旅人

旅大好き 人生は旅よ
あと 何回行けるかな~

兼高かおる 世界の旅

2016-03-09 | 私の本棚


【兼高かおる 世界の旅 】 番組は、昭和34年(1959年)12月から、当時はラジオ東京(現 TBSテレビ)で始まりました。
始まりはまだモノクロの時代でした。
私はこの番組のファンでした。見たことも、聞いたこともない 自然の風景、建物、人間、風俗、食べ物、言語
に魅了され、テレビの前で 釘付けになっていたのを昨日の事のように思い出しました。

当時はまだ、為替レートは1ドル=360円
海外持ち出し制限があり、1日=17ドル(約6000円)の時代でした。大卒公務員の初任給が10000円の時代です。今の様に誰もが気楽に行ける時代ではありませんでしたから、尚更の事です。

私もこんな旅をしてみたいなぁ~と、強く重いながら、毎回 見ていました。

それから番組は、31年(1990年)続きました。取材国は150ヵ国、1年の半分は海外取材に。
かおるさん62歳でした。
今もお元気に仕事を為さっていらっしゃいますが、まだまだ、行きたい所が有り、旅を続けたいそうです。
このお元気さ、褪せない好奇心に尊敬を覚えます。

私も兼高かおるさんに近づける様、後 何回行けるか判りませんが、頑張りたいと思います。

エール !

2016-03-07 | 映画
フランス映画祭 2015観客賞 〈最高賞〉受賞 ‼︎ 作品
他にも 2015 セザール賞、リュミエール賞〔新人、主演賞共に〕三賞受賞。


耳の聞こえない家族4人の中、唯一聴こえる長女が居て両親、弟の耳となって明るく暮らしています。
障害を個性と言い、美しく陽気な母、熱血漢の父、おませな弟。
歌の才能を認められ、パリ留学を薦められる長女は家族を思い悩み、迷う。

折しも父が市長に立候補。テンヤワンヤの中、それぞれが思いやり、方法を見つけ家族の結束を更に深めていく。
美しいフランスの田舎風景、俳優たちの手話も見事で、見惚れてしまいました。

字幕でしたので耳の遠くなった私には助かりました。

娘が語る 詩人・吉野弘

2016-03-06 | 趣味






詩人 吉野弘さんの御長女 久保田菜々子さんの講演に出掛けました。

戦中に、青春時代であった 吉野さんは 敗戦のお陰で入営を危うく免れた。が、その後に患った結核で療養生活に。厳しい時代を生きたから、生あるものに優しい眼差しを注ぎ詠ったのだな~!

私の好きな詩
・・・・ お父さんが お前にあげたいものは
健康と 自分を愛する心だ。

ひとが ひとでなくなるのは 自分を愛することをやめるときだ。

自分を愛することをやめるとき ひとは 他人を愛することをやめ 世界を見失ってしまう。

自分があるとき 他人があり 世界がある。

・・・・・(奈々子に より)


心のふるさと

2016-03-05 | 生活
懐かしい~! 北品川の商店街。


この写真は1969年。もう大分物が出回っていたのね。

戦中 戦後、この近くで過ごしました。
人情厚く、お節介なおじさんおばさんに何時も囲まれていました。
食べるものも、着る物も無かったけれど、潮風の漂う 暖かな街でした。

憲法9条は、大切にされていたし、原発は無かったし、余程心は豊かでした。