平成館を入り 2階に上ると 左右に2つずつ 4つの展示室があります。
左の手前の部屋に 特に注目を集めた ”清明上河図” は 展示されておりました。
張択端(ちょうたくたん)画 北宋時代 12世紀
縦25センチ横5メートル という 絵巻物のようです。
布地に線画のように 細かく往時の庶民の日常生活が
往時の街中と共に描かれておりました。
余りに 細かいので 壁には 拡大された部分図が 張り出されてもいました。
二階作りの石の門を抜けると 次第に 賑やかな街並みになり、 八卦見がいたり、
河を船で荷物を運ぶ人・駕籠を担ぐ人・牛馬を牽く人・料亭・酒場・・と
庶民の生活が、活き活きと忙しそうに描かれています。
この時代は 栄えた良い時代であったのが 窺えます。
この画は 国宝中でも 門外不出であったのを 「日中国交正常化40周年」
を記念して 日本に貸し出されました。 パンダでさえ高価な賃料、
200選の賃料はいかばかりかと ちらと頭を掠めました。下衆のかんぐりですみません。
今日の日めくりカレンダー The same to you. あなたもね。
Have a nice week end ! And the same to you.