のり弁
2015-05-09 | 生活
幼い頃住んでいた品川は、まだ漁師町でした。
冬の荒れた日の早朝には、遭難した船や漁師が海辺に上がっているのを見たこともありました。
冬は、朝早くから海苔を叩く音で目を覚ましたこともありました。
まだ給食など無い時代です。学校へは 皆弁当持参でした。
私のお弁当は、何時ものり弁だった記憶があります。
中部に1枚、上に1枚と2枚入っていました。蓋を開けると 磯の香りが鼻をつき、醤油の染みた御飯が美味しかった!
海苔の香りは母を思い出します。
そうだ!今日は 月命日。のり弁を作り 母を偲ぼう。