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あと 何回行けるかな~

嵐が丘  Wuthering Height

2007-06-13 | 私の本棚
イギリスの作家、ブロンテ3姉妹の エミリー・ブロンテ作 (姉シャーリー・B 妹アン・B)
彼女は ヨークシア州で 牧師の家に4女の3番めとして生まれた。
50年以上も前に読んだので、覚えているのは、ヒースクリフと キャサリンの名前位です。
読み返したくなったのは、イギリスの作家で、ヨークシア州・ハワース生まれと いう事だけでした。
イギリス旅行で ハワースに有る、ブロンテ姉妹の家に、立ち寄ることになっているからです。
此処は嵐が丘の舞台でもあります。で 行く前に、読んで置きたかったのです。

今回 前と違って、物語の構成と 人物の個性が 良く分かり 面白く 一気に読みました。
リントン家・アーンショウ家の 2家族と、3世代にわたる愛憎を、
寄宿人と 家政婦に 語らせている構造でした。

夏に ヒースの花が咲くくらいで、あとは何も無い荒野と、風が ハワースの風土です。
愛 無く育ったヒースクリフ(孤児)の 復讐は、キャサリンとの不毛の愛が、彼を狂わせたのでした。
妻イザベラでさえ 狂人か・悪魔かと 思わせるほどでした。
復讐は狂って死ぬまで、続きます。不毛の ハワースの風土と 重なりました。
物語は 孤独と裏切りの、悲惨を語っています。

嵐が丘の舞台となったヒースの咲くハワースの丘は どんな所か、今からわくわくしています。

           

ヒースとは エリカの花のことです。ツツジ科 花言葉・・博愛、孤独、裏切り

姉 シャーリ・ーブロンテの ”ジェンエアー”・
妹 アン・ブロンテの ”アグネスグレイ”も読みたくなりました。



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2 コメント

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イギリス (Kyon2)
2007-06-14 14:39:39
嵐が丘ですか…。う~ん、名前を少しだけ記憶しているくらいですね。皐月さんのブログを読んでいたら、読まねばならない?雰囲気が漂ってきました。 
今度イギリスに行かれるのですか?いいなぁ。私はヨークまでは行ったことがあるのですが、ハワースはそれより北なのかな? また旅のレポートお待ちしてます。
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kyon2さん (皐月)
2007-06-14 20:47:25
7月末に出掛けます。愉しんできますね。携帯で送るつもりです。宜しくね。
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