ノルウエー 首都 オスロに 午後3時にやっと 着きました。
やはり人が多い。 陽射しも強い。今日は焼けるぞ~
ムンク美術館に 向う途中 市庁舎の前を通りました。
オスロで起こった惨事の 追悼会が 日曜日にあり 多くの人が集まりました。
そのとき手向けられた 沢山の花が 残されており 悲しみの深さが分かりました。
幼い時 母や姉妹を結核で亡くし 自分自身も虚弱であったせいか、
死に対する恐怖で 神経を病んだ 時代もありました。
(1863~1944) 81歳で亡くなりました。
有名な ”叫び” を描いたのは30歳の時。 赤く染まったフィヨルドの夕景・
黒い湾の水。 耳を塞いでいるのは 自然界から聞こえてくる 叫びを拒否している
様子です。 ムンクはこの叫びを聞いたとき 友人達と散策していました。
この場に来た時 彼はこの叫びを聞き 足が前に進まなくなったと記しています。
絵にも 心を病んでる妹や 姉の死を宣告され 嘆き悲しんでいる病室など
描き残しています。 生と死に対して 異常に 神経質であった様に見えます。
今日の日めくりカレンだ~ The secret of genius. 天才の秘密
たくさんのムンクに囲まれていかがでしたか?
ムンクの絵はどれも人物が入っていましたか?
非常にインパクトの強い作品でもあり、それに対する意見が、子供の中でさえ良く話題となりました。
私がムンク美術館でこの作品を見た数年後、叫びは他の作品と共に盗難にあっています。
無事戻ったそうですが、完全に修復できぬ損傷が残ったとのこと。
現地でこの叫びを見た時、以前の思いをすっかり消し去り、眺めたことを今も鮮烈に覚えています。
絵画の盗難と言えば、ロートレックのマルセル。これなどは、私が見た翌日、京都の美術館から消えました。気に入った作品でしたので、その絵の前で長く見入った、直後の出来事。
守衛の自殺や若い教師が知人に預けたまま何年も経過したこと。謎を残したまま、無事戻りましたが。
絵画自体、作者の多くの思いが込められています。その後作品がどのように扱われていくのか、作品を手にした人物の思惑などが次々と加わり、いろんな角度から眺めることができそうです。
美術館に戻るのか、大きく懸念された叫び。本来意図せぬ意味合いも、付け加えられたのではないでしょうか。
珍しいですよね。
人物? 言われて見てあらためて写真を見直しましたが、みな人物ありですね。
ムンクの絵の 特徴ですか?
”叫び”の絵は 複数あるそうですね。私知りませんでした。
この後で行った国立博物館にもありましたよ。
でもこのときは忙しい時間で、お昼も食べたのが15時でしたね・・・・。
懐かしい・・・。
こんなに狂ったのは初めての経験でした。