は花も大きく目立つ。これに対してミズタマソウの仲間は花も小さくあまり目立たない。
よく似た「ウシタキソウ」とは葉の基部が心形になる(ウシタキソウ)かどいうかで見分ける。
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ミズタマソウの花。
萼片2、花弁2、雄しべ2本で2数性の花。花弁の先は2裂する。
近縁のタニタデは花弁の先が3裂するところで見分ける。
子房にはカギ形の毛が密生して、これが果実になった時「ひっつき虫」のフックとなる。
ミズタマソウの花柄は無毛、近縁のヤマタニタデの花柄には腺毛が密生する。
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アカバナ。アカバナ科アカバナ属。
ミズタマソウ属は2数性だが、アカバナ属は4数性。花弁4は先が浅く2裂する。
雄しべは8本で雌しべの周りにで2列に並ぶ。
柱頭は棍棒状、子房は下位で一見花柄に見えるが花後に長い果になる。
和名の由来は花期に下の葉が紅葉するところからだという。