旅人

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あと 何回行けるかな~

鎮魂

2015-12-04 | 私の本棚
キューバからお土産に持ち帰った風邪もやっと治り、心も体もホッとしています。
友人からこんな本が送られてきました。

「鎮魂」科田玲子 著 〈しなた れいこ。81歳〉


作者は、私と同年代の方。縦軸に家族の歴史を追いながら、横軸にその時々の歴史を語る、まるで一冊の昭和史になっておりました。
母 静 の手記を紐解きながら、娘 昭子の 想いを重ねて書いています。その時々の世相は、私も経験した 共通の空気を感じ、追体験しながら 読み進めてしまいました。

友人曰く 【その時代を生きた人達だけが理解出来るような本なので、見向きもされないかも!又 果たして書店で扱ってもらえるか?】等々、心配する文書も同梱されておりました。
私は強く思いました。戦争を知らない人達にこそこの本を読んで欲しいと!

その時々の市井の人達の生活、感情も細やかに描かれ、政治的な事象も、改めて納得してしまう様に丹念に調べ上げ、記されております。

12月1日初売の由、是非店頭に並び、多くの人に読んで欲しいな~~

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3 コメント

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感想ありがとうございます (科田玲子)
2015-12-04 19:39:59
「鎮魂」を書いた科田でございます。明治大正昭和の同世代を生きてきた女性として共感をもってお読みいただけましたことに感謝申し上げます。ブログの記事を発見した時の喜びは言葉に尽くせません。
同世代の人たちだけではなく、世代を超えて多くの人たちに読んでいただけるよう頑張ります。
万軍にまさる励ましのお言葉を得たことにお礼申し上げます。
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初めまして! (皐月)
2015-12-04 20:24:13
こちらこそ 勝手にブログ記事にしてしまったことお許しくださいね。
みなさまに 是非読んで頂きたいの思い での事でした。
大変な時代をお互いによく生きてきたと思います。
2度とこんな惨めな時代が来ませんように願うばかりです。
なのに また最近、戦前に似た世相が見え隠れする様になり、私の心は神経質になっています。
同方向に行きがちな日本人ですから尚更心配です。その為にも、記録に残しこれからの人達の思考の助けになればいいですね。
これからも、お元気で、貴女のお気持ちを発信し続けてくださいね。
こちらこそ 有難うございました。
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同感です (科田)
2015-12-04 21:13:03
今自分にできることは何か、と考えるとき、戦争と戦後をどのように生きてきたかを伝えることぐらいしか残されていないような気がします。あの時代に似た空気を感ずる昨今、これからも自分なりの仕方で問い続けていくつもりです。ありがとうございました。
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