旅人

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零式戦闘機

2013-08-11 | 私の本棚
今年の夏は 百田 尚樹著 [永遠の0] の小説にはじまり、[風立ちぬ] 宮崎駿作・監督 と

零戦に関する作品に触れることが出来ました。

それならば、あとは「堀越二郎の軌跡」展を見なければと思い、今日 藤岡歴史館に行って参りました。

これで三点セットの完結と 満足感に一人勝手に浸っています。

「永遠の0」は、ゼロ戦操縦者で散った祖父の軌跡を知りたいと、孫が 生き残った操縦士を訪ね回り

当時の祖父の事、一兵卒からみた、戦争の実態を聞きとり当時を知ることができました。

「風立ちぬ」 は、ゼロ戦を設計した堀越二郎とその友人達の苦労、時代背景を交えたアニメ映画でした。

今日行った藤岡歴史館には、藤岡生まれの 堀越二郎の遺品が、多く展示されていました。

彼の人生は、日本の航空史そのものである事がよくわかります。昭和2年 帝大工学部航空学科を卒後

三菱内燃機 名古屋航空製作所入社。昭和12年 零式艦上戦闘機、昭和16年 雷電、昭和17年 烈風、

と開発し 第二次世界大戦に大活躍したことは、小説、映画の通りです。

この展示会では、彼の 緻密で几帳面、納得する迄譲らない、等 性格が、随所に見られました。

ドイツと日本が、同盟を結んだことを危惧していたり、美しくなければ機能も劣るなど、も資料から

みて取れました。敗戦の月に、これらにご縁があって一層感銘が深まりました。